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【2024年】軽の電気自動車(EV)おすすめランキング5選

この記事では、日本で高い人気を誇る軽の電気自動車(EV)おすすめ車種をランキング形式で紹介します。日本の電気自動車でホットな話題と言えば、今なら「軽EV」!今回は軽乗用車だけではなく、ホンダから2024年10月にN-VAN e:が発売され、注目を集めた軽商用車も含め、軽EVの人気車種を比較しましょう!

目次

  1. 軽の電気自動車に乗り換えるメリット
  2. 軽の電気自動車は安い!補助金を使うと200万円以内で購入できる
  3. 軽の電気自動車の選び方・比較ポイント
  4. 軽の電気自動車おすすめランキングTOP5
  5. 軽の電気自動車おすすめ車種の価格比較表
  6. 軽の電気自動車に乗り換えがおすすめの人

軽の電気自動車に乗り換えるメリット

軽の電気自動車に乗り換えるメリット

日本独自の規格で寸法や排気量がキチキチに抑えられる中、メーカー各社が知恵を絞って工夫を出してきただけあって、今や立派なファミリー向けファーストカーとしても通用する軽自動車ですが、軽EVになってまた一皮ムケてきました。



寸法の制約と発展途上なバッテリー技術の都合もあって、一充電走行距離こそ控えめで通勤などシティコミューター的や配送など走行距離の決まったな用途に限られますが、最高出力は軽ターボ車同等、最大トルクは2リッター自然吸気エンジン級、重いバッテリーは床下で低重心の走りは抜群!

高価な車両本体価格も今なら補助金でだいぶギャップを埋められますし、減税制度の終了後も税金は安いですから、乗り換えのデメリットより、メリットが際立ちます。

軽の電気自動車は安い!補助金を使うと200万円以内で購入できる

軽の電気自動車は安い!補助金を使うと200万円以内で購入できる

エンジン車では軽ターボなどコンパクトカーより高価ですが、これが電気自動車となれば話は別で、軽EVは高価と言っても登録車のEVよりは安い価格で、補助金を使えば200万円切りが見えてきます。

「日産 サクラ」「三菱 eKクロス EV」の車両価格は約250万円〜

軽EVの注目株といえばこちら、2022年6月にそろって発売された日産 サクラと三菱 eKクロスEVの2台で、発売と同時に国産EVでは初とも言えるヒットとなり、今や定番車種です。


2台とも日産と三菱による軽自動車合弁会社、NMKVで開発した軽トールワゴン、日産 デイズと三菱 eKクロスをベースに軽EV化したもので、2024年6月に値上げした後でもエントリーモデルが約250万円台からという低価格!

急速充電時の劣化を防ぐ冷却機能がついた容量20kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTCモード一充電走行距離180kmという実用には十分な性能が、現実的な価格で発売されたと話題になり、特に外装も専用デザインのサクラは人気が集中しています。

2024年10月発売!商用登録の「ホンダ N-VAN e」は車両価格が250万円台から

長らくサクラ/eKクロスEVの独占状態だった一般向け軽EVに、新たな風を巻き起こしたのが2024年10月10日にホンダから発売された、「N-VAN e:」です。


もともとは人気の軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」のプラットフォームを使い、ビルトインBピラー式の左側スライドドアで開口部を広げて積み下ろしを便利にしたり、運転席以外の全席を畳んだ広いフラットな荷室を可能とした、2018年発売の軽ボンネットバン。


もともと販売されていた軽商用1BOX車の「アクティバン」後継ではありますが、N-BOX以上に高いルーフは広大な荷室による使い勝手の良さから、レジャー向けなど個人用途でも人気のある車種でした。


そのN-VANを軽EV化、サクラ/eKクロスEVより大容量の29.6kWhバッテリーを搭載して、一充電走行距離は同じく180kmから245kmへ増加、充電の最大出力も普通充電なら6kW(サクラ/eKクロスEVは3kW)、急速充電なら50kW(同30kW)と、高性能!


ただしあくまで軽商用車、CHAdeMO急速充電ポートを標準装備し、4人乗りも可能なのは一般乗用グレード「FUN」(291万9,400円)のみですが、それでもサクラ/eKクロスEVの最上級グレードより安価で、運転支援システム「ホンダセンシング」標準装備です。

国や地方自治体のEV補助金を使うとどれくらい安くなる?

現実的な価格と性能で話題になったサクラとeKクロスEV、それにN-VAN e:ですが、やはりベース車に対し数十万円から百万円以上高い…とはいえ、エコカーへの買い替えを促進する国からの「CEV補助金」が差額をだいぶ埋めてくれます。


いずれも軽EVの補助金上限55万円を受けられるため、サクラのビジネスグレード「S」など補助金込み車両本体価格は200万円を切るとなれば、今やターボ車の上級グレードでは200万円超えが珍しくない軽自動車でも、決して高価な部類ではありません。


さらに!地方自治体ごとの補助金もあり、代表格の東京都は基本助成45万円にZEV普及特別支援制度でプラス10万、太陽光発電など定められた再生可能エネルギー電力を導入すればプラス15万の最大70万円補助が受けられます。


つまり東京都のユーザーなら最大125万円の補助で、サクラもeKクロスEVもエントリーモデルなら130万円前後、最上級グレードですら180万円台、N-VAN e: FUNも160万円台の車両価格で、なんとベース車より安くなるという、スゴイことになりました!


補助金の主体

補助金

補助金込み価格

国(CEV補助金)

55万円

東京都

基本助成

45万円

ZEV普及特別支援制度

10万円

再生エネルギー電力導入による助成

15万円

国と東京都の補助金合計

125万円

補助金を差し引いた最安価格

日産 サクラ S(253万6,600円)

128万6,600円

日産 サクラ G(308万2,200円)

183万2,200円

三菱 eKクロスEV G(256万8,500円)

131万8,500円

三菱 eKクロスEV P(313万1,700円)

188万1,700円

ホンダ N-VAN e: FUN(291万9,400円)

166万9,400円

それぞれのベース車における最安価格(参考)

日産 デイズ S(143万7,700円)

-

日産 デイズ ハイウェイスター Gターボ(183万8,100円)

-

三菱 eKクロス G(169万7,300円)

-

三菱 eKクロス T(191万7,300円)

-

ホンダ N-VAN FUN(176万4,400円)

-

【結論】軽EVはガソリン車の軽自動車より安く乗り換えられる

地方自治体の補助金は都道府県や市区町村単位でさまざまに存在し、東京都のようにかなり手厚い補助が受けられる自治体にお住まいであれば、国のCEV補助金に自治体の補助金をプラスすると、同クラスの軽自動車を購入するより安く乗り換えが可能です!


場合によっては自宅へ太陽光発電パネルを設置したら上乗せ…など条件つきの場合もありますし、お住まいの地域によってはCEV補助金以外がなかったり、申請殺到で今年度分が終わっていたケースもあるかと思いますが、以前よりだいぶ乗り換えやすくなりました。


車種グレード名(※1)

車両本体価格(※2)

日産 サクラ S(軽EV)

128万6,600円

日産 デイズ S(軽ガソリン車)

143万7,700円

eKクロスEV G(軽EV)

131万8,500円

eKクロス G(軽ガソリン車)

169万7,300円

ホンダ N-VAN e: FUN(軽EV)

166万9,400円

ホンダ N-VAN FUN(軽ガソリン車)

176万4,400円


※1:サクラとeKクロスEVは、それぞれエントリーモデル


※2:サクラとeKクロスEV、N-VAN e: FUNは国と東京都の補助金を最大限適用した金額

軽の電気自動車の選び方・比較ポイント

軽の電気自動車の選び方・比較ポイント

2024年春の段階では、通常の(等小型モビリティを含まない)軽EVはまだ少なく、軽乗用車だと2車種のみですが、今後の増加を見越して各車種の選び方や比較するポイントを紹介しましょう。

アナタは目立ちたい?さりげなく?デザインは大事!

世の電気自動車にはデザインの方向性が2種類ありまして、1つは「どうせならわかりやすく新しいデザインでアピールする」という革新派、もう1つは「電気自動車だからといって特別なデザインは不要、せいぜいアクセント程度」という保守派です。


どちらもまだ、「今まで乗ってた自動車に近いカタチで不安を感じさせない」という点では共通ですが、サクラならベース車のデイズと異なるデザインと、開口部の少なさでエンジンを積まない軽EVらしさをアピールし、EV専用の軽1BOXであるASF2.0も、「見たことがない車が走っている!」と注目させます。


しかしeKクロスEVやN-VAN e:、軽1BOXのミニキャブEVやクリッパーEVはパッと見で判別不能なほどベース車そのままで、あまりのさりげなさにすれ違ってもまず気づきません。


皆さんはどちらの方向性が好みですか?

だって、EVだけど実用車だもの〜使い勝手比較!

電気自動車にもスポーツカーはありますが、軽EVならスペースの都合や普及狙いで補助金込み価格とのバランスも必要で、実用性と走りを兼ね備え、重量もソコソコに抑えられる軽トールワゴンや軽クロスオーバーSUV、軽バンが当面、軽自動車の主流になりそうです。


ただし今後は軽スーパーハイトワゴンや軽クロスオーバーSUVがベースの軽EVが登場すると予想され、そうなるとスライドドアや車内スペースなど使い勝手、4WDの有無で勝負になりますが、どのメーカーがどんな車種をいち早く投入するでしょうか?


ホンダは軽商用EVのN-VAN eへレジャー用途にも向く「FUN」グレードを設定、次は乗用車のN-ONE e:と言われますが、N-BOX e:もいつ発売されるかもしれず、ダイハツやスズキなども軽商用1BOXを発売しますから、今後は各社とも使い勝手の良さで競いそうです。

どこまでも速く、遠くへ走りたい~動力性能や航続距離

見た目や使い勝手が大事なのはエンジン車でも同じこと、ならば軽EVで最大のポイントはエンジン車と異なる次元の動力性能と、航続距離(一充電走行距離)でしょう。


軽EVの最高出力は、一部例外を除けば軽ターボ車と同じ自主規制上限の47kW(64馬力)ですが、規制のない最大トルクはサクラとeKクロスEVで195N・m(19.9kgf・m)と2リッターNAエンジン級で、NISMOチューンなどレスポンス改善だけでも面白くなりそうです。


航続距離はほとんどがバッテリー容量20kWh程度で180kmほどでしたが、2024年10月発売のホンダ N-VAN e:が29.6kWhバッテリーで245kmと大幅に伸ばしたうえで価格も抑えてきたので、今後は競争が激しくなるかもしれません。

軽の電気自動車おすすめランキングTOP5

軽の電気自動車おすすめランキングTOP5

以下では、軽EVのおすすめ車種をランキング形式で紹介しますが、軽乗用EV(超小型モビリティを除く)は2024年10月時点でまだ3車種、軽商用EVも4車種(1車種はOEMなので実質3車種)だけで、今回はまだ法人向けリース販売メインで販路の限られるGLMの「MiMos」を除く、実質5車種でランキングを組みます。

軽EV1位:日産 サクラ

現在の日本で軽EVナンバー1と言えば、サクラで間違いないでしょう!


2023年の販売台数は37,140台、サクラ以前に電気自動車が年間数万台も売れ、CEV補助金が枯渇して追加予算が組まれる事態はなく、間違いなく日本自動車史に名を残す1台です。


メカニズムは軽トールワゴンのデイズをベースに床下へバッテリーを、フロントにはエンジンの代わりにモーターとインバーターを積んだオーソドックスなものですが、前後重心近くからリアにかけて積んだバッテリーのおかげでバランスは抜群!


モーターの大トルクによる加速感、路面に吸い付くようなドッシリした走りと、低重心ゆえ意外に軽快なコーナリングで街乗りは楽しく、WLTCモード180km、実走行では真冬に100~120km程度の航続距離も、通勤用のシティコミューターと思えば実用上は十分です。


何より開口部が少なくEVらしいフロントマスクも、いい自己主張になっていますね!


メーカー

日産自動車(NISSAN)

車種

サクラ

モデル・グレード

■S


■X


■X 90周年記念車(特別仕様車)


■G

全長×全幅×全高

3,395?1,475?1,655mm

車両重量

■S/X/X 90周年記念車:1,070kg


■G:1080kg

乗車定員

4人

最小回転半径

4.8m

電力消費率

124Wh/km(WLTCモード)

一充電走行距離

180km(WLTCモード)

総電力量

20kWh

最高出力

47kW(64PS)

最大トルク

195N・m(19.9kgf・m)

価格(税込)

■S:253万6,600円


■X:259万9,300円


■X 90周年記念車:270万9,300円


■G:308万2,200円

公式サイト

日産自動車(NISSAN)公式サイト



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    2,333,100円〜(税込)

軽EV2位:ホンダ N-VAN e:

ホンダが2024年6月に発表、同10月10日に発売したN-VAN e:は、それまでサクラ/eKクロスEVの独占状態に近かった一般向け軽EV試乗に一石を投じる車種として、注目を集めています。


グレード構成は商用グレードの「G」、「L2」、「L4」と、CHAdeMO急速充電ポートを標準装備するなど装備を充実した乗用向けグレード「FUN」の4種類で、一般向けには「FUN」、または「L4」に急速充電ポートをオープションで追加したものがメイン。


ただし、定員1名の「G」、定員2名ながら助手席がなく、運転席後方に前後タンデム乗車の「L2」は、法人向けリースのみながら、経年劣化が心配されるバッテリーもリースアップ後に再利用されるので価値が保証されるなど、ユニークな「Honda ON」専用モデルです。


一般向けの「FUN」グレードも普通充電(6kW)/急速充電(50kW)ともに充電出力が軽EVとしては高く、29.6kWhの大容量バッテリーでWLTCモード航続距離245kmと、従来の軽EVとは一線を画した高性能でありながら、価格は控えめに抑えられているのが特徴。


4人乗り廉価グレード同士の比較では若干の割高感はあるものの、もともとスペース効率に優れたコストパフォーマンスの高い車種をベースにしており、2m近い全高で心配される重心の高さも、床下のバッテリーで低重心化されるなど、走りの安定感にも期待できます。


唯一、ベースのガソリン車版N-VANに対して外観の差異が少なすぎる…「電気自動車らしさのアピールに欠ける」のは欠点ですが、サクラに次ぐ人気が期待できるでしょう。




メーカー

ホンダ(HONDA)

車種

N-VAN e:

モデル・グレード

■G(Honda ON専用)


■L2(Honda ON専用)


■L4


■FUN

全長×全幅×全高

■G:3,395?1,475?1,950mm


■L2/L4/FUN:3,395?1,475?1,960mm

車両重量

■G:1,060kg


■L2:1,080kg


■L4:1,130kg


■FUN:1,140kg

乗車定員

■G:1人


■L2:1人+1人(前後タンデム乗車)


■L4:2人+2人


■FUN:2人+2人

最小回転半径

4.6m

電力消費率

127Wh/km(WLTCモード)

一充電走行距離

245km(WLTCモード)

総電力量

29.6kWh

最高出力

47kW(64PS)

最大トルク

162N・m(16.5kgf・m)

価格(税込)

■G:243万9,800円


■L2:254万9,800円


■L4:269万9,400円


■FUN:291万9,400円

公式サイト

ホンダ(HONDA)公式サイト

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  • ホンダ N-VAN e:

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軽EV3位:三菱 eKクロスEV

サクラの姉妹車、eKクロスEVは2023年の販売台数は7,021台と圧倒的な差をつけられており、日産と三菱で店舗数の開きがあるがゆえに販売力の差があるほか、外見がベース車のeKクロスEVとあまり変わらないのも少々苦戦している理由でしょうか。


しかし姉妹車ですから中身はサクラと同じで、2WDのみとはいえ日本唯一の電動軽SUVでもありますから、外観へ思い切った手を入れて車名も変えれば、デリカミニのように「ビッグマイナーチェンジで大出世間違いなし!」です。


むしろそうしないのが不思議なほどで、かつて初の軽EVだったi-MiEVがもともとベース車の「i(アイ)」がデザイン秀逸で、軽の枠を超えた大トルクでも話題をさらうなど先駆者だった三菱だけに、今後の巻き返しが期待されます。




メーカー

三菱自動車(MITSUBISHI)

車種

eKクロスEV

モデル・グレード

■G


■P

全長×全幅×全高

3,395?1,475?1,655mm

車両重量

■G:1,060kg


■P:1,080kg

乗車定員

4人

最小回転半径

4.8m

電力消費率

124Wh/km(WLTCモード)

一充電走行距離

180km(WLTCモード)

総電力量

20kWh

最高出力

47kW(64PS)

最大トルク

195N・m(19.9kgf・m)

価格(税込)

■G:256万8,500円


■P:313万1,700円

公式サイト

三菱自動車(MITSUBISHI)公式サイト

おすすめのEV

  • 三菱 eKクロス EV

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軽EV4位:三菱 ミニキャブEV/日産 クリッパーEV

三菱が2011年に発売した軽商用1BOXタイプEVの草分け、「ミニキャブMiEV」を2021年で一旦販売中断後、2023年11月にビッグマイナーチェンジと同時に「ミニキャブEV」と改名、2024年2月からは日産にも「クリッパーEV」として供給している軽商用EV。


原型はまだ三菱が独自に軽1BOX車を生産・販売(※)していた1999年発売の6代目「ミニキャブ」で、基本設計こそ2024年10月現在販売されている軽自動車では最古ですらあるものの、目新しさより堅実な実用性が要求されるジャンルなため、今でもまだ通用します。


(※現在の軽1BOXガソリン車はスズキからOEM供給を受けている)


ミニキャブMiEV時代は軽トラ版を販売していた時期もありましたが、中断を経て復活したのは1BOXバンのみ、ただしバッテリー容量は16kWから20kWとサクラ/eKクロスEV同様になり、航続距離も最大150km程度から180kmになりました。


基本的には商用グレードのみで純粋な軽商用車であり、特に日本郵便に大量採用されているので、日本中で見かける頻度も多い軽商用EVの代表格です。


しかし、この種の車は軽キャンパーのベースとして重宝されていることもあり、いずれN-VAN e:へ引っ張られるように軽商用EVの人気が出れば、思わぬヒットに恵まれて、乗用グレードが追加されるかもしれません。




メーカー

三菱自動車(MITSUBISHI)/日産自動車(NISSAN)

車種

ミニキャブEV/クリッパーEV

モデル・グレード

■ミニキャブEV CD 2シーター


■ミニキャブEV CD 4シーター


■クリッパーEV ルートバン


■クリッパーEV 2シーター


■クリッパーEV 4シーター

全長×全幅×全高

3,395?1,475?1,785mm

車両重量

■ミニキャブEV CD 2シーター/クリッパーEV ルートバン:1,100kg


■クリッパーEV 2シーター:1,110kg


■ミニキャブEV CD 4シーター/クリッパーEV 4シーター:1,130kg

乗車定員

■ミニキャブEV CD 2シーター/クリッパーEV ルートバン/クリッパーEV 2シーター:2人


■ミニキャブEV CD 4シーター/クリッパーEV 4シーター:2人+2人

最小回転半径

4.3m

電力消費率

127Wh/km(WLTCモード)

一充電走行距離

180km(WLTCモード)

総電力量

20kWh

最高出力

31kW(42PS)

最大トルク

195N・m(20.0kgf・m)

価格(税込)

■ミニキャブEV CD 2シーター:243万1,000円


■ミニキャブEV CD 4シーター:248万6,000円


■クリッパーEV ルートバン:286万5,500円


■クリッパーEV 2シーター:291万2,800円


■クリッパーEV 4シーター:292万0,500円

公式サイト

■ミニキャブEV


三菱自動車(MITSUBISHI)公式サイト


■クリッパーEV


日産自動車(NISSAN)公式サイト

おすすめのEV

  • 三菱 ミニキャブEV

    執念の復活を果たした元祖国産軽商用BEV

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    2,431,000円〜(税込)

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  • 日産 クリッパーEV

    三菱からOEM供給を受ける電動軽1BOX

    2003年に三菱から「ミニキャブ」のOEM供給を受けて軽商用車に参入した日産ですが、同車がBEV版(ミニキャブMiEV)以外は生産終了したのを受けてスズキからのOEMに転換していました。しばらく...

    2,865,500円〜(税込)

軽EV5位:ASF ASF2.0

家電販売大手・ヤマダ電機出身の創業者が、流通大手・佐川急便と組んだジョイントベンチャーがわずか3年で開発・販売にこぎつけた、日本初の軽EV専用の商用1BOX車。


短期間で開発したとはいえ、徹底した市場調査で軽商用車に求められる業務用での使い勝手を追求しており、伝票などの書きやすさや物の置きやすさ、休憩しやすい快適性などは既存の国産軽商用車にヒケを取らない出来で、荷室のLED照明など使い勝手も秀逸です。


生産は中国メーカー(柳州五菱)ながら、日本側で企画・開発を担当するファブレスメーカーのASFとは綿密に協力しており、安価に生産可能で質実剛健な軽商用車となりました。


この種の企画で最大の問題となる販路も、EV事業に乗り出した大手石油関連業者のコスモ石油などが販売元となっており、全国で購入やメンテナンス可能なのも強みとなっています。


まだ佐川急便のほか、マツモトキヨシなど業務用途がほとんどなものの、「日本でもっとも電気自動車らしいルックスを持つ軽1BOX車」であり、30kWh大容量バッテリーや243kmの航続距離を売りにすれば今後一般にもヒットしていく要素のある、注目すべき車種です。




メーカー

ASF(ASF)

車種

ASF2.0

モデル・グレード

■ベースグレード

全長×全幅×全高

3,395?1,475?1,950mm

車両重量

1,130kg

乗車定員

2人

最小回転半径

4.4m

電力消費率

-Wh/km(WLTCモード)

一充電走行距離

243km(WLTCモード)

総電力量

30kWh

最高出力

30kW(41PS)

最大トルク

120N・m(12.2kgf・m)

価格(税込)

237万0,000円

公式サイト

ASF(ASF)公式サイト

軽の電気自動車おすすめ車種の価格比較表

軽の電気自動車おすすめ車種の価格比較表

車種

価格

日産 サクラ

■S:253万6,600円


■X:259万9,300円


■X 90周年記念車:270万9,300円


■G:308万2,200円

ホンダ N-VAN e:

■G:243万9,800円


■L2:254万9,800円


■L4:269万9,400円


■FUN:291万9,400円

三菱 eKクロスEV

■G:256万8,500円


■P:313万1,700円

三菱 ミニキャブEV/日産 クリッパーEV

■ミニキャブEV CD 2シーター:243万1,000円


■ミニキャブEV CD 4シーター:248万6,000円


■クリッパーEV ルートバン:286万5,500円


■クリッパーEV 2シーター:291万2,800円


■クリッパーEV 4シーター:292万0,500円

ASF ASF2.0

237万0,000円

軽の電気自動車に乗り換えがおすすめの人

モーターアシストが加わる程度のMHEVならともかく、フルHVは2024年10月現在販売されておらず、シティコミューター的な性格も強いことから手頃な軽EVの登場が歓迎された軽自動車ですが、軽EVへの乗り換えをオススメできるユーザー像はどんな人でしょうか。


これまでのヒット作だったサクラ/eKクロスEVでは、カタログ上のWLTCモード一充電走行距離が180kmに過ぎず、実用上は6~7割程度と考えた場合、往復100km程度の用事はこなせるとはいえ、基本的には「日々の通勤に使う人」へオススメとなります。


N-VAN e:やASF2.0のような30kWh級バッテリーを積むと250km程度、実用上も往復150km程度は走れて急速充電も高出力で速いため、今後は「長距離通勤や、近場のレジャー程度ならこなせる」ということになるでしょうか。


補助金込みで安いゲタ車が欲しくて、ガソリン代より安い電気代を含む経済性の高さを満喫したり、ガソリンスタンドが近隣にないため給油には遠出せねばならず、自宅での充電環境が便利というユーザーに軽EVは最適です。

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  • NISSAN

    日産

    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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    三菱

    近年の三菱自動車は、ミニバン型のデリカD:5、軽スーパーハイトワゴンのデリカミニ、ピックアップトラックのトライトンに正統派のアウトランダーと、ラインナップのほとんどをSUVが占め、長年培った電子制御技術によって、AWDでも2WDでも優れた走行性能を発揮するのが特徴。軽BEVのeKクロスEVやミニキャブMiEV、アウトランダーやエクリプスクロスではPHEVタイプのSUVも好評で、規模は小さいながらもSUVや商用車の電動化では最先端を走るメーカーです。日本でのイメージリーダーは「デリカ一族」のデリカD:5とデリカミニですが、日本でも人気が再燃したピックアップトラック市場へトライトンを投入します。

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  • HONDA

    ホンダ

    現存する日本の主要自動車メーカーでは1960年代に最後発で四輪へ進出、大手の傘下に入ることもなく独立独歩で成長したホンダ。初期のスポーツカー「S」シリーズやF1参戦でスポーツイメージが強い一方、初代シビックの成功や、可変バルブ機構を採用した高性能なVTECエンジンで実用的かつスポーティな大衆車メーカーとして発展、1990年代にはミニバンのオデッセイやステップワゴン、SUVのCR-Vをヒットさせ、2010年代には軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」の大成功で軽自動車ブームの中心になっています。先進技術の開発にも熱心で、ハイブリッドカーやBEVなど電動化、運転支援システムの実用化にも積極的。

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このブランドについて

  • ASF

    ASF

    家電量販店大手・ヤマダ電機出身の創業者が、流通大手・佐川急便からの要望に応じた軽商用BEVを開発・販売するため2020年に創業した新興EVメーカーで、軽商用車のヘビーユーザーから徹底したリサーチを強みに、使い勝手を追求した製品が特徴。生産は中国の提携先(柳州五菱)に委託して工場を持たないファブレスメーカーであり、石油大手のコスモ石油でガソリンスタンドを活かした販売やサービスなど、従来の日本車メーカーとは一線を画する販売手法もユニーク。創業から3年というすさまじい短期間で製品第1号の「ASF2.0」を納車するなど、今後も素早い展開で予想外に急激な発展を遂げる可能性を持ったEVベンチャーです。

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