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メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)の値段(車両価格)
公開日:2024/04/06更新日:2024/04/06
目次
メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)の値段(価格)一覧
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メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)のラインナップと各車種の値段(価格)を一覧で紹介します。
車種 | 値段 |
EQA | 782万円(EQA250) |
EQB | 822万円(EQB250)/906万円(EQB350 4MATIC) |
EQC | 991万円(EQC400 4MATIC) |
EQE | 1,251万円(EQE350+) |
EQE SUV | 1,292万円(EQE350 4MATIC SUV) |
EQS | 1,563万円(EQS450+) |
EQS SUV | 1,549万円(EQS450 4MATIC SUV)/1,999万円(EQS580 4MATIC SUV スポーツ) |
メルセデス・ベンツのセダンの電気自動車(EV)の値段(価格)
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メルセデス・ベンツのセダンの電気自動車(EV)ラインナップと各車種の値段(価格)を紹介します。
メルセデス・ベンツ EQE セダンの値段(価格)
メルセデス・ベンツとしては初の電気自動車専用プラットフォーム採用車種であり、初の電動高級サルーンとして2022年9月に日本で発表されたEQE。
専用プラットフォームと空力特性に優れた専用デザインによって、単なる「Eクラスセダン相当の電気自動車」に留まらない実力を秘めており、90.6kWhもの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載して一充電走行距離は624kmと、余裕の600km超です。
さらに日本市場では歓迎される「V2H(Vehicle to Home)対応」で、日本で電気自動車に求められる「災害時の備えとなる、走る蓄電器」機能も充実しています。
グレードは後輪駆動のEQE350+(1,251万円)のみながら、高性能バージョンを求めるユーザーにはメルセデスAMG版のEQE53 4MATIC+(1,925万円)も設定。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQE |
モデル・グレード | EQE350+ |
全長×全幅×全高 | 4,955×1,905×1,495mm |
車両重量 | 2,360kg |
乗車定員 | 5人 |
最小半径 | 4.9m |
電力消費率 | 176Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | 624km(WLTCモード) |
総電力量 | 90.6kWh |
最高出力 | 215kW(292PS) |
最大トルク | 565N・m(57.6kgf・m) |
価格(税込) | 1,251万円 |
公式サイト |
メルセデス・ベンツ EQS セダンの値段(価格)
日本では2022年9月にEQEと同時発表された、EV専用プラットフォーム初採用の「メルセデス・ベンツ」ブランド最高級サルーンがEQSで、それまでスポーツタイプの4ドアクーペを除けば日本では販売されていなかった4ドア高級サルーンが一挙に2台も揃いました。
107.8kWhとEQEより大容量のバッテリーと、5m超えの大柄なボディが可能とした空力重視のデザインで、量産自動車としては世界で最も優秀なCd値0.20、これらによって、日本で販売される電気自動車としては最長となる、一充電走行距離「700km」をマークします。
EQE同様にEQS450+(1,563万円)の1グレード展開で、高性能版としてメルセデスAMGブランドからEQS53 4MATIC+(2,375万円)も発売。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQS |
モデル・グレード | EQS450+ |
全長×全幅×全高 | 5,225×1,925×1,620mm |
車両重量 | 2,530kg |
乗車定員 | 5人 |
最小半径 | 5.5m |
電力消費率 | 182Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | 700km(WLTCモード) |
総電力量 | 107.8kWh |
最高出力 | 245kW(333PS) |
最大トルク | 568N・m(57.9kgf・m) |
価格(税込) | 1,563万円 |
公式サイト |
メルセデス・ベンツのSUVの電気自動車(EV)の値段(価格)
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メルセデス・ベンツのSUVの電気自動車(EV)ラインナップと各車種の値段(価格)を紹介します。
メルセデス・ベンツ EQAの値段(価格)
「メルセデス・ベンツ」ブランドで最小のSUV、GLAクラスの電気自動車版として2021年4月に発売されたのがEQAで、もちろん電動SUVとしても同ブランドでは最小です。
電気自動車専用プラットフォームではないとはいえ、1,800mm超で少々幅広いのを除けば日本でも扱いやすいコンパクトなボディサイズに、66.5kWhの大容量バッテリーでSUVとしては優秀な航続距離410kmから、改良した最新モデルでは555kmへと大きく延ばしました。
EQA250の1グレードのみで、価格は782万円と少々高めではありますが、航続距離が長いにも関わらず日本でも取り回しがしやすいプレミアム・コンパクトSUVと考えれば、納得でしょう。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQA |
モデル・グレード | EQA250 |
全長×全幅×全高 | 4,465×1,835×1,810mm |
車両重量 | 1,990kg |
乗車定員 | 5人 |
最小半径 | 5.3m |
電力消費率 | 138Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | 555km(WLTCモード) |
総電力量 | 66.5kWh |
最高出力 | 140kw(190ps) |
最大トルク | 385N・m(39.3kgf・m) |
価格(税込) | 782万円 |
公式サイト |
メルセデス・ベンツ EQBの値段(価格)
2022年7月に発売されたGLBクラスの電気自動車版で、バッテリー容量は66.5kWhとEQAと同じ、全長をやや伸ばして3列目シートを設けた7人乗りで航続距離は520kmとやや落ちるものの、コンパクトで扱いやすいサイズの電動3列シート車と思えば優秀です。
GLAと異なり、FWDのEQB250以外に前後2モーターのAWD車、EQB350 4MATICをラインナップしており、日本市場でSUVとして好まれる「コンパクト」「3列シート」「AWD車の設定」を満たした、なかなか意欲的なモデルとなっています。
価格はEQB250が822万円、EQB350 4MATICが906万円と少々高めですが、十分な航続距離と実用性の高さを、このサイズで実現している電動SUVはなかなかありません。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQB |
モデル・グレード | ■EQB250 ■EQB350 4MATIC |
全長×全幅×全高 | 4,685×1,835×1,705mm |
車両重量 | ■EQB250:2,100kg ■EQB350 4MATIC:2,160kg |
乗車定員 | 7人 |
最小半径 | 5.5m |
電力消費率 | ■EQB250:147Wh/km(WLTCモード) ■EQB350 4MATIC:163Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | ■EQB250:520km(WLTCモード) ■EQB350 4MATIC:468km(WLTCモード) |
総電力量 | 66.5kWh |
最高出力 | ■EQB250:140kw(190ps) ■EQB350 4MATIC:215kw(292ps) |
最大トルク | ■EQB250:385N・m(39.3kgf・m) ■EQB350 4MATIC:520N・m(53.0kgf・m) |
価格(税込) | ■EQB250:822万円 ■EQB350 4MATIC:906万円 |
公式サイト |
メルセデス・ベンツ EQCの値段(価格)
日本で「メルセデス・ベンツ」ブランド初の電気自動車であるEQCは2019年7月発売で、5年前のモデルとあって、80kWhもの大容量バッテリーを積みながら電費は今や最高級SUVのEQS SUVより劣る同ブランドで最悪の236kWh/km、航続距離も400kmに留まります。
ただし前後2モーターで300kW(408ps)のパワフルなAWDパワーユニットは今でも最強クラスの実力を誇り、SUVとしては低いルーフ(全高1,625mm)によるワイド&ローなスタイルによって、スポーティタイプのSUVとしては現在でも十分に通用する実力です。
2WD車の設定はなく、AWD車のEQC400 4MATICのみの設定で、価格は991万円とギリギリ数百万円台に留められています。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQC |
モデル・グレード | EQC400 4MATIC |
全長×全幅×全高 | 4,770×1,885×1,625mm |
車両重量 | 2,470kg |
乗車定員 | 5人 |
最小半径 | 5.6m |
電力消費率 | 236Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | 400km(WLTCモード) |
総電力量 | 80kWh |
最高出力 | 300kw(408ps) |
最大トルク | 765N・m(78.0kgf・m) |
価格(税込) | 991万円 |
公式サイト |
メルセデス・ベンツ EQE SUVの値段(価格)
EQEセダンのSUV版として2023年8月に登場、もちろん電気自動車専用プラットフォームを採用しており、外部給電が可能なV2H/V2Lに対応した、日本では嬉しい仕様も引き継がれた最新の電動SUVとなっています。
車重2.6tオーバー(2,610kg)とかなりの重量級ゆえ、EQEセダン譲りの優れた空力性能や、若干少なめとはいえ89kWhの大容量バッテリーをもってしても航続距離は528kmに留まりますが、前後2モーターでパワフルなAWD車のSUVがそれだけ走れば十分です。
「メルセデス・ベンツ」ブランドとしてはEQE350 4MATIC SUV(1,292万円)の1グレードのみで、高性能版を求めるユーザーには「メルセデスAMG」ブランドから、最高出力が倍以上とパワフルな(460kw/625ps)、EQE53 4MATIC+ SUV(1,593万円)も発売中。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQE SUV |
モデル・グレード | EQE350 4MATIC SUV |
全長×全幅×全高 | 4,870×2,030×1,670mm |
車両重量 | 2,610kg |
乗車定員 | 5人 |
最小半径 | 4.8m |
電力消費率 | 208Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | 528km(WLTCモード) |
総電力量 | 89kWh |
最高出力 | 215kW(292PS) |
最大トルク | 765N・m(78.0kgf・m) |
価格(税込) | 1,292万円 |
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メルセデス・ベンツ EQS SUVの値段(価格)
EQSのSUV版となる「メルセデス・ベンツ」ブランド最高級SUVとして、2023年5月に発売されたEQS SUVは、同ブランド初の電気自動車専用プラットフォーム採用SUV。
EQE SUVより長く広々としたキャビンへ3列目シートを設定した、豪華で質感の高い3列7人乗り大型高級電動SUVであり、AMGラインパッケージ装着車では車重2.9tに達する巨体(標準2,880kg)です。
標準のEQS450 4MATIC SUV(1,549万円)でも最高出力265kW(360ps)、最大トルク80N・mに達する前後2モーターで十分パワフルですが、さらに400kw(544ps)、858N・mに達する同ブランド最強の動力性能を誇る、EQS580 4MATIC SUV(1,999万円)を設定。
メーカー | メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz) |
車種 | EQS SUV |
モデル・グレード | ■EQS450 4MATIC SUV ■EQS580 4MATIC SUV スポーツ |
全長×全幅×全高 | 5,130×2,035×1,725mm |
車両重量 | 2,880kg |
乗車定員 | 5人 |
最小半径 | 5.1m |
電力消費率 | ■EQS450 4MATIC SUV:221Wh/km(WLTCモード) ■EQS580 4MATIC SUV スポーツ:225Wh/km(WLTCモード) |
一充電走行距離 | ■EQS450 4MATIC SUV:593km(WLTCモード) ■EQS580 4MATIC SUV スポーツ:589km(WLTCモード) |
総電力量 | 107.8kWh |
最高出力 | ■EQS450 4MATIC SUV:265kW(360PS) ■EQS580 4MATIC SUV スポーツ:400kW(544PS) |
最大トルク | ■EQS450 4MATIC SUV:800N・m(81.6kgf・m) ■EQS580 4MATIC SUV スポーツ:858N・m(87.5kgf・m) |
価格(税込) | ■EQS450 4MATIC SUV:1,549万円 ■EQS580 4MATIC SUV スポーツ:1,999万円 |
公式サイト |
メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)で使える補助金はある?
Araki Illustrations - stock.adobe.com
もともと「高級輸入車」としてのイメージが強いだけに、少々高めでも「ベンツだしそんなもんかな?」と思ってしまうメルセデス・ベンツの電気自動車ですが、もちろん補助金で少しでも安く買えれば、それに越した事はありません。
NeV(一般社団法人 次世代自動車振興センター)が2024年3月19日に発表した、「<重要>令和5年度補正予算 CEV補助金の車両補助額について(EV、PHEV、FCV)」では、2024年4月1日以降登録車の補助対象一覧に、メルセデス・ベンツも全車入っています。
内容としては車両価格900万円オーバーのEQC以上が52万円、それ以外のEQAとEQBが65万円で、他に各地方自治体の補助金も受けられる場合、より安く購入できるでしょう。
このブランドについて
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MERCEDES BENZ
メルセデス・ベンツ
19世紀に世界初のガソリンエンジンで走る自動車メーカーとして創業、第2次世界大戦前には高級車やレーシングカーで既に名を上げており、戦後も数々の名車を輩出したドイツの老舗メーカー。中途半端なものは作らない「最善か、無か!」をスローガンに高品質なクルマづくりを社是としており、日本ではかつてのインポーター、ヤナセによる巧みなイメージ戦略で高級輸入車の代表格となりましたが、バブル時代の190E(W201)以降は庶民向けの「ちょっとお高い輸入車」程度に身近な存在となっていき、現在は比較的小型で手頃なAクラスからラインナップ。PHEVやBEVなど電動化にも熱心で、日本を重要な市場と位置づけています。