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JAPAN MOBILITY SHOWで展示されたHonda 0 SUV

2026年1月1日より電気自動車(EV)の補助金が最大40万円アップ

経済産業省は、12月18日に車両の補助上限額について、令和6年度補正予算で実施しているクリーンエネルギー自動車導入促進補助金について、最大で40万円アップすると発表。2026年1月1日から補助額がアップ予定であるが、補助対象車両毎の補助額についてはまだ未発表である。尚、燃料電池車(FCV)については、約100万円下がる予定である。

電気自動車(CEV)の補助金の補助上限額がアップ

CEV補助金の補助上限額については、EVは90万円、軽EVは58万円、PHEVは60万円、 FCVは255万円となっていた。


日米関税協議の合意も踏まえて、エコカー補助金に関するメーカー間の不公平さを是正するため、2026年1月より補助額を増額すると発表している。車種毎の補助額については、メーカーのCEVへの取組などを含めて、総合的に評価、決定するとのこと。

2026年4月以降は燃料電池車(FCV)は約100万円の減額

燃料電池車(FCV)のトヨタMIRAI

燃料電池車(FCV)のトヨタMIRAI

一方、日本の自動車メーカーが得意とする燃料電池車(FCV)の補助金は約100万円減額されることとなる。


日本車メーカーでは、トヨタMIRAI、トヨタクラウンFCEV、ホンダCR-V e:FCEVなどがあり、水素ステーション不足でなかなか普及が進まなかったところに、更に足かせになると予想される。


ただし、補助上限額が下がるFCVに関しては、年度途中の不利益変更を避けるために、2026年3月31日までは現行の補助額を維持し、4月以降に新たな補助上限額を踏まえた補助額を適用するとのこと。

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