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電気自動車の充電をなぜ無料でできる?無料EV充電スポットの探し方
公開日:2024/01/31更新日:2024/05/13
EV充電スポットの中には、電気自動車を無料で充電できる場所もあります。実際に無料で電気自動車を充電できる場所はどこにあるのでしょうか。また、なぜ電気自動車の充電が無料でできるのか。この記事では、電気自動車の充電が無料でできる理由と無料EV充電スポットの探し方を解説します。
目次
電気自動車の充電を無料でできる場所がある
現在、電気自動車の充電を無料で行える場所があり、現在多くの方から注目を集めています。電気自動車の充電を無料でできる場所は、具体的に公共施設(市役所、公園)、ショッピングセンター、ディーラーなどが挙げられるでしょう。
電気自動車の充電は外出先で充電するイメージが強いかと思われますが、基本的には自宅で充電を行う方がほとんどです。自宅で充電する理由は、外出先での充電は自宅での充電に比べて割高に設定されているからだと言われています。
電気自動車の充電をなぜ無料でできるの?
電気自動車の充電がなぜ無料で行えるのかについて詳しく解説します。無料という言葉を聞くと自然と耳を傾ける方も多いのではないでしょうか。電気自動車の充電が無料で行える理由は3つあります。
- スーパーやショッピングセンターの場合:買い物客の来店促進
- 自動車ディーラーの場合:売上の拡大や新型モデルの宣伝など
- 市町村役場など公共施設の場合:電気自動車の普及促進
スーパーやショッピングセンターの場合:買い物客の来店促進
スーパーやショッピングセンターでは、無料の電気スポットを導入することで、買い物客の来店促進をしています。現在、電気自動車を所有している方であれば、買い物中に電気自動車を無料で充電できる施設に足を運ぶだけで、時間を効率的に活用できると考えるでしょう。
実際に無料の電気スタンドが設置している場所と設置していない場所を比べてみると、無料の電気スタンドを設置しているスーパーやショッピングセンターに足を運ぶ方が多いのも事実です。
自動車ディーラーの場合:売上の拡大や新型モデルの宣伝など
自動車ディーラーでは、自社で販売している車や新型モデルの宣伝などを理由に無料の電気スポットを設置しています。
ディーラーには、数多くの車購入者が来店します。その際、電気自動車の充電スタンドがあれば、来店客だけでなく、ディーラー利用者への販売促進を各社メーカーが期待しています。ディーラーを利用する方であれば、点検や新車購入の待ち時間に合わせて気軽に充電スタンドを活用できるでしょう。
市町村役場など公共施設の場合:電気自動車の普及促進
市町村役場や公共施設などでも「電気自動車の普及促進」を目的とした、無料で利用できる電気スタンドが設置されています。市町村によっては、電気自動車をカーシェアのように利用できるサービスも提供されており、電気自動車の普及促進を目指している状況です。
市町村役場には、多くの方が様々な目的で訪れます。市町村役場に訪れた方を対象に電気自動車の販売や普及の促進をするには、効果的な方法とも言えるでしょう。
電気自動車の無料EV充電スポットに関する注意点
電気自動車の無料EV充電スポットに関する注意点を2つ解説します。
- 充電自体は無料でも、その他の費用が発生する場合がある
- イオンなど、以前は無料だったが有料化した場合がある
充電自体は無料でも、その他の費用が発生する場合がある
電気自動車の充電が無料でも、充電以外の費用が発生する可能性があります。具体的には、無料充電スポットを利用する際に必要な有料サービスプランの加入や年会費が発生するクレジットカードの発行などが挙げられます。
実際に電気自動車の無料充電スポットを利用する前には、その他の費用が発生しないサービスなのかを事前確認しておくことをおすすめします。
イオンなど、以前は無料だったが有料化した場合がある
大型ショッピングモールであるイオンでは、電気自動車を無料で充電できるスポットが設置されていました。しかし、最近では、WAONカードもしくはNCSカードを利用した時間単位の有料サービスに変更されています。
イオンモールでは、様々な来場客が訪れる場所でもあり、無料の充電スポットの提供では、採算が取れなくなってきているのでしょう。
電気自動車の無料EV充電スポットを探せるサイト・アプリ
電気自動車の無料EV充電スポットを探せるサイトやアプリなどのサービスがあります。具体的には、以下3点です。
- EV充電エネチェンジ
- GoGoEV
- 高速充電ナビ
1. EV充電エネチェンジ
EV充電エネチェンジは、トップクラスのEV充電設置を導入しているサービスです。現在、全国47都道府県で3,000基の導入が決定しており、今後急速にサービスを促進していく予定です。
EV充電エネチェンジ用の充電カードを作成すれば、使用した分だけの費用を支払うだけの便利なサービスでもあります。公式アプリを活用すれば、利用状況も一目で判断できるため、計画的な充電も可能です。
公式サイト:ENECHANGE
2. GoGoEV
GoGoEVは、充電スタンドの位置情報を電気スタンド利用希望者に提供するお得なサービスです。各都道府県ごとの充電スタンド情報が把握でき、出張先や旅行で電気自動車を利用する際に便利で使いやすいサービスと言っても過言ではありません。
GoGoEVでは「急速充電」と「普通充電」ごとに電気スポットを検索できるため、利用者の希望する充電方法に合わせて位置情報を確認できます。
公式サイト:GoGoEV
3. 高速充電ナビ
高速充電ナビは、高速道路に設置された充電スポットの位置情報を提供するサービスです。高速充電ナビのアプリを携帯にインストールすれば、SA・PAなどの休憩場所に設置された充電スポットを検索できる機能に加えて、各充電器の詳細情報も瞬時に判断できるでしょう。
各充電設備の利用情報や運休情報もリアルタイムにアプリ内にて反映されるため、ストレスフリーで活用できるサービスです。
公式サイト:ジャパンチャージネットワーク
https://www.evcharger-network.com/news_detail/20171010_01_appli.html
無料EV充電スポットが近くにない場合の充電料金節約術
無料EV充電スポットが近くにない場合の充電料金節約術を解説します。具体的には以下、4つです。
- E充電料金が安いEV充電スポットを探す
- 充電カードの種類やプランを見直す
- 外出先でほとんど充電しない場合は充電カードを退会する
- 自宅充電が多い場合は電力会社の深夜料金を利用する
充電料金が安いEV充電スポットを探す
現在、お住まいの地域に充電料金が安いEV充電スポットがないのかを、まずは探してみましょう。大型ショッピングモールであるイオンでは、WAONカードかNCSカードを利用することで、急速充電300円/30分、普通充電120円/1時間で使用できます。
その他、お得な充電スポットが各地域に提供されている可能性もあるため、電気自動車を利用する際には事前確認が必要です。
充電カードの種類やプランを見直す
充電カードの種類や利用サービスプランを見直す方法も重要なポイントです。各メーカーが提供する充電カードは、カードによって利用料金やプラン内容が異なります。年会費が発生する充電カードもあれば、年会費が発生しないカードなど様々です。
充電スポットの利用頻度を踏まえて、カードの種類やプランを再度見直してみましょう。
外出先でほとんど充電しない場合は充電カードを退会する
外出先で電気自動車の充電を行わない場合、使用しない充電カードは退会することをおすすめします。充電カードによっては、年会費が必要なカードもあります。また、外出先での充電は、自宅で行う充電よりも割高です。
充電カードごとの年会費やポイント還元率などを確認した上で、使わないカードは退会するようにしましょう。
自宅充電が多い場合は電力会社の深夜料金を利用する
自宅で充電する機会が多い場合には、電力会社の深夜料金を利用する方法もおすすめです。深夜23時〜朝7時頃までの期間は「深夜料金」として設定されています。
深夜料金を活用することで、1kWhあたりの電気料金を日中の電気料金に比べて60%程度抑えられるため、電気代を節約したい方にはおすすめの節約術です。
電気自動車の充電を無料でできる理由をおさらい
電気自動車の充電スポットが次々と導入されている中、無料の充電スポットを探す方が増えています。近年、無料の充電スポットは減少傾向にありますが、有料の電気スポットを利用する際にも、電気代を節約できる方法を理解しておくことは重要です。
そんな中でも、無料で利用できる充電スポットを探したい方は、便利な検索アプリやサービスを利用しましょう。電気自動車の無料充電スポットを発見したり、電気代を節約したりするのにこの記事の内容を参考にしてみてください。
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