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電気自動車(EV)を充電する際に利用する充電カードってなに?
公開日:2024/06/09更新日:2024/06/09
ガソリン車の給油と比べて時間がかかることで知られているEVの充電。加えて、認証を必要とする充電器も多いため、充電時に煩わしさを感じているEVユーザーも多いのではないでしょうか。
そこで今回はEVの充電を効率化できる充電カードについてわかりやすくお伝えします。
目次
カースモーラちゃんポイント
- EV充電器の多くは、使用時にユーザー認証を必要とするんだ。
- 充電認証カードは、EV充電時の認証や決済をスムーズにしてくれるカードなの。
- 料金やプランもサービスを提供する会社によって異なるみたい。
EVを充電する際に便利な充電カードとは?
充電認証カードとは、EV充電スポットにて充電を行う際、ユーザー認証の手続きや支払いを行うためのカードのこと。
現在、EV充電器はカーディーラーやコインパーキング、商業施設、コンビニ、宿泊施設、サービスエリア、道の駅をはじめとした場所に設置されています。
そして、それらを利用してEVやプラグインハイブリット車(PHV)を充電する際には、多くの充電スポットで認証が必要とされています。あらかじめカードを発行し、手続きやクレジットカード情報の登録を済ませておくことでスムーズな充電が可能です。
そんな充電認証カードは大きく分けて、車種に関係なく利用できるものと、特定車種のオーナーが限定で利用できるカードの2種類。それらの多くのサービスは、日本国内のEV充電器の大半と連携する「株式会社 e-Mobility Power(eMP)」の充電ネットワークを利用しています。
そして、カードの発行会社によって、急速充電や独自のプランをはじめとしたさまざまなサービスが提供されているのも充電認証カードの特徴の一つ。
サービス内容や契約プランに応じて、月額・年額の会費、都度料金の金額など、料金設定もそれぞれ異なります。そのため、車の使用頻度や用途などを踏まえたうえで、自身のライフスタイルに合ったカードを選ぶのがおすすめです。
充電カードの必要性
EV充電スポットを利用する際、充電認証カードは必ずしも必要とは限りません。現在普及しているEV充電器では多くの場合、クレジットカードやスマートフォンで決済可能です。
充電認証カードを利用するメリットは、ユーザー認証や決済などの手続きをスムーズに行えることと、充電料金が安価なことの二つ。
前述の通り、EV充電器を利用する際、多くの充電スポットでは認証が必要とされています。あらかじめ充電認証カードを用意することで、スムーズな認証・決済が可能です。
そして、現在普及しているEV充電器の多くは、カードを所有していないユーザーはビジター・ゲスト利用となり、充電料金が割高に設定されています。充電認証カードを利用することで、ゲスト料金より安価に充電可能です。さらに、月額制や都度料金制、急速充電の利用など自身にとってお得なプランを選べるのも、充電認証カードのメリット。
特に長距離を走るドライバーや、外充電を利用する機会が多いEVユーザーは、充電認証カードを発行することで節約につながると言えるでしょう。
利用頻度や用途に合わせて充電カードを選ぼう
EV充電認証カードは車種に関係なく利用できるものと、特定車種のオーナーが限定で利用できるカードの2種類に分類されます。
自動車メーカーが提供するカードに関しては、そのメーカーのEVを所有するユーザーに向けたサービスです。別のメーカーのEVユーザーは利用できないので注意しましょう。
一方で、車種に関係なく発行できるカードは多くの場合、普通充電のみ利用できるプランと、急速充電と併用できるプランで料金が分かれているのがポイント。一般的に急速充電が利用可能なプランは、月会費が割高に設定されています。
代表的な充電認証カードは以下の表をご覧ください。
カード名 | プラン | 発行手数料 | 月会費 | 都度料金 |
e-Mobility Powerカード | 急速・普通併用プラン | 1,980円 | 4,180円 | 急速充電27.5円/分 普通充電3.85円/分 |
普通充電プラン | 1,980円 | 1,540円 | 普通充電3.85円/分 | |
おでかけカード | プレミアカード | 0円 再発行1,100円 | 4,950円 | 急速充電38.5円/分 普通充電4.95円/分 |
レギュラーカード | 1,650円 | 普通充電4.95円/分 | ||
ENEGATE エコQ電カード | - | 2,200円 | 0円 | 設置場所によって異なる |
ENEOS Charge Plus | - | 1,650円 | 0円 | 急速充電46.2円/分 |
充電認証カードは各社のホームページにて申し込みできます。
外充電の頻度が多いEVユーザーは急速充電+都度料金が安いプラン、あまり利用しない方は利用状況に応じて月会費と都度料金を比較するなど、自身に合ったカードを選びましょう。
カースモーラちゃんまとめ
EV充電器の多くは、利用時にユーザー認証を必要とするよ。充電認証カードは、EVの充電時に必要な認証や、決済の負担を減らしてくれるカードなんだ。
そんな充電認証カードは大きく分けて車種に関係なく利用できるものと、特定車種のオーナーが限定で利用できるカードの2種類が存在するよ。
充電認証カードは必ずしも必要ではないけれど、ビジター・ゲスト利用と比べて安価に充電ができるメリットもあるんだ。プランや料金設定もいろいろな種類があるから、発行する際には調べてみてね。