NEW

リーフの使用済みバッテリーを再利用し、3社が共同開発したポータブル電源

リーフの使用済みバッテリーを再利用!日産など3社が共同開発したポータブル電源が、「防災・減災×サステナブル大賞2024」の「減災サステナブルアワード」最優秀賞を受賞

日産、JVCケンウッド、フォーアールエナジーの3社が日産の電気自動車、「リーフ」の使用済みバッテリーを再利用したポータブル電源の開発で、「減災サステナブルアワード」の最優秀賞を受賞、同製品は既に日産からの無償貸与で、能登半島地震の停電エリア支援に活用されている。

2024年2月20日、日産、JVCケンウッド、フォーアールエナジーの3社は、共同開発した再生バッテリー使用のポータブル電源が、「防災・減災×サステナブル大賞2024(※)」で「減災サステナブルアワード」最優秀賞を受賞したと発表した。


このポータブル電源は、商品名が日産 「ポータブルバッテリー from LEAF」および、JVCケンウッド ポータブル電源「IPB01G」。


元になったのは日産の電気自動車、「リーフ」の使用済みバッテリーで、使用後も高い安全性や残存性能を持つため車載可能なポータブル電源として再利用して開発するという取り組みや実績が評価され、受賞に至ったという。


この製品は能登半島地震で被災した地域へ日産から無償貸与されており、JVCケンウッドが提供したソーラーパネルと併せ、停電エリアの支援に活用されている。


(※:防災・減災におけるレジリエンス向上、SDGs関連の活動および成果等を、一般社団法人「減災サステナブル技術協会」が新たに確立した評価手法で評価し、褒賞を授与するもの。)

このブランドについて

  • NISSAN

    日産

    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
    yu_photo - stock.adobe.com

    詳細

新着記事

  • NEW

    日本では本当にEV化が進んでいるの?

    2021年1月、菅 義偉元総理大臣が発表した「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と言う目標。現在日本ではその実現に向けて補助金や税金面での優遇措置など、国をあげた電気自動車(EV)化が推し進められています。 その成果からか昨今では街...

    2024/07/01

  • NEW

    EVの普及で自動車業界はどう変わるんだろう?

    電気自動車(EV)は、ガソリン車と比べて使われるパーツが少ないことで知られています。両者のパーツの差はエンジンの有無によるもの。 ガソリン車のエンジンはその複雑な構造から車両全体のおよそ1/3ものパーツを占めているのと比べて、EVはシンプル...

    2024/06/30

  • 今後はどんな業界でEVの導入が加速するんだろう?

    2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標「SDGs」によって、国際的に脱炭素社会に向けた取り組みが行われています。日本政府も例外ではなく、2050年に温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュ...

    2024/06/29