2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて 「FREED」が「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を、 「CR-V e:FCEV」が「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受
公開日:2024/12/12更新日:2024/12/12
「FREED」:ホンダが大切にしているM・M思想を体現、「CR-V e:FCEV」:プラグインハイブリッドとして使い勝手を向上
フリード
CR-V e:FCEV
受賞理由は以下の通り。
フリード
【日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞理由】
5ナンバーサイズで3列シート。日本市場で重用されるファミリーカーゆえ、これまでは突出したキャラクターを生み出しづらかったことも事実。ホンダはそこに切り込んだ。居住性、使い勝手の良さに磨きをかけるとともに、動的質感の向上、ひいては操縦の喜びをも加味することに成功した。ガソリンエンジンモデルに加え、ホンダ独自のハイブリッド「e:HEV」を加えたことも大きな魅力のひとつ。ホンダが大切にしているM・M(マン・マキシマム、メカ・ミニマム)思想を見事現代に体現した1台である。
※ 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会のホームページから引用
CR-V e:FCEV
【テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー受賞理由】
燃料電池車のパイオニアであるホンダのCR-V e:FCEVが受賞した。いまだマイナープレイヤーであるFCEVの民主化を目指し、スタックの小型化、高効率化を実現。同時に低コスト化と高耐久性も両立し、人気カテゴリーであるミドルクラスSUVカテゴリーに投入した意義は大きく深い。また水素ステーションが少ない不安を払拭するために、外部充電が可能なプラグインハイブリッドとして使い勝手を向上させた点も高い評価を得た理由である。
※ 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会のホームページから引用
■フリードの特長
2024年6月に発売したフリードは、人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発された。お客様の生活スタイルに合わせて選べるよう、上質で洗練されたシンプルなデザインのFREED AIR(フリード エアー)、力強く遊び心にあふれるデザインのFREED CROSSTAR(フリード クロスター)の2タイプを設定し、それぞれの個性をより際立たせている。
ハイブリッドモデルには、Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載し、スムーズで力強い走りを実現している。
■CR-V e:FCEVの特長
2024年7月に発売したCR-V e:FCEVは、日本の自動車メーカーが発売するモデルとして初めて※、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池自動車(FCEV)だ。家庭や外出先での充電が可能なプラグイン機能を加えることで利便性をさらに高めている。
CR-V e:FCEVは、Hondaとゼネラルモーターズ(GM)が共同開発したFCスタックを搭載しており、このFCスタックは従来システムに対しコストを3分の1に削減、耐久性を2倍に向上させたほか、耐低温性も大幅に向上している。
また、6代目CR-Vをベースにすることで、SUVならではのユーティリティーやパッケージで個人のお客様の多様なニーズにも応える。
※ 2024年12月時点 Honda調べ
【本田技研工業株式会社 フリード開発責任者 安積 悟(あづみ さとる)のコメント】
「私たちは、これまでフリードが大切にしてきた価値をさらに磨き上げ、お客様の生活だけではなく、使う人の気持ちにも寄り添うクルマとなることを目指し、チーム一丸となって開発しました。この想いが多くの皆様に受け入れられ、名誉ある日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことを大変うれしく思います。ありがとうございました」
【本田技研工業株式会社 CR-V e:FCEV開発責任者 生駒 浩一(いこま こういち)のコメント】
「FCEVとしての現時点での最適解として、水素を使うことなく日常使いができるプラグイン機能、手軽に電気を取り出せる給電機能、また使い勝手のよいSUVをベースにするなど、FCEVの新しい価値を提案したのがCR-V e:FCEVです。GMと共同で進めたFCスタック開発の道のりは決して楽ではありませんでしたが、開発チーム一丸となり、性能が大幅に向上したFCスタックを作り上げることができました。CR-V e:FCEVがこのような名誉ある賞をいただき、大変ありがたく、この喜びを開発チームと分かち合いたいと思います。来るべき水素社会、またカーボンニュートラル社会の実現に向け、今後もHondaは挑戦を続けていきます」
2024.12.05 HONDAニュースルームより
このブランドについて
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HONDA
ホンダ
現存する日本の主要自動車メーカーでは1960年代に最後発で四輪へ進出、大手の傘下に入ることもなく独立独歩で成長したホンダ。初期のスポーツカー「S」シリーズやF1参戦でスポーツイメージが強い一方、初代シビックの成功や、可変バルブ機構を採用した高性能なVTECエンジンで実用的かつスポーティな大衆車メーカーとして発展、1990年代にはミニバンのオデッセイやステップワゴン、SUVのCR-Vをヒットさせ、2010年代には軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」の大成功で軽自動車ブームの中心になっています。先進技術の開発にも熱心で、ハイブリッドカーやBEVなど電動化、運転支援システムの実用化にも積極的。