マツダ、トランジション・ボンドによる資金調達を決定

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」に基づき、本日、トランジション・ボンドの発行条件を決定した。今回発行するトランジション・ボンドは、2024年3月の発行に続くもので、5年および10年の年限で構成されており、発行額は合計300億円だ。

トランジション・ボンドで社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会に貢献

マツダは、2030経営方針における主要取り組みとして、2050年のサプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル(以下、CN)実現に向けた取り組み、および電動化戦略、安全・安心なクルマ社会の実現への貢献などを掲げている。マツダは、このようなサステナビリティに関する取り組みを推進するため、2024年1月に本資金調達の枠組みとして「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を策定した。


今回のトランジション・ボンドにより調達した資金を、バッテリーEVやプラグインハイブリッド車などの開発・製造や、グローバル自社工場のCNなど「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」で定義した適格クライテリアのプロジェクトに活用する予定。本資金調達を通じ、さまざまな社会課題の解決に向けた取り組みを推進・強化し、持続可能な社会に貢献していく。


マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指していく。

【本トランジション・ボンドの概要】

社債の名称マツダ株式会社第32回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
(トランジション・ボンド)
マツダ株式会社第33回無担保社債

(社債間限定同順位特約付)

(トランジション・ボンド)
発行年限5年10年
発行額200億円100億円
利率1.147%1.845%
条件決定日2024年7月25日2024年7月25日
払込期日2024年7月31日2024年7月31日
償還期日2029年7月31日2034年7月31日
資金使途バッテリーEVやプラグインハイブリッド車などの開発・製造、グローバル自社工場のCNなど
主幹事証券会社SMBC日興証券株式会社
野村證券株式会社
SMBC日興証券株式会社

【参考リンク】

【本トランジション・ボンドに関する投資表明】

以下のとおり。


<投資表明投資家一覧>(2024年7月25日時点、50音順)


愛知信用金庫銚子商工信用組合
アセットマネジメントOne株式会社敦賀信用金庫
飯塚信用金庫東京海上アセットマネジメント株式会社
茨城県信用農業協同組合連合会東京東信用金庫
大阪協栄信用組合東春信用金庫
学校法人 埼玉医科大学陶都信用農業協同組合
株式会社東邦銀行十勝信用組合
株式会社富山第一銀行中ノ郷信用組合
北おおさか信用金庫長野信用金庫
呉信用金庫沼津信用金庫
湖東信用金庫萩山口信用金庫
ジェイティービー共済組合福岡県信用組合
しののめ信用金庫富士信用金庫
昭和信用金庫北海道労働金庫
巣鴨信用金庫丸八信用組合
住友生命保険相互会社三島信用金庫
瀧野川信用金庫三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
たじま農業協同組合明治安田アセットマネジメント株式会社
淡陽信用組合大和信用金庫
中国労働金庫労働金庫連合会
中日信用金庫


2024.7.25 MAZDAニュースリリースより

このブランドについて

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    マツダ

    戦前・戦後とオート三輪がヒットした頃から優れた工業デザインが人気を博し、1960年代には世界で初めてヴァンケル式2ローターロータリーエンジンを実用化、1980年代には「赤いファミリア」の大ヒットで社会現象化するなど、実用性や走りへのこだわり、ファッショナブルなデザインといった個性では日本でも群を抜くマツダ。近年でも新型車の設計技術に取り入れた「SKYACTIVテクノロジー」や、効率的な生産技術、エモーショナルなデザインで他社に真似できないクルマづくりを得意としており、新型ロータリーエンジン8Cを発電機に使ったMX-30ロータリーEVのように、電動化でも「マツダらしさ」を存分に発揮しえいます。

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