<参考>エンジンの「直列」「V型」「水平対向」「ロータリー」の違い

"延命"ではなく"新生" 脱炭素を可能にする3社のエンジン開発

一般的にはエンジンのシリンダー(エンジン内の筒状の燃焼室)の配列によって、呼び名が変わる。1列に並ぶのが「直列」で左右交互にV字型に配置したのが「V型」という。


なお、シリンダーが向き合うように水平に配置されているのが「水平対向」。これとは別に、三角形の回転子(ローター)が回転することで動力を得るのが「ロータリー」の特徴。


水平対向エンジンは、エンジンの高さが低く低重心。また、左右に配置されたピストンが互いの振動を打ち消し合うように動くことから低振動と言われている。


ロータリーエンジンは、構造がシンプルで、小型・軽量ながら高出力。昨年11年ぶりに復活しており、今は動力としてではなく、発電機として活用されている。



2024.05.30 トヨタイムズニュースより

このブランドについて

  • TOYOTA

    トヨタ

    常に世界の最多生産台数を争い、日本のみならず世界を代表する自動車メーカー、トヨタ。多くの日本車メーカーと深い関わりを持ち、グループ全体で超小型車からバス・トラック、産業車両まで網羅したフルラインナップ・メーカーであり、近年は実用性やコストパフォーマンスのみならず、スポーツ性など走る楽しみにも力を入れています。世界初の量販ハイブリッドカー「プリウス」から電動化技術では最高の蓄積を持ち、自動運転技術の実用化、新世代モビリティと都市生活の在り方を模索する「ウーブン・シティ」へ多大な投資を行う一方、電動化だけがエコカー唯一の選択肢ではないというスタンスも崩さず、死角のない全方位戦略が現在の特徴です。

    詳細

新着記事

  • NEW

    アメリカのEV普及は今後どうなるの?

    世界最大級の市場規模を誇るアメリカ。電気自動車(EV)メーカーの頂点に君臨するテスラを生み出したことでも知られています。 しかしながら近年ではEV普及率の伸びは緩やかになり、諸外国と比較すると今ひとつです。そんなEVに替わって現在、アメリカ...

    2024/07/03

  • NEW

    市場を席巻するBYDのEV戦略

    2023年第4四半期の販売台数において、EV界のトップに君臨するテスラを上回ったことで知られるBYD。現在世界中で広がるEVの価格競争を牽引する優位性を確立したことも、販売台数において首位となった要因の一つと言えるでしょう。 開発から製造まで一貫...

    2024/07/02

  • 日本では本当にEV化が進んでいるの?

    2021年1月、菅 義偉元総理大臣が発表した「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と言う目標。現在日本ではその実現に向けて補助金や税金面での優遇措置など、国をあげた電気自動車(EV)化が推し進められています。 その成果からか昨今では街...

    2024/07/01