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テスラの電気自動車(BEV)ラインナップ全4車種|価格・スペック比較

日産や三菱と並び、日本でも早くから電気自動車(BEV)をラインナップして、気がつけば古株といえるテスラですが、今回はそのテスラ車のラインナップを見ていきましょう。電気自動車専門メーカーとしてジワジワと増やして現在4車種、5車種目としてピックアップのサイバートラックが導入されるのかも注目されています。

目次

  1. テスラの電気自動車(BEV)ラインナップ一覧
  2. テスラの電気自動車(BEV)の価格比較
  3. テスラの電気自動車(BEV)の特徴・魅力
  4. テスラの電気自動車(BEV)の選び方・比較ポイント
  5. テスラの電気自動車(BEV)に適用される補助金・減税
  6. 【Q&A】テスラの電気自動車(BEV)について多い質問
  7. テスラの電気自動車(BEV)を試乗予約してみよう

テスラの電気自動車(BEV)ラインナップ一覧

テスラの電気自動車(BEV)ラインナップ一覧

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2024年5月現在、テスラの電気自動車(BEV)ラインナップはモデルS、モデルY、モデル3、モデルYの4車種で、初期に販売していたロードスターはラインナップ落ち、最新ピックアップのサイバートラックが5車種目として導入を待たれています。

テスラ モデルSのスペック・価格

テスラ初の本格量産モデルとして2014年6月に日本での販売を開始、基本的には5人乗りの大型高級5ドアファストバックセダンとして、電気自動車特有の開口部が少ないデザインを除けば「意外と普通の姿」で登場したのがモデルSです。


当時の電気自動車はあくまで先進的な環境対策車を「先取り」にしたものに過ぎず、実用性や動力性能は二の次という風潮があった頃ですが、驚くべき加速性能でユーザーの度肝を抜くとともに、先進的な運転支援システム「オートパイロット」も話題になりました。


発売以来10年、幾度も繰り返されたバージョンアップやソフトウェアアップデートによって今なお動力性能も航続距離も優れた一線級の実力を有し、テスラ独自の高速充電器「スーパーチャージャー」によって実用性も高い電気自動車とされています。


自動車メーカーとしては新興ながらも、「アメリカ発の高級・高性能な電気自動車メーカー」としてのブランドを確立し、今もその役割を果たし続けている、歴史的な車です。


メーカー

テスラ(TESLA)

車種

モデルS

モデル・グレード

■トライモーターAWD Plaid


■デュアルモーターAWD

全長×全幅×全高

5,021×1,987×1,430mm

車両重量

■トライモーターAWD Plaid:2,190kg


■デュアルモーターAWD:2,100kg

乗車定員

5人

最小回転半径

-

駆動方式

AWD

電力消費率

- Wh/km

一充電走行距離


(WLTPモード)

■トライモーターAWD Plaid:600km


■デュアルモーターAWD:634km

総電力量

- kWh

最高出力

■トライモーターAWD Plaid:761kW(1,034ps)


■デュアルモーターAWD:500kW(679ps)

最大トルク

■トライモーターAWD Plaid:-


■デュアルモーターAWD:-

価格(税込)

■トライモーターAWD Plaid:1,566万9,000円


■デュアルモーターAWD:1,266万9,000円

公式サイト

テスラ(TESLA)公式サイト

テスラ モデル3のスペック・価格

モデルSやモデルXで「高級・高性能な電気自動車メーカー」としてブランドを確立したテスラですが、より安価で手軽に購入できる電気自動車を目指して開発されたのがモデル3で、日本では2019年5月よりリリース。


日産 リーフなどコンパクトな低価格モデルに対抗するべく、従来のアルミなど軽量素材を多用した高級モデルに対して通常の鋼板を使用するなどコストダウンを図り、テスラのエントリーモデルとして発表直後には世界中から多数のオーダーが舞い込みました。


生産体制の安定化に時間を取られたものの、改良を続けた結果、「手頃な価格で購入できるテスラ車」としてすっかり定着するとともに、「パフォーマンス」など高性能バージョンの設定も忘れていません。


特に「ロングレンジ」はWLTCモード航続距離706kmを誇り、エントリーモデルでありながら他車の大型高級セダン並の実用性を確保しているなど、2024年5月時点の電気自動車としては、もっとも理想的な1台となっています。


メーカー

テスラ(TESLA)

車種

モデル3

モデル・グレード

■デュアルモーターAWDパフォーマンス


■デュアルモーターAWD ロングレンジ


■RWD

全長×全幅×全高

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:4,725×1,850×1,430mm


■デュアルモーターAWD ロングレンジ/■RWD:4,720×1,850×1,441mm

車両重量

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:1,850kg


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:1,828kg


■RWD:1,765kg

乗車定員

5人

最小回転半径

-

駆動方式

■デュアルモーターAWDパフォーマンス/■デュアルモーターAWD ロングレンジ:AWD


■RWD:RWD

電力消費率

- Wh/km

一充電走行距離


(WLTCモード)

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:610km(※自社測定値)


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:706km


■RWD:573km

総電力量

- kWh

最高出力

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:343kW(466ps)


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:-


■RWD:-

最大トルク

-

価格(税込)

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:725万9,000円


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:621万9,000円


■RWD:531万3,000円

公式サイト

テスラ(TESLA)公式サイト

テスラ モデルXのスペック・価格

2016年9月に日本でのリリースが開始されたモデルXはテスラ初のSUVで、基本的にはモデルSをベースとしたクロスオーバー版です。


ただし、2列シート5人乗り、あるいは3列シート6/7人乗りを実現した広い車内空間したSUVでありながら、後席ドアに上方跳ね上げ式を採用した特異な「ファルコンウイングドア」を採用し、空力性能にも優れたルックスはSUVというより多人数用スポーツカー。


モデルS譲りのパワフルなパワーユニットによって、そこらのスポーツカー顔負けとなる強烈な加速性能を誇っており、SUVとしては世界最速級の1台であるほか、運転支援など先進技術の改良やソフトウェアアップデートが今なお続けられています。


メーカー

テスラ(TESLA)

車種

モデルX

モデル・グレード

■トライモーターAWD Plaid


■デュアルモーターAWD

全長×全幅×全高

5,057×1,999×2,271mm

車両重量

- kg

乗車定員

■トライモーターAWD Plaid:6人


■デュアルモーターAWD:5人(オプションで6~7人)

最小回転半径

-

駆動方式

AWD

電力消費率

- Wh/km

一充電走行距離


(WLTPモード)

■トライモーターAWD Plaid:543km


■デュアルモーターAWD:576km

総電力量

- kWh

最高出力

■トライモーターAWD Plaid:761kW(1,034ps)


■デュアルモーターAWD:500kW(679ps)

最大トルク

■トライモーターAWD Plaid:-


■デュアルモーターAWD:-

価格(税込)

■トライモーターAWD Plaid:1,636万9,900円


■デュアルモーターAWD:1,416万9,000円

公式サイト

テスラ(TESLA)公式サイト

テスラ モデルYのスペック・価格

電気自動車としてではなく、全ての自動車の頂点に立つ「2023年に世界でもっとも売れた車」という栄冠を勝ち取ったモデルYは、モデル3の成功をさらに発展すべく同車をベースに開発したクロスオーバーSUVです。


ファルコンウィングドアを装備するモデルSほど奇抜ではなく、ごくごく当たり前にモデル3を5ドアSUV化したような普通の車ではありますが、世界的に大流行しているSUVの安価なコンパクトモデル、それもモデル3譲りの長い航続距離など実用性の高さは抜群!


電気自動車としては安心かつ高級感さえ認知されている「テスラ」ブランドSUVのエントリーモデルとして、2022年6月の日本国内リリース以降、現在もモデル3同様の発展を続けています。


メーカー

テスラ(TESLA)

車種

モデルY

モデル・グレード

■デュアルモーターAWDパフォーマンス


■デュアルモーターAWD ロングレンジ


■RWD

全長×全幅×全高

4,760×1,925×1,625mm

車両重量

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:2,000kg


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:1,980kg


■RWD:1,930kg

乗車定員

5人

最小回転半径

6.1m

駆動方式

■デュアルモーターAWDパフォーマンス/■デュアルモーターAWD ロングレンジ:AWD


■RWD:RWD

電力消費率

- Wh/km

一充電走行距離


(WLTCモード)

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:595km


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:605km


■RWD:507km

総電力量

- kWh

最高出力

-

最大トルク

-

価格(税込)

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:697万9,000円


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:622万6,000円


■RWD:533万7,000円

公式サイト

テスラ(TESLA)公式サイト

テスラの電気自動車(BEV)の価格比較

テスラの電気自動車(BEV)の価格比較

以下に、テスラの電気自動車(BEV)4車種のラインナップからそれぞれ現行モデルの価格表を掲載します。


2024年第1四半期に販売台数の伸びが鈍化したことから、同年4月に戦略的な価格改定が行われ、それぞれ30万円ほど安くなりました。


車種

価格(税込)

モデルS

■トライモーターAWD Plaid:1,566万9,000円


■デュアルモーターAWD:1,266万9,000円

モデル3

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:725万9,000円


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:621万9,000円


■RWD:531万3,000円

モデルX

■トライモーターAWD Plaid:1,636万9,900円


■デュアルモーターAWD:1,416万9,000円

モデルY

■デュアルモーターAWDパフォーマンス:697万9,000円


■デュアルモーターAWD ロングレンジ:622万6,000円


■RWD:533万7,000円

テスラの電気自動車(BEV)の特徴・魅力

テスラの電気自動車(BEV)の特徴・魅力

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2024年5月現在でたった4車種とはいえ、初の本格量産車モデルのデビューからわずか10年ほどで、「電気自動車といえば必ず話題に上るベンチマーク的存在」に成り上がったテスラですが、その電気自動車(BEV)の特徴や魅力とはなんでしょうか。

電気自動車の代名詞となった圧倒的なブランド力

マトモな国産車を作れるようになった1960年代以降、日本では「国情に合わず売れない車の代名詞」となっているアメ車ですが、優れてさえいれば日本も売れるのは当たり前、今や「ジープ」と並んで売れるアメ車の代表格となっているのがテスラです。


もっとも、アメ車というより世界を股にかけた電気自動車の代名詞的存在となっており、先進的な高級・高性能ブランドとしての認知も進んだ今では、「ベンツやBMWと並ぶ憧れの輸入車ブランド」とすらいえます。

電気自動車専門メーカーとして高性能と先進技術が魅力

単に電気自動車の老舗、名門ブランドというだけではなく、たゆまぬ改良を続けて今なおモデルSやモデルXは圧倒的な動力性能と実用的な航続距離を両立し、モデル3やモデルYは必要十分な動力性能と車格を超えた航続性能を低価格で実現しているのがスゴイところ。


さらに運転支援システム「オートパイロット」など、単に電気自動車というだけではない技術的先進性のアピールにも余念がなく、テスラユーザーの満足度を高めています。

日本では長年の功績でCEV補助金が有利

2010年5月に最初の市販車「ロードスター」をリリース後、2014年には最初の本格量産車モデルSのリリースを経て、日本では日産や三菱に次ぐ「電気自動車のメーカー」として販売を続けてきたテスラ。


それだけではなく、テスラ車用の独自規格充電器「スーパーチャージャー」を全国に設置し、サービス網も拡大して電気自動車の普及に貢献し続けており、車両側にV2H/V2L対応機能がないにもかかわらず、モデル3のロングレンジはCEV補助金が満額の85万円です。


その他のモデルも、他の輸入車と比較して補助金の額が有利になっており、日本市場ですっかり定着していることを証明しています。

テスラの電気自動車(BEV)の選び方・比較ポイント

テスラの電気自動車(BEV)の選び方・比較ポイント

テスラの電気自動車(BEV)を購入する場合、同車種でも動力性能、航続距離、価格と優先度が変わってくるため、ユーザーにとっては自分の希望にどれがもっとも適合するかによって、選ぶモデルが変わってきます。

誇るべき加速性能!Plaidやパフォーマンスを選ぶ

テスラ車を選ぶ時にパフォーマンス重視!メディアなどで紹介された超ド級の加速性能を味わいたいなら、モデルSとモデルXに用意された「トライモーターAWD Plaid」か、モデル3とモデルYの「デュアルモーターAWDパフォーマンス」です。


「Plaid(プラッド)」は前輪に1つ、後輪に左右各1つ、3つのモーターによって最高出力1,000馬力オーバーの実力を誇るだけではなく、後輪左右のモーターをトルク配分することで旋回性能も上げるという、高性能電気自動車らしいスペックを誇ります。


それに比べれば地味な印象の「パフォーマンス」ですが、700万円前後で0-100km/h加速3.1秒、最高速261km/h(モデル3)の高性能電気自動車は、バーゲンブライスと言ってよいでし、Plaidもパフォーマンスも立派な航続性能を両立させているのです。

車格を超えた航続距離!ロングレンジを選ぶ

たいてい航続距離には不安があり、よほど長い距離を走れるとしても大型で高額な輸入車しか選択肢がない…と電気自動車の購入に難色を示すユーザーにこそオススメなので、テスラのモデル3とモデルYにラインナップされた、デュアルモーターAWD ロングレンジです。


特にモデル3のロングレンジはたった620万円ほどでWLTCモード航続距離が706km、テスラ以外でこのような選択肢を探しても、日本国内販売車種では1,500万円以上するメルセデス・ベンツEQS350+(700km・2024年5月現在))しかありません。


これほどコストパフォーマンスに優れた電気自動車は、他にそうそう出ないでしょう。

安くてオトクなエントリーモデルのRWDを選ぶ

とにかく電気自動車を所有して、使い込んでみたい!それも新車で!お試しみたいなものだからなるべく安く!といえば、モデル3(531万3,000円)とモデルY(533万7,000円)に設定された「RWD」モデル。


後輪のみの1モーターで航続距離も短めとはいえ500km以上走りますし、CEV補助金(それぞれ65万円)込みなら400万円台で購入できる電気自動車なのに、高級な電気自動車専用ブランドとして浸透したテスラ車ですから、「はじめての電気自動車」には最適です。

テスラの電気自動車(BEV)に適用される補助金・減税

テスラの電気自動車(BEV)に適用される補助金・減税

地球温暖化対策へのひとつの回答として普及を図るべく、電気自動車(BEV)には減税など税制優遇策、国や自治体からの補助金による買い替え促進策がさまざまに講じられており、それはテスラ車でも例外ではありません。

グリーン化特例で自動車税減税!追加措置がある地域も

もとよりエンジンを積んでいないテスラ車の自動車税は、全車とも排気量1リッター以下の区分で約25,000円と安いのですが、さらに「グリーン化特例」で新規登録から翌年度の自動車税はおおむね75%低減の約6,500円と、約18,500円も減税になります。


さらに、新規登録から5年間は自動車税を免除するという東京都や愛知県のように、自治体で独自の優遇策があるケースもあるため、同クラスの大排気量車を所有していたユーザーなどは、買い替えでかなり恩恵を受けます。

エコカー減税で自動車重量税は最初の車検まで免税!

大容量バッテリーを搭載する電気自動車はどうしても車重が従来のガソリン車やHEV(ハイブリッド車)より重くなりがちで、テスラ車もモデルSやモデルXでは2,000kg超~2,500kg以下、モデル3やモデルYでも1,500kg超~2,000kg以下とサイズに対し重量級。


したがって、新規登録時や継続検査(車検)時の自動車重量税も本来は高額になるのですが、まず「エコカー減税」で税額が非常に安くなるうえに、新規登録時と最初の継続検査時は免税になり、その後もエコカー以外より安い税金が続きます。

高価な電気自動車にはありがたい!環境性能割は非課税

電気自動車には「大容量バッテリーを積んでいて重い(自動車重量税が高い)」という以外に、同じく大容量バッテリーが車両価格の3~4割を占めるほど高額なため、購入時の環境性能割(旧・自動車取得税)が高いというデメリットがあります。


しかしこれも、電気自動車なら新車であれ中古であれ購入時の環境性能割は当面…2024年5月現在では令和8年(2026年)3月31日まで…非課税!とありがたい制度があり、テスラ車を購入するユーザーもこの恩恵はかなり大きいでしょう。

その他:国や各自治体による電気自動車の購入補助金

税制優遇だけではなく、電気自動車には国の「CEV補助金」に代表される各種の補助金が出ます。


テスラ車の場合は、モデル3のロングレンジAWDで85万円、それ以外のモデル3、モデルYで65万円、高額車のモデルSとモデルXはやや減額されますが、それでも52万円と、輸入電気自動車の中ではかなりの補助金が出る方です。


さらにモデル3やモデルYでは太陽光発電設備など条件を満たせば東京都で最大85万円の補助が出るなど自治体単位の補助金もあり、「一般社団法人 次世代自動車振興センター」のサイトや、住んでいる都道府県や市区町村のサイトから調べてみましょう。

【Q&A】テスラの電気自動車(BEV)について多い質問

【Q&A】テスラの電気自動車(BEV)について多い質問

ここでは、テスラの電気自動車(BEV)について、購入を検討している、関心が高いというユーザーにとって気になることが多い、代表的な質問に答えていきたいと思います。

Q. テスラ モデルSの車両本体価格と一充電走行距離は?

モデルSは、3モーター(前1・後左右2)で1,000馬力オーバーのハイパフォーマンス版「トライモーターAWD Plaid」と、2モーター(前後各1)の「デュアルモーターAWD」があり、価格差はちょうど300万円。


しかし航続距離にはさほどの差がなく、圧倒的な加速性能を体感できる動力性能差が、そのまま価格差だと思ってよいでしょう。


グレード

価格

一充電走行距離


(WLTPモード)

トライモーターAWD Plaid

1,566万9,000円

600km

デュアルモーターAWD

1,266万9,000円

634km

Q. テスラ モデル3の車両本体価格と一充電走行距離は?

モデル3は現状でテスラ車のエントリーモデルとなっているだけあってコストパフォーマンスの高さが魅力です。


2024年5月に復活したハイパフォーマンス版の「デュアルモーターAWDパフォーマンス」、大型高級高性能セダン並の航続距離706kmを誇る「デュアルモーターAWD ロングレンジ」、後輪1モーターのベーシックモデル「RWD」というラインナップ。


ちなみに「デュアルモーターAWD ロングレンジ」はCEV補助金が満額の85万円(それ以外のモデル3は65万円)出ますから、補助金込み536万9,000円で航続距離700km超の電気自動車が購入できるというのは、まさに理想的です。


グレード

価格

一充電走行距離


(WLTCモード)

デュアルモーターAWDパフォーマンス

725万9,000円

610km(※自社測定値)

デュアルモーターAWD ロングレンジ

621万9,000円

706km

RWD

531万3,000円

573km

Q. テスラ モデルXの車両本体価格と一充電走行距離は?

大型SUVで跳ね上げ式後席ドアの「ファルコンウイングドア」を持つモデルXは、モデルSより高額で、ハイパフォーマンス版「トライモーターAWD Plaid」と2モーター(前後各1)の「デュアルモーターAWD」という2グレード。


日本で販売中のテスラとしてはもっとも高額、重量級で航続距離も控えめな数値となっていますが、SUVで550km前後走れれば現在の電気自動車では大したものです。


グレード

価格

一充電走行距離


(WLTPモード)

トライモーターAWD Plaid

1,636万9,900円

543km

デュアルモーターAWD

1,416万9,000円

576km

Q. テスラ モデルYの車両本体価格と一充電走行距離は?

モデル3ベースのSUVという意味ではモデルXのコンパクト版といえるモデルYですが、特に凝ったメカニズムはなく、素直にSUVとなっているだけあってモデル3との価格差は少ないので、「人気のSUVとしてはかなりのお買い得」と言ってよいでしょう。


ただし重量増加や、正面投影面積が大きいこともあって航続距離ではモデル3に見劣りするため、人気のSUVということでモデルYを選ぶか、コスパのモデル3を選ぶかになりますが、2023年にユーザーから指示されて世界販売台数No.1になったのはモデルYでした。


グレード

価格

一充電走行距離


(WLTCモード)

デュアルモーターAWDパフォーマンス

697万9,000円

595km

デュアルモーターAWD ロングレンジ

622万6,000円

605km

RWD

533万7,000円

507km

テスラの電気自動車(BEV)を試乗予約してみよう

今回は2024年5月時点の日本で販売されているテスラの電気自動車(BEV)、4車種を紹介しましたが、テスラでは公式サイトで「試乗のご予約」から試乗申し込みができるほか、全国のTeslaストアでさまざまなイベントが開催されています。


通常の試乗では飽き足らない場合、「Events」ページからお近くのTeslaストアで「テスラ 1Dayドライブ」や特別試乗会が開催されている時もありますから、ぜひチェックしてみましょう!

このブランドについて

  • TESLA

    テスラ

    2003年にイーロン・マスクが創業、2009年に初の市販車「ロードスター」をデリバリーした時、2020年代には世界を代表するBEVメーカーへ急成長した姿を誰が想像できたでしょうか?高級セダンのモデルSやSUVのモデルXがモーターの大トルクを活かした圧倒的な動力性能と、画期的だった運転支援システム「プロパイロット」で先進的なテクノロジーを好むユーザーの心を鷲掴みにして、安価なセダンのモデル3、SUVのモデルYの量販に成功すると一気にシェアを拡大して世界各地に工場も建設。未来の乗り物だったBEVを一気に身近なものとした立役者であり、BEVが将来の主流と位置づけられる限り、その成長は続きそうです。

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