マツダ、「人とくるまのテクノロジー展2024」に出展
公開日:2024/05/17更新日:2024/05/17
ロータリーエンジン搭載の電動車「MAZDA MX-30 Rotary-EV」を展示
マツダは、ロータリーエンジンを発電機として使用する、EVとしての使い方を拡張した新しい電動車「MAZDA MX-30 Rotary-EV(エムエックスサーティー・ロータリー・イーブイ)」を展示する。そして、「カーボンニュートラル(CN)」「電動化」「人とITの共創による価値創造」をテーマとして、時代に適合して走る歓びを進化させ、日常の移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になるという、マツダの「2030 VISION」の実現を目指す取り組みを紹介する。
「人とくるまのテクノロジー展 2024」 マツダブースイメージ
「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」マツダの展示概要
【車両展示】
「MAZDA MX-30 Rotary-EV」
国内PHEVトップクラス*²107kmのEV走行換算距離*³、新開発の発電用ロータリーエンジン搭載によりさらなる長距離ドライブにも対応可能なEVとしての使い方を拡張したシリーズ式プラグインハイブリッドモデルだ。選択可能な3つの走行モードで使い勝手がよく、心地の良いドライビング体験を提供する。また、普通・急速方式対応の充電機能や1,500Wの給電機能により、お客さまのアクティブなカーライフをサポートする。
【テーマ展示】
-「カーボンニュートラル(CN)」
マツダは、2050年のサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルへの挑戦を宣言した。クルマのライフサイクル全体での視点(LCA)と、燃料に関わる「Well-to-Wheel」*⁴視点の両面でCO2削減への取り組みについて紹介する。
-「電動化」
内燃機関、電動化技術、代替燃料など、地域の電源事情や利用環境に応じたソリューションを適材適所で提供していく「マルチソリューション」の取り組みについて紹介する。
-「人とITの共創による価値創造」
MBD(モデルベース開発)・MBR(モデルベースリサーチ)・AIを活用した人の能⼒を最⼤限に引き出す研究開発や、社内外のデジタル人材の育成・普及への取り組みについて紹介する。
なお、自動車技術会では「2024年春季大会」をパシフィコ横浜において5月22日(水)から24日(金)まで開催している。同大会においてもマツダは、論文発表などを行う予定。また、併設される自動車技術会の企画展示では「MAZDA MX-30」が採用するエコマテリアルの展示を行う予定。
マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指していく。
「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」概要
会期:2024年5月22日(水)・23日(木)10:00-18:00
5月24日(金) 9:00-16:00
会場:パシフィコ横浜(展示ホール・ノース)神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
オンライン展示会:人とくるまのテクノロジー展 2024 ONLINE STAGE 1
2024年5月15日(水) 10:00開幕
2024年6月5日(水) 17:00閉幕
※詳細は下記URLを見てください。
URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/
<人とくるまのテクノロジー展 新車開発講演>
日時:5月22日(水)15:30~16:30
演題:MAZDA MX-30 Rotary-EV ~Heritage meets 電動化~
講師:マツダ株式会社 電動車生技部 部長 上藤 和佳子
会場:パシフィコ横浜2F アネックスホール(オンライン展示会Webサイト内でも聴講可)
*聴講には事前登録が必要
URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/newcar_lecture/
<自動車技術会 技術発表>(有料)
自動車技術会2024年春季大会の詳細内容については下記URLを見てください。
URL:https://www.jsae.or.jp/taikai/2024haru/
*¹ 7月17日(水)から7月19日(金)の日程で「人とくるまのテクノロジー展2024 NAGOYA」が、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場:愛知県常滑市)においても開催予定
*² 国内自動車メーカーが新車として国内発売中のPHEV車比較(2023年3月現在、マツダ調べ)
*³ EV走行換算距離(等価EVレンジ)
*⁴ 燃料に関わる採掘から使用までのサイクル
2024.5.17 MAZDAニュースリリースより
このブランドについて
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MAZDA
マツダ
戦前・戦後とオート三輪がヒットした頃から優れた工業デザインが人気を博し、1960年代には世界で初めてヴァンケル式2ローターロータリーエンジンを実用化、1980年代には「赤いファミリア」の大ヒットで社会現象化するなど、実用性や走りへのこだわり、ファッショナブルなデザインといった個性では日本でも群を抜くマツダ。近年でも新型車の設計技術に取り入れた「SKYACTIVテクノロジー」や、効率的な生産技術、エモーショナルなデザインで他社に真似できないクルマづくりを得意としており、新型ロータリーエンジン8Cを発電機に使ったMX-30ロータリーEVのように、電動化でも「マツダらしさ」を存分に発揮しえいます。