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日産e-POWER搭載車、欧州で販売10万台を突破
日産のe-POWER搭載車が欧州で絶好調、販売台数10万台を突破！
公開日：2024/01/31更新日：2024/01/31
欧州日産は現地時間2024年1月29日、2022年9月から導入されたe-POWER搭載車の販売が好調で、当日までに「キャシュカイ e-POWER」が65,367台、「エクストレイル e-POWER」が34,663台と、欧州市場で合計10万台を突破したと発表した。
高効率エンジンで発電した電気を使い、電気自動車と同じ100%モーター駆動のパワートレイン「e-POWER」は、電気自動車と同様の高い静粛性や運転しやすさで、ユーザーから高い評価を得ている。
大出力を要しない街中ではバッテリーの電気だけで走り、比較的大出力を要求されるとエンジンで発電し、モーターへ動力を供給しながらバッテリーも充電、最大出力発生時にはエンジンとバッテリー双方の電力で走り、状況に応じた最適化が特徴。
最適化は道路状況によっても制御され、路面状況や車速に対して走行音が静かならエンジン非稼働、走行音発生時ならエンジンが稼働して発電を始めるなどして、高い静粛性の実現に努力されている。
「キャシュカイ」は2021年に発売した3代目で、欧州市場ではクロスオーバーのパイオニアとして地位を確立しつつ、2022年にe-POWERモデルを追加した、注目を呼ぶデザイン、アイポイントの高い運転席、俊敏な走りと思い通りに運転できる性能、上質さを兼ね備えている。
ロンドン中心部の日産デザイン・ヨーロッパでデザインされたのは初代や2代目と同様で、開発は英国の日産テクニカルセンター・ヨーロッパ、そして生産も最先端技術を備えた英国サンダーランド工場で行われている。
冒険好きのファミリーがターゲットな「エクストレイル」は、e-POWERに4輪制御技術e-4ORCEを組み合わせたSUVとして、今までにないワクワク感を提供し、週末の家族や友人とのお出かけから、日常の外出までさまざまなシーンにおける理想的なパートナー。
日産の九州工場で生産され、世界中のユーザーへ20年以上もワクワクを届けてきたエクストレイルも現行モデルは4代目で、これまでの3世代全てに流れるDNAを踏襲している。
関係者コメント
アーノルド・シャルペンティエ（日産AMIEO ［アフリカ、中東、インド、欧州、オセアニア］商品戦略およびプライシング担当VP）
我々は、優れた運転体験や効率性の双方を通じ、『キャシュカイ』と『エクストレイル』を選んでくれたユーザーに、日産独自技術であるe-POWERの素晴らしさを認識してもらえたことを誇りに思う。e-POWERを2022年9月に導入して以来となるマイルストーン達成は、大胆で革新的な我々の商品企画、そしてエンジニアリングの功績だ。
デイビッド モス（欧州日産リージョナルSVP・研究開発担当）
日産の電動化戦略にとって重要な鍵を握るのが、e-POWERだ。電気自動車へと完全にシフトするまで時間がもう少しかかるが、それまでに電気自動車同様の快適かつ優れた走行性能を楽しみたいユーザーにとって、100%モーター駆動というe-POWERは最適な選択肢だ。
このブランドについて
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NISSAN
日産
かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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