日産フォーミュラEチーム、カイオ コレットをリザーブ兼シミュレータードライバーに起用!

日産フォーミュラEチームは、カイオ コレットを2023/24年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10のリザーブ兼シミュレータードライバーに起用した。コレットは、2024年1月13日(土)に行われたメキシコ大会より日産フォーミュラEチームに合流しており、チームへの貢献が期待されている。

2024年1月18日(木)、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)の発表によると、カイオ コレットを2023/24年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10のリザーブ兼シミュレータードライバーに起用した。


日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは、コレットをチームに迎えられたことについて大変喜び、次のように話している。


「リザーブ兼シミュレータードライバーという役割は非常に重要で、チームに欠かせない存在だ。ドライバーがシミュレーターから得るフィードバックは、シーズン中のマシンの開発や、年間を通してのパフォーマンスに大きな影響を与える。コレットはシングルシーターの経験が豊富で才能にあふれており、早くもエネルギーマネジメントを含むフォーミュラEの主要システムに適応し始めている。チームと協力しながら彼が成長していくことを楽しみにしている」


またコレットのコメントによると、「フォーミュラEがシステムやドライビングスタイルなど、他のシリーズとは大きく異なることに衝撃を受けつつ、自分の能力を最大限に発揮し、チームに貢献できるよう全力で挑む」とのこと。


最後にコレットについて紹介すると、アルパイン・アカデミーの出身で現在21歳。2017年のフォーミュラ4 UAE選手権でフォーミュラカー(シングルシーター)のレースキャリアをスタート。2018年にはフランスフォーミュラ4選手権にて7勝を挙げ、シリーズチャンピオンに輝いた。その後、フォーミュラ・ルノー・ユーロカップに2シーズン参戦。2020年には総合2位を獲得。FIAフォーミュラ3にも参戦し、3シーズンで3勝、11回の表彰台を獲得した。

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    日産

    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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