トヨタが燃料電池自動車MIRAIの一部改良を発表、「Advanced Drive」搭載グレード以外の装備を充実

公開日：2023/12/01更新日：2023/12/01

トヨタは同社の燃料電池自動車（FCEV）、MIRAIの一部改良を発表、Advanced Drive搭載グレード以外の装備を充実して予防安全性能やメーターの視認性を向上させるとともに、ドライブレコーダーやデジタルキーのオプションを追加した。

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「Advanced Drive」搭載グレード以外の装備を充実し、最大15万5,000円の値上げ

目立つところでは、従来はAdvansed Drive搭載車のみだった12.3インチTFTカラーメーターが全車標準装備となった

トヨタは2023年12月18日、同社の燃料電池自動車（FCEV） MIRAIの一部改良を発表した。

主な内容は、「Advanced Drive」搭載グレード以外で以下のように装備が充実されている。

予防安全パッケージ「Toyota Safety Sence」を、先行車やカーブに対する減速支援や、歩行者/自転車、駐車車両など危険へ近づきすぎないステアリング支援を行う、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]を追加するなど最新型へ更新。

また、一定条件下における高速道路渋滞時の運転負荷を軽減し、安全安心な駐車支援を実現する、高度運転支援機能トヨタチームメイトの[アドバンストドライブ（渋滞時支援）]、[アドバンストパーク（リモート機能付）]を標準装備した。

さらに、従来は12.3インチTFTカラーメーターの採用を拡大して全車に標準装備、視認性を向上させるとともに、全64色へ照明色を変更できる室内イルミナーションも全車に採用されている。

オプション設定にも変更があり、ドライブレコーダー（前後方）と、スマートフォンへ専用アプリをインストールしていれば、ドラのロック/アンロックからエンジンスタートまで、画面操作なしで可能なデジタルキーが追加された。

メーカー希望小売価格は消費税込みで726万1,000円〜861万円と、Advanced Drive搭載車は1万円、それ以外のグレードでは装備が充実した分だけ、最大で15万5,000円アップとなっている。

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