実質再生可能エネルギー100%「日産でんき」の売電エリアを東京、関西エリアに拡大

日産自動車株式会社(以下「日産自動車」)は、実質再生可能エネルギー100%の「日産でんき」の売電地域を25年5月より、東京電力管内で拡大し、新たに関西電力管内でも開始したと発表した。さらに本年10月から、沖縄・離島を除く日本全国へ売電地域を拡大する予定だ。

実質再エネ100%電力で家庭とEVを支援

「日産でんき」は、FIT発電所由来のFIT非化石証書※1を付すことで、実質的に再生可能エネルギー100%(以下「実質再エネ100%」)としてお客さまへ提供しており、日産自動車の連結子会社である日産トレーデイング株式会社(以下「日産トレーデイング」)が、一般家庭のお客さまを対象として24年12月に販売を開始した。

東京電力管内の神奈川県では、サービス開始以降、累計1,000件以上の新規契約を獲得している。また、例えば東京電力管内では、EV(他メーカーも含む)に乗られるお客さまが新規に契約される場合、基本料金を最大26%割引するなど、各地域のお客さまにより普及を促進するためのサービスを提供している。

日産は2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルの実現を目指している。再生可能エネルギー由来の電力を、日産自動車販売店でのEVの急速充電※2に加え、「日産でんき」を通じて一般家庭にも提供することで、クリーンな電力使用・EVでの移動を促進する。

※1 固定価格買取制度(FIT)の認定を受けた非化石エネルギー源に由来する電気の環境価値を証書化したもの


※2 ZESP3(Zero Emission Support Program3)会員が充電する電力。2023年9月開始。

2025/05/28 日産自動車ニュースルームより

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    日産

    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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