新型車「bZ7」や「LEXUS ES」の新型を上海モーターショーで世界初披露
公開日:2025/04/30更新日:2025/04/30
マルチパスウェイの取り組みのもとBEVのラインアップを拡大
カーボンニュートラルの実現に向けて
トヨタはこれまで「もっといいクルマづくり」を目指し、商品と地域を軸とした経営を進めていく。その中で、カーボンニュートラルの実現に向けたパワートレーン開発においては、あらゆる国・地域の様々なお客様ニーズに応えうる電動車の選択肢を用意する「マルチパスウェイ」の取り組みのもと、多様なモビリティを展開している。
中国は、新車販売におけるBEV比率が高く電動化をリードする最先端市場である。現地のお客様に寄り添いながら「マルチパスウェイ」の取り組みをさらに加速すべく、TOYOTAブランドではbZ4X、bZ3、bZ3X、bZ5に続くBEVとして新型車「bZ7」を、LEXUSブランドではUX、RZに続くBEVとして新型「ES」を発表した。
中国で発表した新型車
bZ7

bZ7(上海モーターショー2025展示モデル)
新型車「bZ7」は現地開発モデルとして、広州汽車集団有限公司(GAC)、広汽トヨタ自動車有限会社(GTMC)、およびトヨタ知能電動車研究開発センター(中国)有限会社(IEM by TOYOTA)*2が共同で開発を行った。トヨタの安全・安心かつ高品質なモノづくりと中国の最先端技術という各社の強みを融合した、全長が5mを超えるセダンタイプのBEVである。中国BEVラインアップのフラッグシップモデルに相応しい、最新の知能化技術*3を搭載予定である。1年以内の発売に向け、引き続き開発を進めていく。
LEXUS ES
新型「ES」は、BEVとHEVを併せ持つ、LEXUSの次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルである。ゆとりある後席を実現するパッケージと最新技術が、すべての乗員に上質で快適な室内体験を提供する。次世代BEVコンセプト「LF-ZC」に着想を得たLEXUSの新しいデザインを体現するとともに、クルマの素性を鍛え上げ、電動化技術で静粛性や乗り心地のさらなる進化を追求した。
新型ESの詳細はこちらを確認ください。
今後もトヨタは、各地域でのお客様のニーズやカーボンニュートラルへの貢献に向け、HEV、PHEV、FCEVを含む様々な選択肢の開発を推し進め「もっといいクルマづくり」で貢献していく。
*1正式名称:第21回上海国際自動車工業展覧会
*2中国での現地開発を推進するトヨタのR&D拠点
*3クルマに新しい価値を提供。よりよいユーザーエクスペリエンスのためのスマートコックピットや運動支援、先進安全技術など
2025年04月23日 トヨタニュースリリースより
このブランドについて
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TOYOTA
トヨタ
常に世界の最多生産台数を争い、日本のみならず世界を代表する自動車メーカー、トヨタ。多くの日本車メーカーと深い関わりを持ち、グループ全体で超小型車からバス・トラック、産業車両まで網羅したフルラインナップ・メーカーであり、近年は実用性やコストパフォーマンスのみならず、スポーツ性など走る楽しみにも力を入れています。世界初の量販ハイブリッドカー「プリウス」から電動化技術では最高の蓄積を持ち、自動運転技術の実用化、新世代モビリティと都市生活の在り方を模索する「ウーブン・シティ」へ多大な投資を行う一方、電動化だけがエコカー唯一の選択肢ではないというスタンスも崩さず、死角のない全方位戦略が現在の特徴です。