「エコノミスト・インパクト」が世界15都市で若年層の意識調査を実施同世代はEVを移動手段として支持
公開日:2025/03/16更新日:2025/03/16
・都市部の若年層は電動化技術について豊富な知識を持ち、回答者の約半数が自身の移動手段の選択に影響を与えると回答
・過半数の回答者がカーボンフットプリントの削減に関心を示し、持続可能性を重視するものの、現実的な考え方も根強い
若年層が選ぶ未来のモビリティ──EV普及の鍵を握る意識と現実
日産は「エコノミスト・インパクト」に、都市部に住む若年層を対象に、モビリティの選択に関する調査を依頼した。調査は世界15都市で行われ、3,750人が回答し、同世代が移動手段として電気自動車(EV)を支持する結果が示された。日産はこの結果について、変化し続けるお客さまのニーズにあわせてクルマの電動化を推進し、持続可能なソリューションの提供に取り組む自社の方向性に合致するものと考えている。
主な調査結果:
- 回答者の過半数(57%)が、カーボンフットプリントを削減するためなら自身の移動習慣を変えても良いとしている。特に新興国の都市では、移動手段を選ぶ際には環境への配慮が不可欠と考えている
- 移動手段の選択肢としてEVが支持されている。今回の調査では、回答者のEV所有率は23%でしたが、10年後には35%以上まで上昇すると予想される
- 今後5年間で自分がEVを運転するようになると考えた回答者の割合は、新興国の都市では44%、先進国では31%でした。大気汚染に直面する新興国では、持続可能性を考慮する傾向が強いと考えられる
- 若年層はエネルギー貯蔵、代替燃料、クルマとさまざまなモノをつなげる「V2X」などのイノベーションに高い関心を示しており、回答者の半数近く(40%以上)が、これらの技術が移動手段の選択時に影響を与えると回答している
「エコノミスト・インパクト」でアジアパシフィックにおける持続可能性の責任者を務めるリトゥ バンダリは次のように述べている。「本調査では、若年層がモビリティの未来をどのように考えているのかを探りました。なぜなら彼らの選択によってモビリティの将来が形成されるからです。調査結果は、持続可能なモビリティを普及させるには環境への貢献と、実際の利用時に優先する事項(価格や利便性、受容性など)のバランスが重要であるということを示しています。そして、公共交通機関、EV、カーシェアといったさまざまな移動手段を組み合わせ、誰もが使いやすい移動のネットワークを提供していくことが必要なのです」
日産の常務執行役員でグローバル広報を担当するラバーニヤ ワドゥガウカルは次のように述べている。
「日産はモビリティの電動化を推進し、持続可能性を高めていくことで、未来の移動手段を作り上げようとしています。本調査によって、クルマの電動化ニーズの高まりや、電動化についての認知向上の必要性を改めて確認することができました。また、長期的にEVを普及させていくためには、費用対効果の高いEVを提供し、現実に即したスムーズな移行を目指すことが重要です。日産はデータに基づく調査やイノベーションを活用しながら、電動化を選択肢の一つとしてだけではなく、未来のモビリティの中心としていきたいと考えています」
若年層はEVを移動手段として好む
調査回答者のうち、現在EVを所有している人の割合は23%でしたが、全体の3分の1以上が10年後にはEVを自分のクルマとして考えると回答した。また、今後5年間でEVを運転するようになると考える回答者の割合は、新興国の都市で44%、先進国では31%である。上海、サンパウロ、メキシコシティといった都市では、大気汚染や渋滞といった環境への懸念が深刻化し、EVへの関心が高まっている。EVの普及を左右する要因としてバッテリー性能、充電インフラやコストなどが挙げられますが、新興国の都市ではバッテリー性能について、先進国では従来のガソリン車との比較で依然として高いEVのコストを懸念する声があった。
EVに対する今後の期待は、モビリティのその先へと広がる
調査回答者の40%以上が、新たなEV技術に高い期待を寄せており、EVが日々の生活を変えていく可能性を認識している。特にEVが移動手段にとどまることなく、再生可能エネルギー由来の電気を蓄電し、外部デバイスへ給電するなど、エネルギーマネジメントに貢献できることを調査回答者の半数が理解している。また、緊急時の電力共有といった従来のモビリティを超えるEVならではの機能については、新興国の都市の回答者がより高い期待を寄せている。
日産はよりクリーンで安全、そしてインクルーシブな世界を目指し、誰もがどこででもモビリティを利用できるようにしたいと考えている。そして、誰にとっても利用しやすく、価格競争力の高いEVを提供することを目指している。日産は今後も充電インフラの改善、バッテリー技術の向上、費用対効果の高いEVソリューションの開発を進めていく。充電やエネルギー貯蔵に関するイノベーション、V2X技術などを活用し、包括的で効率的なEVエネルギーエコシステムの構築を目指していく。
日産は、世界の移動やエネルギーへのニーズに対する現実的なソリューションを提供していく。今後も将来社会に向けたソリューションの開発に引き続き注力し、より持続的で強靭なモビリティの未来に貢献していく。
・本調査は、5大陸15都市の18歳から30歳までの都市居住者3,750人を対象に実施。調査対象は、バンコク、コペンハーゲン、ロンドン、ロサンゼルス、マニラ、メルボルン、メキシコシティ、ニューデリー、ニューヨーク、パリ、リヤド、サンパウロ、上海、東京、トロントの15都市で均等に割り当てた。
2025/03/06 日産自動車ニュースルームより
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NISSAN
日産
かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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