NEW
【S耐最終戦直前特番!】モータースポーツで鍛えた水素技術はここまで来た
公開日:2024/11/25更新日:2024/11/25
水素ステーション、気体と液体両方の充填に対応へ
11月16、17の両日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で最終戦を迎えるENEOSスーパー耐久シリーズ(S耐)2024 Empowered by BRIDGESTONE。
本番を前にした10月末、富川悠太が向かったのはサーキット…ではなく、愛知県内の水素ステーション。そこにあったのはROOKIE Racingの32号車、“液体”水素を燃料とする水素エンジンカローラ。
その理由は、サーキット以外の場所で液体水素を充填する実証実験を行うため。
通常は、“気体”水素をFCEV(燃料電池車)に供給している水素ステーションだが、貯蔵時は液体。将来の液体水素車の実用化を見据えて、既存のステーションで気体・液体どちらも充填できるようにすることが、今回の実験の狙いだ。
サーキットでは何度も行ってきた液体水素の充填。その経験があるからこそ、ともに開発を進めてきた岩谷産業の仲間は、場所が変わっても、「S耐の経験があるので、自信をもってできる」と胸を張る。
クルマとインフラ両輪で、水素社会へ前進している様子がうかがえる今回のトヨタイムズニュース。
水素エンジンカローラは、最終戦にも出場予定。ニュースをご覧になって気になった方は、ぜひ現地で観戦してみては?
2024.11.14 トヨタイムズニュースより
このブランドについて
-
TOYOTA
トヨタ
常に世界の最多生産台数を争い、日本のみならず世界を代表する自動車メーカー、トヨタ。多くの日本車メーカーと深い関わりを持ち、グループ全体で超小型車からバス・トラック、産業車両まで網羅したフルラインナップ・メーカーであり、近年は実用性やコストパフォーマンスのみならず、スポーツ性など走る楽しみにも力を入れています。世界初の量販ハイブリッドカー「プリウス」から電動化技術では最高の蓄積を持ち、自動運転技術の実用化、新世代モビリティと都市生活の在り方を模索する「ウーブン・シティ」へ多大な投資を行う一方、電動化だけがエコカー唯一の選択肢ではないというスタンスも崩さず、死角のない全方位戦略が現在の特徴です。