射水市と日産自動車、電気自動車を活用し、カーボンニュートラルなまちづくりに向け共創
公開日:2024/09/20更新日:2024/09/20
電気自動車及び再生可能エネルギーを活用した包括連携協定を締結
【協定締結の背景】
射水市は、脱炭素社会の実現を目指す、「ゼロカーボンシティ」を表明しており、再生可能エネルギーの普及促進やSDGsの推進など、環境対策に積極的に取り組んでいる。その一環として、「日産リーフ」5台などEV10台を含む、電動車29台を公用車として導入しており、公用車の電動化率約30%達成のほか、EVから電力を取り出すことができる可搬型給電器1台の導入や、PPAによる太陽光発電システムを設置した市庁舎立体駐車場への急速充電器1基(50kW×2口)を整備するなど、カーボンニュートラル実現と持続可能で強靭なまちづくりを推進している。
日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、エネルギーマネジメント、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズム、地域交通、次世代教育を通じ、脱炭素化、強靭化(災害対策)の実現により社会変革を促す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を国内の販売会社と共に推進している。EVの普及によるゼロ・エミッション社会構築を目指し、SDGsの達成や地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業の皆さまと連携している。
脱炭素化や強靱化の実現を目指す射水市が「ブルー・スイッチ」に賛同し、本協定を締結する運びとなった。
【連携項目と取り組み内容】
協 定 項 目 | 具 体 的 取 組 例 |
---|---|
(1) カーボンニュートラルの実現とEVの普及に関する事項 | ・市民及び市内事業者へのEVの普及促進活動の実施 ・市で開催する環境イベントでのEV展示、給電デモ実施 |
(2) 再生可能エネルギーの普及に関する事項 | ・市民や市内事業者への再生可能エネルギー普及促進 ・再生可能エネルギーや、EVを活用したエネルギーマネジメントに関するノウハウの提供 |
(3) 災害時における支援に関する事項 | ・災害による停電時に、日産販売会社が市にEVを貸与し、市が避難所等の非常用電源としてEVを活用 ・避難訓練や防災訓練でのEV活用 |
(4) 環境教育の実施に関する事項 | ・「日産わくわくエコスクール」の実施など、環境教育での協力、連携 |
(5) その他、協議し必要と定める事項 |
射水市、日産自動車、富山日産自動車および日産サティオ富山は、EVや再生可能エネルギーの積極的な活用により脱炭素化を推進し、環境・防災対策等、本協定締結に基づく様々な取り組みを行う。今後も、射水市が目指すカーボンニュートラルの実現、ゼロ・エミッション社会の先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向け、共創していく。
First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html
日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html
2024/09/13 日産自動車ニュースルームより
このブランドについて
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日産
かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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