豊橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結

メルセデス・ベンツ日本合同会社(以下 MBJ)は、本日、豊橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結した。

大規模災害時に電気自動車を避難所等で非常用電源として活用するため、メルセデス・ベンツの電気自動車を貸与

豊橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結
豊橋市と「災害時等における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結

協定の目的

台風や地震などの大規模災害が発生した場合、豊橋市が指定する避難所等において、MBJの所有する電気自動車EQSを貸与し、非常用電源として活用する。災害時に停電した豊橋市指定避難所等へ電力の供給が可能となり、避難所等の円滑な運営に貢献する。

電気自動車の給電機能(V2H/V2L)について

貸与車両のEQSは、車外へ電力を供給できる双方向充電(*1)が可能で、外部給電機器を接続することで蓄電池として利用できる。大規模な停電の際には、車両に充電された電気を家庭や避難所等に送る予備電源としても利用することができる。


EQSのバッテリー容量は107.8kWh(*2)ですので、一般的な家庭の電力消費量であれば最大約7日分(*3)を賄うことが可能。


*1:給電機能を利用する際には、別途外部給電機器(V2L/V2H)が必要。V2Lは約400W以上での消費電力での使用。


*2:2024年8月時点の貸与車両の情報。


*3:一般的な4人家族の平均的な電力使用量を1日あたり13.1kWh・月400kWhとした場合、車両のバッテリーで賄える電力量。バッテリー残量10%になるまでのシミュレーション試算となる。



2024年8月2日 Mercedes-Benz Japan Press Informationより

このブランドについて

  • MERCEDES BENZ

    メルセデス・ベンツ

    19世紀に世界初のガソリンエンジンで走る自動車メーカーとして創業、第2次世界大戦前には高級車やレーシングカーで既に名を上げており、戦後も数々の名車を輩出したドイツの老舗メーカー。中途半端なものは作らない「最善か、無か!」をスローガンに高品質なクルマづくりを社是としており、日本ではかつてのインポーター、ヤナセによる巧みなイメージ戦略で高級輸入車の代表格となりましたが、バブル時代の190E(W201)以降は庶民向けの「ちょっとお高い輸入車」程度に身近な存在となっていき、現在は比較的小型で手頃なAクラスからラインナップ。PHEVやBEVなど電動化にも熱心で、日本を重要な市場と位置づけています。

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