着脱バッテリー式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」を発売

Hondaは、着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー、以下モバイルパワーパック)」を電源として使用する、ポータブル電源「Honda Power Pod e:(パワーポッド イー)」を発売。
Honda Power Pod e:は、販売会社である株式会社ホンダパワープロダクツジャパンを通じて、法人および個人事業主の方を対象*¹に、以下の専用サイトで販売する。

高性能なポータブル電源、非常時や屋内外での活用が可能

Honda Power Pod e: 専用サイト:https://www.honda.co.jp/battery/e1500/

ポータブル電源「Honda Power Pod e:」

ポータブル電源「Honda Power Pod e:」

Honda Power Pod e:は、Honda独自の正弦波インバーターを搭載した、定格出力1500W※2のポータブル電源だ。家庭用コンセントと同等の十分な出力を確保するほか、電気の質が求められる精密機器にも安心して使用することができる。また、排出ガスや騒音を発生させないため、オフィス・店舗の災害時の非常用電源、夜間工事用の電源など、エンジン発電機の使用が難しい屋内外のさまざまなシーンでの活用が可能。


また、予備のモバイルパワーパックをあらかじめ充電※3しておけば、充電待機時間なしですぐに充電済みバッテリーと交換し、より長時間、継続して使用することができる。さらに、複数のHonda Power Pod e:や、Hondaのインバーター発電機・蓄電機を、別売りのコードで接続して並列運転※4することで出力を増やし、より幅広い電気機器に対応することも可能。


なお、モバイルパワーパックは、「BENLY e:(ベンリィ イー)」「EM1 e:(イーエムワン イー)」などのHondaの電動バイクをはじめ、他社製品も含めたさまざまな電動機器の動力源として活用されている。モバイルパワーパックは製品間での相互利用※5が可能なため、他の製品に搭載されているモバイルパワーパックを用いて、Honda Power Pod e:を非常用電源として活用することも可能。

着脱バッテリー式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」を発売
Honda Power Pod e:(使用例)

Honda Power Pod e:(使用例)

【Honda Power Pod e: の主な特長】

■Honda独自の正弦波インバーター搭載


Hondaがポータブル発電機や蓄電機の開発で培った、独自の正弦波インバーター技術を採用。電気の質が求められる精密機器への電力供給も可能。


■移動や保管に適したつくりで、多様な環境に適応


重量13.4kg、高さ430mm、縦幅269mm、横幅385mmと扱いやすいサイズに加え、四隅にハンドルを配置することで持ち運びのしやすさを追求した。また、横に倒しての使用および保管も可能とし、さまざまな使用環境や保管場所にも適応する。


■並列運転による最大出力向上


複数のHonda Power Pod e:や、Hondaの発電機(EU9iGB、EU18i、EU26iJ)・蓄電機(LiB-AID E500)を接続して並列運転することで、電気供給量を増やし、多様な電気機器を使える。


■ソーラーパネルでの充電に対応*⁶


再生可能エネルギーでの充電が可能となり、カーボンニュートラルの実現に寄与する。


■専用スマートフォンアプリでHonda Power Pod e:の遠隔操作が可能


専用スマートフォンアプリ「Honda My Power Pod」とHonda Power Pod e:をBluetooth®接続することで、電源オフや充電タイマーの設定、バッテリー残量や出力状況の確認などを遠隔で行うことができる。


■複数のモバイルパワーパックと別売りの専用充電器を使うことで、連続で使用が可能


使用中のモバイルパワーパックの電池残量がなくなっても、あらかじめ充電しておいた予備のモバイルパワーパックと交換することで、充電の待ち時間なしに、Honda Power Pod e:をより長時間、連続で使用することができる。なお、モバイルパワーパックの充電は、Honda Power Pod e:での充電に加えて、別売りのHonda Power Pack Charger e:を使って行うこともできる。

Honda Power Pack Charger e:(左)Honda Mobile Power Pack e:(右)

Honda Power Pack Charger e:(左)Honda Mobile Power Pack e:(右)

※1 本製品は、バッテリーリサイクルの社会的責任の観点から、バッテリーの適切な廃棄にご理解ご協力いただける事業者(法人・個人事業主)向けの販売としている。購入をご検討のお客様は、専用サイトから申し込みをお願いします。


※2 定格出力:1500VA(W)、最大出力:2000VA (W)


※3 Honda Power Pod e:での満充電時間:約4時間、Honda Power Pack Charger e:(別売)での満充電時間:約6時間


※4 並列運転対象機種:Honda Power Pod e:、LiB-AID E500、EU9iGB(エネポ)、EU18i、EU26iJ


※5 旧モデルMobile Power Packは対応していません。


※6 Honda推奨のソーラーパネルについては、製品サイトを見てください https://www.honda.co.jp/battery/e1500/


【メーカー希望小売価格】(消費税10%込み)

Honda Power Pod e:¥246,400
Honda Mobile Power Pack e:¥108,900
Honda Power Pack Charger e:(モバイルパワーパック専用充電器)¥55,000

【Honda Power Pod e:主要諸元】

モデル名E1500
全長(mm)385
全幅(mm)269
全高(mm)430
重量(kg)13.4
交流出力 最大出力(kVA/W)2/2000
交流出力 定格出力(kVA/W)1.5/1500
USB出力 定格出力(W)15
定格電流(A)15
定格電圧(V)100
定格周波数50Hz/60Hz

【Honda Mobile Power Pack e:主要諸元】

形式DM5026Z
セル仕様リチウムイオン電池
全長(mm)156.3
全幅(mm)177.3
全高(mm)298
重量(kg)10.2
定格電圧(V)50.26
定格容量(Ah)/定格電力量(Wh)26.1/1314
連続放電出力(kW)2.5
IP保護等級IP65

【Honda Power Pack Charger e:主要諸元】

全長(mm)434
全幅(mm)244
全高(mm)227
重量(kg)5.3
入力電源単相AC 100-240V 50Hz/60Hz
定格充電電力(W)270

2024.06.28 HONDAニュースリリースより

このブランドについて

  • HONDA

    ホンダ

    現存する日本の主要自動車メーカーでは1960年代に最後発で四輪へ進出、大手の傘下に入ることもなく独立独歩で成長したホンダ。初期のスポーツカー「S」シリーズやF1参戦でスポーツイメージが強い一方、初代シビックの成功や、可変バルブ機構を採用した高性能なVTECエンジンで実用的かつスポーティな大衆車メーカーとして発展、1990年代にはミニバンのオデッセイやステップワゴン、SUVのCR-Vをヒットさせ、2010年代には軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」の大成功で軽自動車ブームの中心になっています。先進技術の開発にも熱心で、ハイブリッドカーやBEVなど電動化、運転支援システムの実用化にも積極的。

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