NEW

三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始

三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)の欧州事業統括会社であるミツビシ・モーターズ・ヨーロッパ・ビー・ブイは、欧州市場向けのコンパクトSUV『ASX』のフロントデザインを一新するとともに、コネクティッド機能や安全機能を強化するなど大幅改良を施し、2024年6月より当社の販売ネットワークを通じて欧州の一部市場で販売を開始する。

フロントデザインを一新し、コネクティッド機能や安全機能を強化

三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始

『ASX』は、アライアンスパートナーであるルノーよりOEM供給を受けるCMF-Bプラットフォームを採用した2列5人乗りのコンパクトSUVで、2023年3月に欧州で販売を開始した。今回の大幅改良ではフロントフェイスを一新し、洗練されたモダンなデザインを実現するとともに、コネクティッド機能や安全機能を追加することで、利便性や安全性を高めている。なお、新型『ASX』は2024年5月よりスペインのルノー社バリャドリード工場で生産を開始する。


新型『ASX』の主な特長は下記のとおり。

1.デザイン

三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始
三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始

新型『ASX』では、三菱自動車のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」をより強く印象付けるフロントフェイスに一新した。バンパー中央部を大胆にブラックアウト化することで「ダイナミックシールド」を強調するとともに、立体的で奥行き感のあるサテンシルバーのグリルモチーフを組み込んで一体化させることで、ダイナミックかつ堅牢な印象を両立した。LEDヘッドライトは、L字型とスリット状の造形を組み合わせ、洗練されたモダンな印象に仕上げている。また、ダイヤモンドカット加工を施したブラックの18インチのアルミホイール*1を新たに採用し、スポーティな逞しさを表現している。

2.コネクティッド機能

三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始
三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始

室内では10.4インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオを新たに採用するとともに、三菱車で初めてのGoogle搭載車*1、2として、コネクティッドサービスを充実。音声で電話やメール、音楽の再生、リマインダーの設定、車内の温度調整などができるGoogleアシスタントや、ナビゲーション機能やリアルタイムの交通情報を提供するGoogleマップ、スマートフォンのように音楽やポッドキャストなどのアプリをダウンロードできるGoogle Playを使用することができる。


また、コネクティッド機能を強化する新開発のモバイルアプリ「My Mitsubishi Motors」を展開する。スマートフォンから駐車位置の確認などが可能となり、日常生活での使い勝手を向上させる。

3.安全機能

三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始
三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始

駐車可能位置を自動で検知し、車庫入れや前向き駐車、縦列駐車をサポートするパークアシスト*1や、車両周囲の障害物などの確認を補助するアラウンドビューモニター*1を装備し、駐車時の安全性と利便性を高めた。また、後退時交差車両検知警報システム[RCTA]*1をはじめとする予防安全技術を充実させることで、快適かつ安全・安心な運転をサポートする。

4.パワートレイン

三菱自動車、コンパクトSUV『ASX』を大幅改良し欧州で6月から販売開始

新型『ASX』では、ハイブリッドEV(HEV)モデル、マイルドハイブリッドモデル、ガソリンエンジンモデルを設定した。HEVモデルでは1.6Lガソリンエンジンに駆動用と発電用の2つのモーター、マルチモードオートマチックトランスミッションと1.2kWhの駆動用バッテリーを組み合わせた。また、バッテリー残量を温存しながら走行する「Eセーブ」モードを新たに採用した。駆動用バッテリーの充電を40%以上に保つことができるため、EV走行したい場面や、急坂などモーターによるエンジンのアシストが必要な場面に備えて、電池残量を確保しておくことが可能。


そのほか、1.3L直噴ガソリンターボエンジンと6速マニュアルトランスミッション或いは7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドモデル、1.0Lガソリンターボエンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたガソリンエンジンモデルをラインアップしている。


*¹:グレード別装備


*²:Google、Googleマップ、Google PlayはGoogle LLCの商標です。



2024年04月24日 三菱自動車ニュースルームより


問い合わせ先

三菱自動車お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-324-860
受付時間:9:30~12:30 13:30~17:00

このブランドについて

  • MITSUBISHI

    三菱

    近年の三菱自動車は、ミニバン型のデリカD:5、軽スーパーハイトワゴンのデリカミニ、ピックアップトラックのトライトンに正統派のアウトランダーと、ラインナップのほとんどをSUVが占め、長年培った電子制御技術によって、AWDでも2WDでも優れた走行性能を発揮するのが特徴。軽BEVのeKクロスEVやミニキャブMiEV、アウトランダーやエクリプスクロスではPHEVタイプのSUVも好評で、規模は小さいながらもSUVや商用車の電動化では最先端を走るメーカーです。日本でのイメージリーダーは「デリカ一族」のデリカD:5とデリカミニですが、日本でも人気が再燃したピックアップトラック市場へトライトンを投入します。

    詳細

新着記事

  • NEW

    アメリカのEV普及は今後どうなるの?

    世界最大級の市場規模を誇るアメリカ。電気自動車(EV)メーカーの頂点に君臨するテスラを生み出したことでも知られています。 しかしながら近年ではEV普及率の伸びは緩やかになり、諸外国と比較すると今ひとつです。そんなEVに替わって現在、アメリカ...

    2024/07/03

  • NEW

    市場を席巻するBYDのEV戦略

    2023年第4四半期の販売台数において、EV界のトップに君臨するテスラを上回ったことで知られるBYD。現在世界中で広がるEVの価格競争を牽引する優位性を確立したことも、販売台数において首位となった要因の一つと言えるでしょう。 開発から製造まで一貫...

    2024/07/02

  • 日本では本当にEV化が進んでいるの?

    2021年1月、菅 義偉元総理大臣が発表した「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と言う目標。現在日本ではその実現に向けて補助金や税金面での優遇措置など、国をあげた電気自動車(EV)化が推し進められています。 その成果からか昨今では街...

    2024/07/01