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Audiの電気自動車がさらに進化 e-tron史上最長の一充電航続距離をかなえるパッケージを発表

アウディ ジャパンは、アウディのフルサイズEVクーペSUV、Audi Q8 Sportback e-tron quattroの一充電走行距離が619km(WLTCモード)となるオプションパッケージ、レンジプラスパッケージを新設しました。本日より全国のアウディe-tron店(116店舗、現時点)にて発売する。

レンジプラスパッケージ、オプションパッケージ

 Audi Q8 e-tronのレンジプラスパッケージにより、アウディの電気自動車e-tron史上最長の一充電航続距離619km(WLTCモード)を実現


 Audi Q8 Sportback 55 e-tron quattro S line専用の走行時摩擦抵抗を低減、効率を最適化するオプションパッケージ

アウディの電気自動車e-tron史上最長の一充電航続距離619km(WLTCモード)を達成

Audi Q8 e-tronに新設したレンジプラスパッケージは、バーチャルエクステリアミラーやエアロホイール、転がり抵抗の少ないタイヤを採用し、それぞれ空気抵抗、路面摩擦抵抗を低減することで、効率を最適化する。これにより、Audi Q8 Sportback 55 e-tron quattro S lineの一充電走行距離は619km(WLTCモード)となり、ベースモデルの一充電航続距離501kmより118km長い、史上最長の一充電走行距離を実現する。

小型カメラシステムを搭載したバーチャルエクステリアミラーは、従来のミラーに比べて空気抵抗と風切り音を低減するとともに、車内のOLEDタッチディスプレイに、後方の様子を映し出し、雨や雪などの悪天候時や夕暮れ時にも、周囲を鮮明な映像で確認できる。視界の位置や角度は近接センサー付きタッチディスプレイに触れることで調整可能で、駐車時、右左折時、高速走行時など、様々なシーンで高い視認性を提供する。一方、風の流れを最適化するフラットな形状のアルミホイール5アームエアロデザイン グラファイトグレー8.5J×19とそれに組み合わされる、転がり抵抗の少ない255/55R19タイヤにより、それぞれ走行時の摩擦抵抗を低減して、効率を最適化することにより、一充電距離の伸長を実現した。なお、本パッケージの希望小売価格は360,000円(税込)だ。

Audiの電気自動車がさらに進化 e-tron史上最長の一充電航続距離をかなえるパッケージを発表

このオプションパッケージの装着対象モデルAudi Q8 Sportback 55 e-tron quattro S lineは、先代モデルにさまざまな改良を加えたことで、一充電走行距離が大幅に向上した。たとえば、従来のバッテリー製造工程で生まれる電極材の隙間をスタッキング方式と呼ばれる、折り重ねるように配置する方法に変更することで隙間を極力なくし、先代モデルよりバッテリー寸法やモジュール数を変更することなくエネルギー密度の向上を可能としたことでバッテリー容量が増加している。また、セル内の化学物質の配合を変更し、更なるエネルギー密度の向上を行った。さらに、エネルギー回生効率を上げ、空力性能やモーターの効率も上がっている。このようなベースモデルの特徴と、今回発表の一充電走行距離を伸ばすオプション、レンジプラスパッケージを組み合わせ、アウディの電気自動車e-tron史上最長の一充電航続距離619km(WLTCモード)を実現している。

※ レンジプラスパッケージを選択した場合、他オプション/パッケージの選択はできない。
※ Audi Q8 Sportback 55 e-tron quattro S line以外のモデルでは、レンジプラスパッケージを選択できない。

本パッケージ装着対象モデル

モデル電気モーターバッテリー容量駆動方式ステアリング車両本体価格(税込)
Audi Q8 Sportback
55e-tron quattro S line
電気モーターx2
300kW/664Nm
114kWhquattro13,170,000円

2024/04/18 AUDI JAPAN PRESS CENTERより

問い合わせ先

アウディコミュニケーションセンター
0120-598106

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    アウディ

    ドイツのVWグループ内で、アウディは大衆向け高級車ブランドとして比較的手頃なコンパクトカーから大型サルーンやSUVまでラインナップし、日本でもメルセデス・ベンツやBMWに格式では及ばぬまでも、BMWばりのスポーツ性がある、若い新世代の富裕層向けプレミアムブランドという位置づけです。従来からの誰が見てもアウディ車とわかるような、ブランドイメージに継続性をもたせるデザインへのこだわり、スポーツモデルにも生かされるAWD制御技術「クワトロ」に加え、近年では「e-tron」シリーズの電動化技術に代表される先進的なテクノロジーを融合し、未来におけるサステナブル(持続可能)な成長戦略を描いています。

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