日産自動車の「電気自動車を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」がソーシャルプロダクツ・アワード2024の「生活者審査員賞」を受賞

日産自動車株式会社は、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催するソーシャルプロダクツ・アワード2024において、「電気自動車(EV)を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」が26日に生活者審査員賞を受賞した。

ソーシャルプロダクツ・アワード

「ソーシャルプロダクツ・アワード」は、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的に表彰されるもので、今年が11回目となる。


今回受賞した「電気自動車を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」は、走行中の排出ガスゼロの環境に配慮したEV普及促進による脱炭素化や観光の活性化等を目的とし、観光地にEVで訪れた際に駐車場の無料化や様々な観光施設や有料道路代金での割引、記念品贈答等の特典が受けられるEV優遇策だ。


現在、阿蘇市、佐世保市、環境省のゼロドラ対象公園の駐車場、日本観光自動車道協会の道路、千葉県南房総エリア、相模原市で利用可能。


審査員の評価コメントは以下の通り。

【審査員評価】

EVの普及は欧米や欧州と比較して進んでいない我が国において、自動車メーカーが積極的に普及を進めることは大きな意義がある。また、大企業による本格的な取り組みは生活者啓発の上で効果が高く、環境意識の高い先進的な観光地のブランド力向上にも貢献する点でも評価できる。自治体や自動車道との連携、EV優遇策と地域活性化を連動させた仕組みの構築や、多角的な情報発信により様々な場面でCO2ゼロのツーリズムを実感させる素晴らしい取り組みである。


日産自動車は、2010年に世界で初めてグローバルな量産型EV「日産リーフ」を発売して以降、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、エコな観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進している。今後も様々な自治体や団体と連携しながら、EVを活用したエコツーリズム実現と観光活性化に取り組む。

* ソーシャルプロダクツとは:「エコ(環境配慮)」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるもの。



2024/03/27 日産自動車ニュースルームより

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    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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