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CDPから継続的に高い評価を受け、2部門でリーダーシップ認定された日産

CDPの「ウォーターセキュリティー」部門から最高の評価を受けた日産、5年連続で「Aリスト」企業に認定

日産は、2023年度の水資源に対する取り組みや情報開示が高い評価を受け、国際的な環境分野の非営利団体CDPから5年連続で「Aリスト」の最高評価、気候部門でも「A-」認定と11年連続で高く評価され、両部門で「リーダシップレベル」認定を受けたと発表した。

目次

  1. 環境分野の国際的な非営利団体から、継続的に高い評価
  2. 関係者コメント

環境分野の国際的な非営利団体から、継続的に高い評価

2024年2月15日、日産は環境分野の国際的な非営利団体CDPの「ウォーターセキュリティー部門」で、最高の評価となる「Aリスト」企業に、5年連続で認定されたと発表した。


2023年度に実施した水資源への取り組みや、その情報開示が評価されたもので、「気候変動部門」でも「A-」認定され、同部門での「A」または「A-」認定の取得は2013年度以降11年連続、この実績から日産は両部門で「リーダーシップレベル」の認定を受けている。


なお、気候変動と水資源を重要課題として位置づける同社は、環境課題の解決に向けバリューチェーン全体を通じた取り組み、中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム(NGP)」を推進しており、CDPからも高い評価を受け、今回の認定に至った。


なお、日産によると具体的な取り組みは以下。


  • 潜在的なリスク対策を含めた包括的なマネージメント体制を構築すべく、グローバルと各地域別の環境委員会を社内に設置
  • 気候変動に関連した指標を役員報酬制度に導入
  • 事業活動を含めたクルマのライフサイクル全体で、2050年までにカーボンニュートラルを実現
  • 英国サンダーランドで、EVエコシステムを構築する「EV36Zero」を世界初の電気自動車(EV)生産ハブとして始動
  • SBT(サイエンス・ベース・ターゲット:科学的根拠に基づく目標)へ整合したCO2目標を設定
  • 水に関するリスクアセスメントを、世界各地の生産拠点で実施
  • 排水のリサイクルや雨水の有効利用による水使用量の削減を、水不足のリスクが高い拠点で実施
  • 水質管理を確実に実施すべく、法的な基準より厳格な、排水に関する社内管理基準を設定

関係者コメント

内田 誠(日産・社長兼CEO)

「『人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける』というコーポレートパーパスのもと、サステナビリティを事業運営の中核に据えて幅広い活動を推進する日産の取り組みが、『ウォーターセキュリティー』部門と『気候変動』部門でリーダーシップ認定に結び付き、とても嬉しいです。引き続きよりクリーンで安全、インクルーシブな世界へと、ステークホルダーの皆様から信頼され、真に持続可能な企業となることを日産は目指します。」

このブランドについて

  • NISSAN

    日産

    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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