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MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

ビー・エム・ダブリュー株式会社は、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントにおけるMINIのハイ・パフォーマンス・モデル「MINI JOHN COOPER WORKS(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス)」の電気自動車「MINI JOHN COOPER WORKS E(イー)」および「MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E(エースマン・イー)」の新型モデルを、全国のMINI正規ディーラーにおいて、本日より販売を開始する。納車は、2025年第二四半期以降を予定している。

MINI COOPER 3 DOORをベースにしたMINI JOHN COOPER WORKS E MINI ACEMANをベースにしたMINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E

英国のプレミアム・ブランドMINIは、2002年よりBMWグループにて開発、生産および販売が行なわれているブランドであり、ドライビングのみならず、ライフスタイルを楽しむ人達に人気を博している。
全てのMINIモデルは、昨年より新世代モデルへと生まれ変わっており、3ドア、5ドア、コンバーチブルの3種類のボディ・タイプを持つMINI COOPER、電気自動車のみをラインアップするMINI ACEMAN(エースマン)、SUVタイプのMINI COUNTRYMAN(カントリーマン)の3のモデルで構成されている。



今回、追加となるMINI JOHN COOPER WORKS EおよびMINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eは、レーシング・スピリットあふれる走りを特徴とし、精悍で卓越した走行性能と個性的なスタイリングを融合させたMINI史上初となる電気自動車のハイ・パフォーマンス・モデルである。MINI COOPER 3 DOORをベースにしたMINI JOHN COOPER WORKS E、MINI ACEMANをベースにしたMINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eの2つのモデルを追加し、すでに発売されているガソリン・エンジン搭載のMINI JOHN COOPER WORKS、MINI JOHN COOPER WORKS CONVERTIBLE、MINI JOHN COOPER WORKS COUNTRYMAN ALL4と合わせ、JOHN COOPER WORKSのラインアップを完成させる。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

メーカー希望小売価格(消費税込)

モデルメーカー希望小売価格
電気自動車電気自動車
MINI JOHN COOPER WORKS E¥6,160,000
MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E¥6,410,000

・上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となる。


・右ハンドル仕様

JOHN COOPER WORKSとは、MINIブランドのハイ・パフォーマンス・モデルを取り扱うサブ・ブランドであり、1960年代にモータースポーツ界を席巻したジョン・クーパーという人物の名前から取ったものである。ジョン・クーパーは、1960年代にクラシックMiniを素材にしたレーシング活動に関わり、チューニングされたMiniでモンテカルロ・ラリーを3度も制するという偉業を成し遂げた人物である。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

新型MINI JOHN COOPER WORKS Eおよび新型MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eは、新しいMINIデザイン言語により、ブランドのデザインDNAを継承しつつ、MINIの本質的な価値への真摯な姿勢が、明瞭かつ流麗にモデル化されている。新しいMINIのデザイン言語は、「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれているカリスマ的なシンプルさにより、コンポーネントの数を減らすことで、本筋にフォーカスし、感情的かつ直感的に感じ取れるアイデンティティが生まれている。新しいMINIのデザイン言語におけるもう1つの中心的な要素は、持続可能性を考慮した素材の選択である。全てにおいて刷新されたエクステリアおよびインテリア・デザインは、新型モデルであることを彷彿とさせており、さらに、素材からクローム・パーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた新世代モデルであることを印象付けている。



MINI JOHN COOPER WORKS E、MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eは、顧客のライフスタイルの変化に柔軟に対応し、MINI正規ディーラーでの注文受付に加え、MINIウェブサイト(https://www.mini.jp)を通じて、いつでもどこでも365日24時間利用可能なプレ・オーダーが可能である。

パワートレインおよびドライビング・ダイナミクス

レーシング・スピリットあふれる走りを特徴とし、精悍で卓越した走行性能と個性的なスタイリングを融合させた電気自動車のMINI JOHN COOPER WORKS EおよびMINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eは、電気モーターで前輪を駆動し、最高出力190kW*、最大トルク350Nmを実現している。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は54.2kWhであり、一充電での走行可能距離は、MINI JOHN COOPER WORKS Eが421km、MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eが403kmである。
※:Eブースト機能を含んだ値となる。

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停止状態からの発進や、よりパワーが欲しいシーンでは、Eブースト機能によりパワーを増強することが可能である。JCWスポーツ・ステアリング・ホイールのパドル操作で作動し、アクセル・ペダルを踏み込むと、追加で約20kWのパワーが10秒間供給され、発進時、追越時のみならず、高加速なドライビングの楽しさを提供する。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

JOHN COOPER WORKS専用チューニングが施されたJCWスポーツ・サスペンションの採用により、正確なハンドリングと卓越したレスポンスを実現している。さらに、特別に調整されたスプリング、スタビライザー、ダンパーによって最適な安定性が保証され、前輪のキャンバー角を大きくすることで、ハンドリング性能が高められ、コーナリングのグリップ性能が向上している。


上記に加え、スポーツ・タイヤの標準装備も相まって、ドライビング・ダイナミクスが最高レベルとなり、あらゆる路面での走行安定性を確保し、サーキットにおいても優れた運動性能を発揮する。

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デザイン

MINI史上初となる電気自動車のハイ・パフォーマンス・モデルMINI JOHN COOPER WORKS EおよびMINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eのデザインは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルの特徴であるミニマルなデザインに刷新され、エアロダイナミクスを最大限に活かしている。完全に閉じたアンダーボディーとグリルが、空気抵抗を大幅に抑制し、フロント・バンパーとリア・スポイラーが生み出すダウンフォースにより、車体を路面にしっかりと密着させ、抜群の安定感を実現している。また、リア・バンパーにはJCWカラーのディフューザーを装備し、空気抵抗を低減して空力性能を高めている。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
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ハイグロス・ブラック・フレームで縁取られた八角形のグリルにより、特徴的で精悍なフロント・マスクを実現している。フル・クローズド・グリルには、新デザインのJCWチェッカー・フラッグのエンブレムがあしらわれ、迫力あるフロント・リップのデザインと、鮮烈なチリ・レッドのアクセントによって、外観がさらに際立たせられている。


耐光性、耐候性に優れた高品質のソリッド・カラーのボンネット・ストライプを標準装備とすることで、さらに精悍に、サーキットにインスパイアされた独特の外観を作り上げている。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

新型MINI JOHN COOPER WORKS Eおよび新型MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eは、Eブースト・パドル付JCWスポーツ・ステアリング、JCWスポーツ・シート、JOHN COOPER WORKS専用の赤色のボンネット・ストライプやルーフおよびミラーキャップ・カラー、JOHN COOPER WORKS 専用ホイール(MINI JOHN COOPER WORKS E:17インチ、MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E:18インチ)、JOHN COOPER WORKSエンブレム、レッド・キャリパーのJOHN COOPER WORKSモデル専用スポーツ・ブレーキ等、数々の専用装備により、MINIのハイ・パフォーマンス・モデルであることを表現している。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

温かく広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、ヘッドアップ・ディスプレイに映し出すことが可能である。様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現している。
緩やかなカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を初めて採用している。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、温かみのある新素材によって作られている。

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最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形センター・ディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備している。スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メイン・メニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろんの事、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エア・コンディショナー、各種設定等々、すべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで実施する。



新型MINI JOHN COOPER WORKS Eおよび新型MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN Eは、JOHN COOPER WORKSモデルであることをインテリアにおいても主張している。最高峰モデルに相応しく、電動フロント・シート、Harman/Kardon製HiFiラウド・スピーカー・システムが標準装備され、さらに、JOHN COOPER WORKSライト・グラフィック付きパノラマ・ガラス・サンルーフや、JOHN COOPER WORKS専用カラー・スキームに合わせたブラックとレッドのデザイン・パターンのダッシュボードも採用している。

MINIエクスペリエンス・モード

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
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標準装備のMINIエクスペリエンス・モードにより、インテリアの雰囲気を一変させることが可能である。ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化する。各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択することが可能である。これらの新たな機能は、個性を活かす手段ともなり、例えば、パーソナル・モードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができ、また、ビビッド・モードを設定すると、流れている音楽のカバー・アートの色に合わせたライト・エフェクトが25色の中から自動で選定され、ダッシュボード上に投影される。この新たな没入感のあるユーザー体験により、インテリアにさらなる表現力を与えている。

LEDシグニチャー・ライトおよびWelcome/Good-byeライト

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ヘッドライトは、フロントのエクステリア・デザインを印象付けるデザインであると共に、様々な機能が充実している。アダプティブ・ライト、ハイビーム・アシスタントが標準装備されたLEDヘッドライトには、MINIらしい遊び心を表現した機能も新たに導入される。
シグニチャー・ライトは、フロントおよびリア・ライトの点灯方法を3つのパターンから選択でき、その日の気分でカスタマイズが可能である。Welcome/Good-byeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリアのライトがまるで挨拶をするかのように点滅する、MINIらしい機能である。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
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先進安全機能ドライビング・アシスト

高性能カメラ、レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の先進安全機能ドライビング・アシスト(アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ステアリング&レーンコントロール・アシスト、リアのクロス・トラフィック・ウォーニングを、標準装備している。



並列および縦列駐車を容易にするパーキング・アシスト機能、ペダル踏み間違い急発進抑制機能に加え、時速35km以下で前進した最後の約50mを車両が記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。リバース・アシスト機能は、日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。



さらに、鮮明な画像により車両の周りの状況が確認できるサラウンド・ビュー機能を装備している。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生
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インテリジェント・パーソナル・アシスタント

AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。
「Hey MINI(ヘイ・ミニ)」と呼びかけるか、ステアリング・ホイールのトーク・ボタンを押すことで、インテリジェント・パーソナル・アシスタントが起動し、ナビゲーション、電話、ラジオ、空調管理など、主要な機能を操作することが可能となり、音声操作によるコミュニケーションは、円型有機ELセンター・ディスプレイ上に、グラフィック、テキスト、アバターからなるアニメーションの形で表示される。

MINI史上初:ハイ・パフォーマンス・モデルJOHN COOPER WORKSに電気自動車が誕生

3年間の主要メインテナンスが無償となるMINI TLC.

3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「MINI TLC.」が全車に付帯されているため、車の維持費が大幅に軽減され、より安心なドライブを提供している。

新型MINI JOHN COOPER WORKS Eおよび新型MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E商品関連ウェブサイト

主な車両諸元

■MINI JOHN COOPER WORKS E
全長3,860mm、全幅1,755mm、全高1,460mm、ホイールベース2,525mm、最高出力190kW、最大トルク350Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量54.2kWh、一充電走行距離421km。。


■MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E
全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm、最高出力190kW、最大トルク350Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量54.2kWh、一充電走行距離403km。


※:一充電走行距離は一定の試験条件下での数値であり、実際の走行条件等により異なる。

問合せ先

MINI カスタマー・インタラクション・センター
フリーダイヤル:0120-3298-14
受付時間:平日 9:00-19:00、土日祝 9:00-18:00
MINI ウェブサイト: http://www.mini.jp

2025年2月27日 BMW GROUPプレスリリースより

このブランドについて

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    BMW

    日本ではメルセデス・ベンツに次ぐ高級輸入車メーカーとして定着しているドイツのBMWは、ライバルに対し若々しくスポーティなイメージを持ち味としており、昔ながらのセダンやクーペ、ワゴンのみならず、X5など各種SUV、スポーツカーのZ4や「M」ブランドの高性能モデルがイメージの主流と言えます。高級感あふれるフィーリングと雑味のない吹け上がりでファンの多い直列6気筒エンジンを継続してきた、珍しいメーカーなこともスポーティなイメージに一役買っていますが、近年はBEVなど電動化モデルも拡充しています。2000年代以降は傘下ブランドとしたMINIの影響で、実用的なFF車もラインナップするようになりました。

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