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新型Audi A5シリーズを発売:アウディのベストセラーモデルシリーズを引き継ぐ、新しいモデルシリーズとして登場
公開日:2025/03/04更新日:2025/03/04
革新技術と美しいデザインで進化
>Audi A4の成功の歴史を引き継ぐ新しいモデルシリーズ。ミッドサイズセグメントにおけるマイルストーンを刻む重要モデル
>セダンタイプとステーションワゴンタイプのAvantの2タイプを準備。アッパーセグメントに匹敵する居住性とダイナミックで美しいプロポーションを実現
>限定的な条件において完全な電動走行を可能とするMHEV plusマイルドハイブリッドや、曲線的なデザインのOLEDを採用したMMIパノラマディスプレイを中心としたデジタルステージなど、多くの新しいテクノロジーを導入してユーザーエクスペリエンスをさらに向上
>グローバル限定モデルAudi A5/A5 Avant edition oneを合計150台同時発売


新型Audi A5シリーズは、アウディの電動化戦略に沿うモデルレンジ再構築において重要なモデルで、電動リヤハッチゲートを備えたセダンタイプと、ステーションワゴンタイプのAvantの2タイプが用意されている。新世代の内燃機関プラットフォームであるPPC(プレミアムプラットフォームコンバッション)を初めて採用し、数々の先進的な技術を搭載することで、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させている。
1つがデジタルステージで、曲線的なデザインのMMIパノラマディスプレイが印象的だ。Audi DesignのDNAに基づくスリムで独立したこのディスプレイは、11.9インチ表示スクリーンのAudiバーチャルコックピットプラスと、14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成されている。この最新のMMIの画面にはOLED技術を採用している。さらに、デジタルステージを補完する助手席用の10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイが用意されている。ダッシュボードのデザインに完璧に統合され、各種MMIの情報表示や操作を、運転席側のMMIパノラマディスプレイから独立して行うことが可能だ。Audi S5/S5 Avantには標準装備、Audi A5/A5 Avantにはオプションだ。


新開発の48ボルトMHEV plusシステムは、一部の限定的な条件においては完全な電動走行も可能な、効率的な新世代の内燃エンジンテクノロジーとして、2.0ℓ TDI直噴ディーゼルエンジンの出力150kW仕様と新型Audi S5に搭載される。また、ユーザーのニーズを配慮したヒューマンセントリックデザイン(人間を中心においたデザイン)を採用し、プレミアム感あふれる広々とした室内空間と高い快適性を兼ね備えている。アッパーセグメントに匹敵するダイナミックで美しいプロポーションは、伝統あるAudi DesignのDNAを具現したものだ。
Audi A5/S5は、初代発売から30年を超えてベストセラーとなっているAudi A4の成功の歴史を引き継ぐ新しいモデルだ。ドイツ・ネッカーズルムで生産され、Audi A5/A5 AvantおよびスポーツグレードのAudi S5/S5 Avantの4つの新しいバリエーションを展開する。
ダイナミックで筋肉質なエクステリアデザイン

フルモデルチェンジをしたAudi A5ファミリーは、より立体的で彫りの深い、エッジを減らした連続的な面構成による力強い抑揚をもつエクステリアを特徴としている。ホイールベースは先代モデルより約70mm長く、それに対するリヤのオーバーハングは短くとられ、ロングノーズ、ショートデッキのスポーティでプレミアムなシルエットを実現している。新世代の縦置き内燃エンジンモデルの特徴的なレイアウトで、進化したダイナミズムと新しいプレミアム感を体現している。電動リヤハッチゲートを備えるセダンタイプは、スポーティでコンパクトに見えるグリーンハウスが後部に向かって大きく弧を描いて、クーペのように幅の浅いリヤウィンドウにシームレスに流れ込み、視覚的に短いテールゲートに際立つスポイラーリップまで続く。ルーフライン後半の弧を描くデザインは、Audi Designのアイコンモデルである初代Audi TTを思わせる。電動リヤハッチは、リヤウィンドウとともに開閉し、広い開口部によりラゲッジルームへのアクセスが容易で、デザインと機能性を完璧に共存させている。一方Avantは、ダイナミックで引き締まったルーフラインが、シームレスに統合されたルーフスポイラーに融合し、スポーティでフラットなリヤウィンドウをカバーしている。鋭く傾斜するDピラーは、Audi A5 Avantのダイナミックなサイドビューを印象付けている。
フロントは、これまでになくフラットで幅広なプロポーションのシングルフレームと、立体的なハニカムパターンが特徴だ。細く精密に描かれたヘッドライトと相まって、Audi A5のフェイスを形作り、鋭い表情を与えている。フロントバンパーとフェンダーを統合し、その中にヘッドライトを収めた「ソフトノーズ」は、斬新なフロントエンドのイメージを形成している。前後のホイールのショルダー部分の力強いブリスターフェンダーは、Audi Ur-quattro(ウア クワトロ:初代quattro)を彷彿させる、Audi Design DNAの重要な要素だ。


特徴的なリヤは、スポーティでエモーショナルなデザインとインテリジェントなテクノロジーを融合させている。彫刻的なデザインと立体的に配置された連続したライトストリップが組み合わさることで、リヤは存在感と視覚的なダイナミズムを持っている。ベースグレードのリヤビューは、ダークディフューザーを備えたクリアでモダンなデザインのバンパーと、高品質の長方形のイグゾーストパイプ一体型のディフューザーが印象的だ。


新型Audi A5シリーズは、17インチアルミホイールを標準装備している。オプションのadvancedパッケージで18インチ、S lineパッケージで19インチを選択可能で、Audi Sport製19インチならびに20インチアルミホイールも用意されている。

新しいインテリアで技術と快適さが融合
新型Audi A5のインテリアデザインには、4つの特徴がある。まずヒューマン セントリック デザイン(乗員中心のデザイン)であり、ユーザーの必要な情報にフォーカスした設計になっている。第二の特徴はデジタルステージだ。MMIディスプレイがドライバーと助手席、それぞれ独立して設置され、鮮明に見えるように配置されている。第三の特徴はマテリアル ドリブン デザイン(素材に基づくデザイン)だ。Audi A5シリーズで使用される素材は、機能的な観点から選択され、広々とした空間感覚と高い快適性を実現している。そして第四の特徴は、視覚的な明快さだ。インテリアのレイアウトがクリアで操作しやすく、どんな状況においても全体を把握しやすい設計になっている。
Audi A5ファミリーは、新世代のインフォテインメントシステムを搭載。新しい操作コンセプトは、E³電子アーキテクチャーバージョン1.2により、操作性とコミュニケーション機能を向上させ、顧客のデジタルネットワークにシームレスに統合され、パーソナルなコネクティビティ体験を提供する。デジタルステージは、11.9インチのAudi バーチャルコックピットプラスと、14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成されている。さらにダッシュボードのデザインに完璧に統合された、各種MMIの情報表示や操作が可能な、助手席用10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイをオプションで用意している。さらに新しいAudi A5には、進化したカスタマイズ可能な進化したヘッドアップディスプレイをオプションとして設定した。


ゆったりとした居住空間で音楽を楽しみたい方には、Bang&Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステム(16スピーカー)と、フロントヘッドレストスピーカーが含まれるラグジュアリーパッケージが用意されている。前席のヘッドレストに2個ずつスピーカーが備えられ、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。
スマートパノラマガラスルーフは、Audi A5から導入する革新的な技術で、オプションで設定可能だ。ポリマー分散液晶(PDLC)フィルムを用いた技術により直接の日光を最小限に抑え、車内温度の上昇を抑制する。ルーフトリムがないためヘッドルームが広く取られ、居住空間をより広く感じさせる。
新しいインテリアライティングを提案する、アンビエントライティングプロ/ダイナミックインタラクションライトをライティングパッケージとしてオプション設定している。特に、ダッシュボードとフロントウィンドウの境界をライン状に点灯するダイナミックインタラクションライトは、ウインカー操作等に応じてアニメーションライティングを作動させる新機能だ。
デジタルライトの新基準
Audi A5ファミリーは、フロントにLED技術を用いたダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトと8パターンから選択可能なデジタルデイタイムランニングライトを、リヤにはダイナミックターンインディケーター付きLEDリヤコンビネーションライトを標準装備している。MMIから8パターンから選択可能なダイナミックターンインディケーター付きの第2世代のデジタルOLEDリヤライトをオプションで装着することもできる(Audi S5は標準装備)。デジタルOLED リヤライトは、1ユニットあたり364個のLEDが1秒間に数度の画像を表示することにより、Audi A5のリヤがディスプレイの役割を高め、アウディの先進性をアピールする。リービングホーム(開錠)やカミングホーム(施錠)のダイナミックなライティングは、アウディのライティングDNAの一部として、光の動きで存在感を際立たせる。

新開発のハイブリッドシステム MHEV plusテクノロジー
新開発の48ボルトMHEV plusシステムは、内燃エンジンの効率を向上させ、走行性能をサポートする。この新しいMHEV plusシステムは、従来のMHEVシステムと比較してCO2排出量と燃料消費に大幅なメリットをもたらす。システムを構成するPTG(パワートレインジェネレーター)は、トランスミッションのアウトプットシャフトに接続され、内燃エンジンの出力に、最大18kW(24PS)の電力を追加し、減速時には最大25kWのエネルギーを回生する。その結果、特定の条件下では完全な電動走行も可能として、燃料消費の削減に寄与する。さらに、電動エアコンプレッサー作動時には、車両が信号待ちで停止し内燃エンジンがオフになっているときでも、空調システムを作動することができる。この48ボルトMHEV plusシステムは、2.0ℓ TDI直噴ディーゼルエンジン出力150kW仕様とAudi S5に搭載される。
また、MHEV plus システムを搭載するモデルには、ブレーキペダルとブレーキの油圧システムが完全に切り離されているiBRS(統合型ブレーキ制御システム)により、初期の減速は摩擦ブレーキを使わずに、回生ブレーキでのみ行われる。さらにブレーキペダルを踏み込むと摩擦ブレーキが作動しますが、ブレーキの感触は変わらない。
シャシーとステアリングのダイナミックな特性
新型Audi A5はアウディの典型的なドライビングキャラクターを完璧に再現している。プログレッシブステアリングを採用して、サスペンションとステアリングをあらためて徹底的にチューニングした結果、Audi A5は正確でニュートラルなハンドリングを実現する。オプションのアダプティブダンパー付きサスペンションを選択した場合、快適性もしくはスポーティさを重視するか、メリハリをつけた設定が可能だ。

モデルラインアップ
新型Audi A5シリーズは、電動リヤハッチゲートを備えたセダンタイプとステーションワゴンタイプのAvantの2タイプだ。出力の異なる2種類の2.0ℓ直列4気筒直噴ガソリンターボTFSIエンジン、または2.0ℓ直列4気筒直噴ディーゼルターボTDIエンジンを搭載している。2.0ℓ TFSI直噴ガソリンエンジンは、VTG(可変タービンジオメトリー)付きのターボチャージャーを装備し、部分負荷で極めて燃費効率の良い改良型燃焼プロセスを採用している。VTGによりガソリンエンジンでも低回転域でトルクの一貫した俊敏な立ち上がりが可能だ。280Nmを発揮する110kW仕様は前輪駆動モデル、340Nmを発揮する150kW仕様は、AWDクラッチ付きquattro四輪駆動だ。ともに、7速Sトロニックトランスミッションと組み合わされる。
2.0ℓ TDI直噴ディーゼルエンジンは、出力150kW(204PS)、400Nmを発揮。MHEV plusテクノロジーの採用により加速性能が大幅に向上、燃費も欧州参考値で最高20km/ℓを達成し、Audi A5に新しい基準を設定する。
EA288 evo世代のこの2.0ℓ TDIエンジンは、最適化されたシリンダープレッシャーセンサー、排気ガス制御システムTwinDosing(ツインドージング)、2本のバランスシャフトによるスムーズなエンジン回転など、燃焼技術を継承している。1,750から3,250rpmの間に400Nmのトルクを発揮。AWDクラッチ付きquattro四輪駆動と7速Sトロニックトランスミッションと組み合わされる。このTDIエンジンは、より高い効率と快適性を追求し、新開発48ボルトMHEV plusシステムにより部分的に電動化され、高い回生能力によりCO2排出量を削減する。さらに48ボルトスタータージェネレーターによって、発進時のレスポンスに優れ、目覚ましい俊敏性を発揮、快適性はさらに向上する。

新型Audi S5/S5 Avant:シリーズのスポーツグレード
新型Audi S5は、今回初めて可変タービンジオメトリー(VTG)付きターボチャージャーを装着する3.0ℓ V型6気筒TFSIエンジンを搭載している。出力270kW(367PS)、550Nmを発揮するAudi A5シリーズのスポーツグレードだ。新しい48ボルトMHEV plusシステムにより、特定の条件下で完全な電動走行を可能とし、電動ドライブコンポーネントの高い回生性能によるCO2排出量の削減をもたらす。アップデートされたAudi S5のSトロニック デュアルクラッチトランスミッションは、より高いトルクに対応できるように設計されており、フロントアクスルの軽量化により、軽快なハンドリングを実現し、優れた加速性能と燃費性能を発揮する。素早くダイナミックに立ち上がるトルクは、Audi S5のスポーティさを際立たせる。また、トルクベクタリングを備えたリヤスポーツディファレンシャルと19インチアルミホイールを標準装備として、ダイナミックな走行性能と俊敏なハンドリングを実現する。
2タイプ合計150台の生産初期グローバル限定モデルAudi A5/A5 Avant edition oneを同時発売
新型Audi A5の日本導入に際し、世界的な発売を記念して作られた限定モデルAudi A5/A5 Avant edition oneを同時に発売する。ダーク Audi rings&ブラックスタイリングパッケージ、ライティングパッケージ、テクノロジーパッケージプロを装備するS lineをベースに、限定モデルedition oneのために用意されたマグネシウムグレーがアクセントになるフロントエアインレットと、ディフューザートリム、3色の色分けが施された20インチブラックメタリック&マットネオジムゴールド ポリッシュトのAudi Sport製マルチスポーク Sデザインアルミホイールが、エクステリアのハイライトとなっている。ボディカラーはマグネットグレーとグレイシアホワイトメタリックの2色を用意している。インテリアカラーは、ともにパステルシルバーを特別採用しており、いずれも人気の高いパッケージを標準装備した。アウディの新世代内燃エンジンモデルの発売を記念するにふさわしい、個性と魅力を兼ね備えた限定モデルだ。


◆ The all-new Audi A5特設ページを公開している。こちらからご覧ください。
https://www.audi.jp/a5_debut/
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | ステアリング | 車両本体価格(税込) |
A5 TFSI 110kW | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 150PS/280Nm | 7速Sトロニック | FWD | 右 | 5,990,000円 |
A5 TFSI quattro 150kW | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 204PS/340Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 6,810,000円 |
A5 TDI quattro 150kW | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ディーゼル ターボ 204PS/400Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 後日発表予定 |
S5 | 3.0ℓV型6気筒DOHC ガソリン ターボ 367PS/550Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 10,350,000円 |
A5 Avant TFSI 110kW | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 150PS/280Nm | 7速Sトロニック | FWD | 右 | 6,240,000円 |
A5 Avant TFSI quattro 150kW | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 204PS/340Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 7,060,000円 |
A5 Avant TDI quattro 150kW | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ディーゼル ターボ 204PS/400Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 後日発表予定 |
S5 Avant | 3.0ℓV型6気筒DOHC ガソリン ターボ 367PS/550Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 10,600,000円 |
限定モデル edition one
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | ステアリング | 車両本体価格(税込) |
A5 edition one | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 204PS/340Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 8,210,000円 |
A5 Avant edition one | 2.0ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 204PS/340Nm | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 8,460,000円 |
問合せ先
フリーダイヤル:0120-598106
営業時間:9:00〜19:00
2025/02/17 AUDI JAPAN PRESS CENTERより
このブランドについて
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AUDI
アウディ
ドイツのVWグループ内で、アウディは大衆向け高級車ブランドとして比較的手頃なコンパクトカーから大型サルーンやSUVまでラインナップし、日本でもメルセデス・ベンツやBMWに格式では及ばぬまでも、BMWばりのスポーツ性がある、若い新世代の富裕層向けプレミアムブランドという位置づけです。従来からの誰が見てもアウディ車とわかるような、ブランドイメージに継続性をもたせるデザインへのこだわり、スポーツモデルにも生かされるAWD制御技術「クワトロ」に加え、近年では「e-tron」シリーズの電動化技術に代表される先進的なテクノロジーを融合し、未来におけるサステナブル(持続可能)な成長戦略を描いています。