「アルファード」「ヴェルファイア」のPHEVを発売
公開日:2024/12/30更新日:2024/12/30
カーボンニュートラルに貢献する日本初*¹のミニバンPHEV 静粛性と乗り心地を高め、「快適な移動の幸せ」を追求
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アルファード Executive Lounge (2.5Lプラグインハイブリッド・E-Four・6人乗りタイプ)<オプション装着車>
ヴェルファイア Executive Lounge (2.5Lプラグインハイブリッド・E-Four・6人乗りタイプ)<オプション装着車>
PHEVがもたらす「快適な移動の幸せ」
2023年6月にモデルチェンジしたアルファードならびにヴェルファイア<ガソリン車・ハイブリッド車(HEV)>は、大切な家族との移動や大事なお客様の送迎シーンで、運転する方も、後席に乗る方も、乗る人全てが相手を思いやり感謝し合える空間をこのクルマを通じて実現するため、「快適な移動の幸せ」をコンセプトに開発した。プラットフォームを刷新し、乗り心地や快適性などの基本性能を大幅に向上させ、ファミリーからVIPまで多様なお客様から使われている。
今回新設定したPHEVは、静粛性や乗り心地を高め、様々なシーンで、ドライバー、後席に乗る方に、さらなる「快適な移動の幸せ」をもたらす。
具体的には、音や振動の少ないEV主体の静粛性の高い走りと、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載した低重心で安定した走りにより快適性を向上させた。深夜の送迎等で周囲に配慮できる走りも、ショーファーカー*2との親和性をさらに高めている。
また、電気のみでエアコンを作動することも可能なため、ショーファーユースの待機時においてはエンジンがかかることなく快適な空間を維持することができ、環境にも貢献する。
搭載するプラグインハイブリッドシステムは、バッテリーに充電した電力だけで、ショーファーユースの日常移動の多くでEV走行が可能*3(EV走行換算距離73km*4)。長距離移動の際にはエンジン併用で安心して出かけることができる。
PHEVはカーボンニュートラルに向けた重要な選択肢の1つとして、今後もマルチパスウェイを軸に、多様なニーズに応える選択肢を増やしながら電動車の普及を目指す。
ガソリン車・HEVの一部改良
ドライブレコーダー(前後方)を備えたデジタルインナーミラーを全車標準装備。JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)および14インチリヤシートエンターテインメントシステムの設定をZ・Z Premierにも拡大し、室内空間の快適性をさらに充実させた。
その他、ヴェルファイアの外板色には、アグレッシブさをより際立てる専用のプレシャスメタルを新たに加えた全3色としている。
あわせて、アルファード HEVには、8人乗りのXグレードを追加設定した。
*1 2024年12月現在。トヨタ自動車調べ
*2 「Chauffeur」(ショーファー)とは、「送迎運転手」を意味する言葉。
ショーファーカーは、専属の方が運転し、後部座席にオーナーやお客様が乗車する使い方を主とした高級乗用車を指す
*3 社内調査値
*4 WLTCモード・充電電力使用時走行距離。国土交通省審査値。
エンジン、駆動用バッテリーの状態、エアコンの使用状況や運転方法(所定の車速を超える)などによっては、バッテリー残量に関わらずEV走行が解除されエンジンが作動する
販売概要
月販基準台数:
8,600台/月(アルファード約70%、ヴェルファイア約30%。うちPHEV月販基準台数:200台/月)
生産工場
トヨタ車体株式会社(以下、トヨタ車体)
メーカー希望小売価格
(消費税込み、単位:円)
アルファード
グレード | 定員(人) | パワートレーン | トランスミッション | 駆動 | 価格* |
X | 8 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | 2WD(FF) | 5,100,000 |
X | 8 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 5,320,000 |
Z | 7 | 2.5L ガソリンエンジン(2AR-FE) | Super CVT-i | 2WD(FF) | 5,550,000 |
Z | 7 | 2.5L ガソリンエンジン(2AR-FE) | Super CVT-i | 4WD | 5,748,000 |
Z | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | 2WD(FF) | 6,350,000 |
Z | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 6,570,000 |
Executive Lounge | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | 2WD(FF) | 8,600,000 |
Executive Lounge | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 8,820,000 |
Executive Lounge | 6 | 2.5L シリーズパラレルプラグインハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 10,650,000 ◎ |
◎:掲載写真(除くオプション)
* 北海道・沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない
ヴェルファイア
グレード | 定員(人) | パワートレーン | トランスミッション | 駆動 | 価格* |
Z Premier | 7 | 2.4L ターボエンジン(T24A-FTS) | Direct Shift-8AT | 2WD(FF) | 6,700,000 |
Z Premier | 7 | 2.4L ターボエンジン(T24A-FTS) | Direct Shift-8AT | 4WD | 6,898,000 |
Z Premier | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | 2WD(FF) | 7,050,000 |
Z Premier | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 7,270,000 |
Executive Lounge | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | 2WD(FF) | 8,800,000 |
Executive Lounge | 7 | 2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 9,020,000 |
Executive Lounge | 6 | 2.5L シリーズパラレルプラグインハイブリッドシステム(A25A-FXS) | 電気式無段変速機 | E-Four | 10,850,000 ◎ |
◎:掲載写真(除くオプション)
* 北海道・沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない
PHEV車両概要
2.5Lプラグインハイブリッドシステム採用による環境性能・動力性能
・満充電状態でのEV走行換算距離73kmを達成。バッテリーに充電した電力だけで、ショーファーユースの日常移動の多くでEV走行を可能とし、長距離移動には、エンジンを併用し安心して遠方へ出かけることが可能。
・大容量リチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載し、室内空間はそのままに、さらなる低重心化(HEV比▲35mm*5)を図り、ボディ骨格の最適化と相まってより揺れの少ない快適な乗り心地と安定した走りを追求。
・停止間際の急激なノーズダウン*6を抑制する「スムーズストップ」制御を新たに採用するなど、乗員の姿勢を安定させることで上質な乗り心地を実現。
・出力密度の高い駆動用モーターを搭載し、システム最高出力*7は225kW(306PS)に達し、モーターを最大限活用することでスムーズな加速を実現。
・ハイブリッド燃費は16.7km/L*8を達成。
・モーターアシスト領域を増加しエンジン回転数が抑制されたことにより、エンジンノイズを低減。また、インストルメントパネルやドアなどの内装材への遮音材の追加やボディ骨格内へのウレタンスポンジ追加などロードノイズを低減し静粛性を向上。
・先読みEV/HEVモード切り替え制御を採用。目的地までの経路における各区間、例えば市街地か山岳路かの走行負荷を先読みし、最適な区間でEV走行することで効率的な走りを実現。低燃費に寄与。
2.5Lプラグインハイブリッドシステム
*5 社内測定値
*6 自動車が急減速した際、慣性のために車体前部が沈み込む状況
*7 エンジンとリチウムイオンバッテリーにより、システムとして発揮できる出力(トヨタ自動車算定値)
*8 国土交通省審査値。WLTCモードは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
PHEVならではの充電・給電機能
・普通充電に加え、急速充電を設定。充電時間は、約38分(満充電量の約80%)*9と普段の200V用充電ケーブルを使った場合と比べ、大幅に短縮。
・停電・災害時などの緊急時やアウトドアに役立つ、最大1,500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備。センターコンソールボックス後端とラゲージ内に設置されたアクセサリーコンセントに加え、付属のヴィークルパワーコネクターを充電インレットに差し込むことで、AC100V/1,500Wの外部給電コンセントとしても活用可能。
・クルマに蓄えた電気を住宅に供給する仕組み“V2H(ブイツーエイチ)*10”を設定。災害などの停電時でも、頼れる“蓄電池”として活用できる。別売りのV2H機器*11と接続することで、バッテリーに蓄えた電力を家庭用電力として利用可能。
・レジャーやアウトドアで役立つ、バッテリーにためた電気を外部に給電できる「EV給電モード」と、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HV給電モード」を設定。HV給電モードでは、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続。バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5.5日分*12の電力が供給可能。
・充電時にパワースイッチをONにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を搭載。エンジンをかけずに車内で快適に過ごすことができ、テレワークや休憩などに活用可能。
*9 社内測定値。バッテリーの残量や温度・外気温・接続した電源の状態・充電器(スタンド)の仕様などにより変わる。50kW(最大125A)以上の急速充電器(スタンド)を使用した場合の充電時間
*10 V2H Vehicle to Home
*11 急速充電インレット(外部給電機能[V2H]付)から取り出したDC(直流)電力を住宅へ供給するには別売りの「V2H機器」が必要
*12 一般家庭が日常使用する電気量:1日当たり10kWh(1時間当たり400Wh)で換算
PHEV専用装備
・品格を際立たせるシルバースパッタリング塗装の専用19インチアルミホイールを標準装備。
・本杢ステアリングホイール、ウルトラスエード®*13貼りの天井の採用により、上質で特別感のある室内空間を演出。
アルファード Executive Lounge (2.5Lプラグインハイブリッド・E-Four・6人乗りタイプ)(内装色 : ニュートラルベージュ)
ヴェルファイア Executive Lounge (2.5Lプラグインハイブリッド・E-Four・6人乗りタイプ)(内装色 : サンセットブラウン)
*13 Ultrasuede®およびウルトラスエード®は東レ株式会社の登録商標
アルファード ウェルキャブ(型式指定自動車)
ベース車と同様の改良を実施するとともに、サイドリフトアップチルトシート装着車(7人乗り)をガソリン車のXグレードにも追加設定した。
メーカー希望小売価格(消費税は非課税、単位:円)
価格帯 4,362,000円~5,853,000円
*北海道・沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない
特設サイトはこちら
トヨタ車体特別架装車 アルファード Spacious Lounge
アルファード Executive Loungeをベースにトヨタ車体が架装し、ショーファードリブンとしての価値を高めた4人乗り仕様(HEV・PHEV)を設定し、2025年1月31日に発売する。
*持ち込み登録が必要
主な装備
・座り心地を追求したヘッドレストスピーカー付の専用リヤシートを装備。足元は、ベース車に対し約420mmも広いスペースを確保
・ラゲージ洋服掛けや冷蔵庫も設置
トヨタ車体プレスリリースはこちら
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KINTO
アルファード・ヴェルファイアは、サブスクリプションサービス「KINTO」でも2025年1月9日より取り扱い、個人だけでなく、月額利用料を経費計上できる*14点など、法人や自営業のお客様のご利用にも対応する。
詳細はこちら
また、アルファード・ヴェルファイアのHEVに加え、今回PHEVを対象に、独自のメーターデザインを追加するソフトウェアアップグレードを「KINTO FACTORY」にて2025年春頃より始める。所有・サブスクなどを問わず注文可能で、価格は9,900円(税込み)。
注文はこちら
*14 オペレーティング・リース取引に分類される場合。お客様の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なるため、ご契約にあたって、会計士や税理士にご確認ください
アルファードの情報はこちら
ヴェルファイアの情報はこちら
このブランドについて
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TOYOTA
トヨタ
常に世界の最多生産台数を争い、日本のみならず世界を代表する自動車メーカー、トヨタ。多くの日本車メーカーと深い関わりを持ち、グループ全体で超小型車からバス・トラック、産業車両まで網羅したフルラインナップ・メーカーであり、近年は実用性やコストパフォーマンスのみならず、スポーツ性など走る楽しみにも力を入れています。世界初の量販ハイブリッドカー「プリウス」から電動化技術では最高の蓄積を持ち、自動運転技術の実用化、新世代モビリティと都市生活の在り方を模索する「ウーブン・シティ」へ多大な投資を行う一方、電動化だけがエコカー唯一の選択肢ではないというスタンスも崩さず、死角のない全方位戦略が現在の特徴です。