上田市と日産自動車、電気自動車を活用し持続可能なまちづくりに向け共創

長野県上田市と、日産自動車株式会社、長野日産自動車株式会社および日産プリンス長野販売株式会社の4者は、9日、脱炭素化実現に向けて電気自動車(EV)を活用していく、「電気自動車を活用した持続可能なまちづくりに関する連携協定」を締結した。

上田市と日産が協定締結 - 脱炭素社会と持続可能な地域づくりを目指して

【協定締結の背景】

上田市は、数多くの歴史的文化遺産、雄大な自然、由緒ある温泉など、豊富な観光資源を有している。また、環境省より脱炭素先行地域に選定されており、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティうえだ」の実現に向け、脱炭素化の取り組みを推進している。また、SDGsの推進、防災対策も踏まえた持続可能で強靱なまちづくりに向けても積極的に取り組んでおり、これらの一環として、EVの導入を進めている。


日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、エネルギーマネジメント、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズム、地域交通、次世代教育を通じ、脱炭素化、強靭化(災害対策)の実現により社会変革を促す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を国内の販売会社と共に推進している。EVの普及によるゼロ・エミッション社会構築を目指し、SDGsの達成や地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業の皆さまと連携している。


脱炭素化や強靱化の実現を目指す上田市が「ブルー・スイッチ」に賛同し、本協定を締結する運びとなった。

【連携項目と取り組み内容】

協 定 項 目具 体 的 取 組 例
(1)電気自動車の普及促進、利活用に関する事項


脱炭素化実現に向けたEV普及促進や、イベントでの連携


・脱炭素社会実現に向けたEV普及促進や充電スタンドの拡充


・市民の環境意識向上のためのEV普及啓発イベントでの連携


・「走る蓄電池」としてのEV活用、PR


(2)サステナブルツーリズムに関する事項


EVを活用したサステナブルツーリズムの推進


・市内の主要な観光地にCO2排出ガスゼロのEVで訪れた際に受けられる優遇策の検討


・EV優遇策を受けられる施設等及び電気自動車の充電スタンド設置場所の周知


(3)防災・災害対策に関する事項


災害時の非常用電源としてのEV活用


・災害による停電時に日産販売会社が市にEVを貸与し、市が避難所等の非常用電源としてEVを活用


・市での避難訓練や防災訓練におけるEVの活用、連携


(4)その他、協議し必要と認める事項

上田市、日産自動車、長野日産自動車および日産プリンス長野販売は、EVの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・観光・災害対策等、本協定締結に基づく様々な取り組みを行う。今後も、上田市が目指すゼロカーボンの実現と、その先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向け、共創していく。


First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html


日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html


2024/12/09 日産自動車ニュースルームより 

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    日産

    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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