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新型MINI ACEMAN誕生

ビー・エム・ダブリュー株式会社は、全く新しい電気自動車専用のクロスオーバー・モデル「MINI ACEMAN(ミニ・エースマン)」を、全国のMINI正規ディーラーにおいて、本日より販売を開始する。納車は、2024年第四四半期以降を予定している。

全く新しい電気自動車専用モデルが誕生 /// MINI COUNTRYMAN、MINI COOPERに続く新世代MINIモデルの第三弾

英国のプレミアム・ブランドMINIに新たにラインアップされるMINI ACEMANは、全く新しい電気自動車専用モデルとして誕生する。全てのMINIモデルは、新世代モデルへ生まれ変わっており、第一弾としてMINI COUNTRYMAN(カントリーマン)、第二弾としてMINI COOPER(クーパー)が誕生しているが、新型MINI ACEMANは第三弾モデルとなる。

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

新型MINI ACEMANは、MINI COOPERと同様にプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントに位置付けられ、現代のいきいきとしたシティ・ライフにマッチする、洗練されたデザインに包まれたボディー、最大1,005リッターまで拡張可能なラゲッジ・スペース、5名乗車を可能とした広い車内空間を実現している。コンパクトなデザインと目を惹くMINIらしいディテールを融合させた、MINI史上初となる電気自動車のシティ・クロスオーバーである。


新型MINI ACEMANを含む、全てのMINI新世代モデルは、顧客のライフスタイルの変化に柔軟に対応し、MINI正規ディーラーでの注文受付に加え、MINIウェブサイト(https://www.mini.jp)を通じて、いつでもどこでも365日24時間利用可能なプレオーダーが可能である。

メーカー希望小売価格(消費税込)

モデルメーカー希望小売価格
MINI ACEMAN E¥ 4,910,000
MINI ACEMAN SE¥ 5,560,000

  • 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となる。
  • 右ハンドル仕様
新型MINI ACEMAN誕生

新型MINI ACEMANは、新しいMINIデザイン言語により、ブランドのデザインDNAを継承しつつ、MINIの本質的な価値への真摯な姿勢が、明瞭かつ流麗にモデル化されている。新しいMINIのデザイン言語は、「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれているカリスマ的シンプルさにより、コンポーネントの数を減らすことで、シンプルなデザインにする事にフォーカスし、感情的かつ直感的に感じ取れるアイデンティティが生まれている。新しいMINIのデザイン言語におけるもう1つの中心的な要素は、持続可能性を考慮した素材の選択である。新型MINI ACEMANのエクステリアおよびインテリア・デザインは、全く新しいモデルであることを彷彿とさせており、さらに、素材からクローム・パーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた新世代モデルであることを印象付けている。



機能面も充実しており、特に安全機能および運転支援システムにおいては最新のシステムが搭載され、今までに経験したことのない体験を提供すると共に、車両に蓄えられている電力を外部に給電することが可能な外部給電機能を装備している。

エクステリア・デザイン

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

新型MINI ACEMANは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインを採用している。全く新しくデザインされたLEDヘッドライト、際立つフロント・グリル、複雑な八角形の輪郭をもつフロント・グリルが相まって、フロント・フェイス・デザインを形作っている。また、重要なものだけを残したクリーンなサーフェスが特徴的であり、ボンネット・スクープ、サイド・スカットル、ロッド・アンテナ等を廃止し、フラッシュ・ドア・ハンドルおよびフィン・アンテナを採用している。



さらに、3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャー・ライトやWelcome/Good-byeライトの採用など、新世代に相応しいMINIらしいギミックを新たに導入している。

インテリア・デザイン

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

新型MINI ACEMANの広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、前方のヘッドアップ・ディスプレイおよび円形有機ELセンター・ディスプレイに映し出される。様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現している。広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を採用している。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、新型MINI ACEMANの新しいインテリアは、温かみのある新素材によって作られている。



最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形有機ELセンター・ディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備している。スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メイン・メニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろんの事、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エア・コンディショナー、各種設定等々、すべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで実施する。

MINIエクスペリエンス・モード

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

全車標準装備のMINIエクスペリエンス・モードにより、新型MINI ACEMANでは、インテリアの雰囲気を一変させることが可能である。ダッシュボード上に最大8パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化する。各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択することが可能である。これらの新たな機能は、個性を活かす手段ともなり、例えば、パーソナル・モードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができ、また、ビビッド・モードを設定すると、流れている音楽のカバー・アートの色に合わせたライト・エフェクトが25色の中から自動で選定され、ダッシュボード上に投影される。この新たな没入感のあるユーザー体験により、新型MINI ACEMANのインテリアにさらなる表現力を与えている。

LEDシグニチャー・ライトおよびWelcome/Good-byeライト

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

新型MINI ACEMANのヘッドライトは、フロントのエクステリア・デザインを印象付けるデザインであると共に、様々な機能が充実している。アダプティブ・ライト、ハイビーム・アシスタントが標準装備されたLEDヘッドライトには、MINIらしい遊び心を表現した機能も新たに導入される。
シグニチャー・ライトは、フロントおよびリア・ライトの点灯方法を3つのパターンから選択でき、その日の気分でカスタマイズが可能である。Welcome/Good-byeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリアのライトがまるで挨拶をするかのように点滅する、MINIらしい機能である。

パワートレインおよびドライビング・ダイナミクス MINI ACEMAN E

新型MINI ACEMAN Eは、最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つ電気自動車であり、停止状態から時速100kmまで、僅か7.9秒で到達する。収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は126.0Ah/42.5kWhを確保し、一充電での走行可能距離は310km*である。

MINI ACEMAN SE

新型MINI ACEMAN誕生

新型MINI ACEMAN SEは、最高出力160kW、最大トルク330Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つ電気自動車であり、停止状態から時速100kmまで、僅か7.1秒で到達する。収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は54.2kWhを確保し、一充電での走行可能距離は406km*である。



新型MINI ACEMANは、ゴーカート・フィーリングを感じさせるスポーティなキャラクターを持つシャシー・システムが採用され、アクセル・ペダルの踏み込みに対する電気モーターの反応を高めることで、最高のドライビング・ダイナミクスを提供する。同時に、乗り心地の面においても高い完成度を誇っており、乗員に快適なドライビングを提供する。



また、MINIエクスペリエンス・モードにより、カスタマイズされたドライビング・エクスペリエンスが提供され、ドライバーは、コンフォートなドライビングを可能とするコア・モード、スポーティなゴーカート・モード、高効率なグリーン・モードの3つより、選択する事が可能である。

先進安全機能ドライビング・アシスト

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

高性能カメラ、レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、レーン・キーピング・アシスト、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)機能を含む最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを新型MINI ACEMANに標準装備している。さらに、新型MINI ACEMAN SEにはアクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)も装備している。



標準装備となるパーキング・アシスタントには、鮮明な画像により車両の周りの状況が確認できるサラウンド・ビュー機能、並列および縦列駐車を容易にするパーキング・アシスト機能、ペダル踏み間違い急発進抑制機能に加え、車両が時速約35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。

車両全方向に対応したドライブ・レコーダー

新型MINI ACEMANには、車載カメラを使用した全方向(前後&左右)記録可能なドライブ・レコーダーを標準装備している。後付けのドライブ・レコーダーと異なり、車両後方の映像もウィンドウ越しではなく直接撮影するので、あおり運転等の危険運転車両と遭遇した際に、車両のナンバーも鮮明に記録すると同時に、サイドのカメラで幅寄せの映像記録にも対応する。また、前方カメラを使ってドライビング中に前方の美しい景色を記録することも可能である。

インテリジェント・パーソナル・アシスタント

新型MINI ACEMAN誕生
新型MINI ACEMAN誕生

AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。
「Hey MINI(ヘイ・ミニ)」と呼びかけるか、ステアリング・ホイールのトーク・ボタンを押すことで、インテリジェント・パーソナル・アシスタントが起動し、ナビゲーション、電話、ラジオ、空調管理など、主要な機能を操作することが可能となり、音声操作によるコミュニケーションは、円型有機ELセンター・ディスプレイ上に、グラフィック、テキスト、アバターからなるアニメーションの形で表示される。

3年間の主要メインテナンスが無償となるMINIテンダー・ラビング・ケア

新型MINI ACEMAN誕生

3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「MINIテンダー・ラビング・ケア」が全車に付帯されているため、車の維持費が大幅に軽減され、より安心なドライブを提供している。

新型MINI ACEMAN商品関連ウェブサイト

主な車両諸元

新型MINI ACEMAN誕生

■ MINI ACEMAN E
全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm、最高出力135kW、最大トルク290Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量126.0Ah/42.5kWh、一充電走行距離310km*。


■ MINI ACEMAN SE
全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm、最高出力160kW、最大トルク330Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量136.0Ah/54.2kWh、一充電走行距離406km*。
*: 一充電走行距離を含め、本リリース内にて記載の諸元値は、全てヨーロッパ仕様車を使用したヨーロッパにおける認可数値であり、日本での認可値とは異なる場合がある。また、一充電走行距離は一定の試験条件下での数値であり、実際の走行条件等により異なる。


06.06.2024 プレスリリース BMW GROUPより

このブランドについて

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    日本ではメルセデス・ベンツに次ぐ高級輸入車メーカーとして定着しているドイツのBMWは、ライバルに対し若々しくスポーティなイメージを持ち味としており、昔ながらのセダンやクーペ、ワゴンのみならず、X5など各種SUV、スポーツカーのZ4や「M」ブランドの高性能モデルがイメージの主流と言えます。高級感あふれるフィーリングと雑味のない吹け上がりでファンの多い直列6気筒エンジンを継続してきた、珍しいメーカーなこともスポーティなイメージに一役買っていますが、近年はBEVなど電動化モデルも拡充しています。2000年代以降は傘下ブランドとしたMINIの影響で、実用的なFF車もラインナップするようになりました。

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