出雲市と日産自動車、電気自動車を活用し持続可能なまちづくりに向け共創
公開日:2024/06/04更新日:2024/06/14
電気自動車を活用した脱炭素化及び強靭化(災害対策)に関する連携協定締結
【協定締結の背景】
出雲市は、2050年二酸化炭素排出実質ゼロをめざして「ゼロカーボンシティ」への挑戦を宣言し、令和4年度に、脱炭素に向けた取り組みの基本方針や数値目標などを盛り込んだ「出雲市環境総合計画」を策定した。令和5年度から、この総合計画に基づき、重点取り組みとして掲げる、省エネルギー対策、デコ活の推進、再生可能エネルギーの導入、次世代自動車の導入、豊かな森林づくりの推進に向けた取り組みを実施している。取り組みの一環として、今後、公用車の電気自動車を含めた電動化を進め、その蓄電機能を脱炭素だけでなく、災害時での活用も検討していくこととしている。
日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、エネルギーマネジメント、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズム、地域交通、次世代教育を通じ、脱炭素化、強靭化(災害対策)の実現により社会変革を促す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を国内の販売会社と共に推進している。EVの普及によるゼロ・エミッション社会構築を目指し、SDGsの達成や地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業の皆さまと連携している。
脱炭素化や強靱化の実現を目指す出雲市が「ブルー・スイッチ」に賛同し、本協定を締結する運びとなった。
【連携項目と取り組み内容】
協 定 項 目 | 具 体 的 取 組 例 |
---|---|
(1) EVの普及・利活用 | ・公用車のEVの計画的整備 ・EV普及に関する諸施策実施(EV補助金の検討、充電スタンド設置) |
(2) EVを活用した環境教育 | ・市民に脱炭素に関する啓発活動を実施 ・市主催のイベントでのEVに関する各種講演の実施や、EV展示、電力供給の協力 |
(3) EVを活用した防災・災害対策 | ・防災イベントにおいてEVを活用した啓発活動の実施 ・発災時に市役所及び販売会社が保有するEVを避難所等の非常用電源として活用 |
(4) EVを活用した地域新興 | ・エコなスポーツ/観光イベント開催による環境負荷低減 |
(5)その他、協議し必要と定める事 |
出雲市、日産自動車、島根日産自動車および日産サティオ島根は、EVの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等、本協定締結に基づく様々な取り組みを行う。今後も、出雲市が目指す「ゼロカーボンシティ」の実現、ゼロ・エミッション社会の先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向け、共創していく。
First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html
日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html
このブランドについて
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NISSAN
日産
かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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