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「VISTA 2024」のジャパンファイナルを開催 世界大会へ向けて開催されるアフターセールス競技大会
公開日:2024/05/24更新日:2024/05/24
VISTAで接客力向上と顧客満足度アップを目指す
「VISTA 2024」は「サービス&リペア コア」ならびに「サービス&リペア プラス」のふたつのクラスに分けて行われ、コアクラスではボルボ・カー杉並(ボルボ・カー・ジャパン株式会社)、プラスクラスではボルボ・カー千里(株式会社ロードカー)が優勝した。なお、今大会ではEVの「EX30」が初めて競技車両として使用された。
また、本年4月13日に行われた「ダメージリペア クラス」の成績発表も行われ、埼玉サービスセンター/SSC BP 2 チーム(ボルボ・カー・ジャパン株式会社)の優勝が発表された。
VISTA(Volvo International Service Training Award)は、ボルボのアフターセールス活動に従事するスタッフを対象に世界規模で実施している競技大会だ。正規ディーラーでボルボ車に携わるサービススタッフの知識や技術の向上を図ることを目的に、1976年から世界各国で開催されており、現在では約70ヵ国から16,000名以上が参加している。日本は1980年から参加している。
第23回となる今大会は、全国から321チーム/642名が参加した。
「サービス&リペア コアクラス」および「サービス&リペア プラスクラス」で準決勝戦を勝ち抜いた上位10チーム(2クラス合わせて40名)が決勝大会に進出。
「コアクラス」は、各チーム2名で、PST(パーソナル・サービス・テクニシャン)1名を含むサービススタッフで構成され、実際の接客サービスの流れに即し、来店したお客様への問診から整備後の説明などお客様対応の総合力がロールプレイ形式で競われた。
「プラスクラス」は、AEVT認定者(高電圧バッテリー取り扱い認定)を含むPST 2名で構成され、EVの実車における故障診断、機能設定などを時間内におこなう実技競技が実施された。
最新のEVやソフトウェアへの対応など新しい分野の知識や技術が求められることを反映し、今回初めてEVである「EX30」を使用した競技内容となった。
「サービス&リペア コアクラス」の優勝はボルボ・カー杉並(ボルボ・カー・ジャパン株式会社)、準優勝はボルボ・カー高松(双日オートグループジャパン株式会社)。「サービス&リペア プラスクラス」は、ボルボ・カー千里(株式会社ロードカー)が優勝、ボルボ・カー東大阪(株式会社ロードカー)が準優勝となった。
今回で2回目の開催となる板金塗装技術を競う「ダメージリペア クラス」は、去る4月13日に競技がおこなわれ、5チームでの争いを勝ち抜いた、埼玉サービスセンター/SSC BP 2チーム(ボルボ・カー・ジャパン株式会社)の優勝が発表された。
各クラスの優勝チームは、2025年春にスウェーデンで開催される「VISTA2024 ウィナーズカンファレンス」に招待され、「VISTA2024グローバル ファイナルコンテスト」へ出場し、世界一の座をかけて各国のウィナーと競う。
ボルボ・カー・ジャパンは、「VISTA」を通じて現場の技術力および接客力を高め、お客様満足度のさらなる向上を目指していく。
VISTA2024 日本決勝大会 開催概要
「サービス&リペア コアクラス」および「サービス&リペア プラスクラス」
日時:2024年5月22日
会場:TFTホール(東京都江東区)
競技参加者:各クラス10チーム/20名(2クラス合わせて40名)
競技内容:
コアクラス:問診、整備後の説明を含む接客ロールプレイ
プラスクラス:実車(EV)の故障診断、機能設定タスクを時間内におこなう実技
入賞チームおよび入賞者
<サービス&リペア コアクラス>
優勝 | ボルボ・カー杉並(ボルボ・カー・ジャパン株式会社) | 渡邉 宏之、箱崎 陸 |
2位 | ボルボ・カー高松(双日オートグループジャパン株式会社) | 山崎 浩二、岸上 真人 |
3位 | 埼玉サービスセンター(ボルボ・カー・ジャパン株式会社) | 原 麻由美、勝田 繁 |
<サービス&リペア プラスクラス>
優勝 | ボルボ・カー千里(株式会社ロードカー) | 森田 高司、住 賢治 |
2位 | ボルボ・カー東大阪(株式会社ロードカー) | 河原 健二、幸津 俊介 |
3位 | ボルボ・カー東名横浜(ボルボ・カー・ジャパン株式会社) | 三條 航太、亀山 幸治 |
「ダメージリペアクラス」
※別日にダメージリペア クラスの決勝が開催され、優勝チームおよび優勝者が表彰された。
日時:2024年4月13日(競技)、5月22日(成績発表)
会場:株式会社スピーディ(競技)、TFTホール(成績発表)
競技参加者:5チーム/10名
競技内容:板金技術および塗装技術
入賞チームおよび入賞者
<ダメージリペアクラス>
優勝 | 埼玉サービスセンター(ボルボ・カー・ジャパン株式会社) | 内藤 孝一、林 潤 |
2位 | 埼玉サービスセンター(ボルボ・カー・ジャパン株式会社) | 塗師 裕一朗、下田 宏樹 |
3位 | 埼玉サービスセンター(ボルボ・カー・ジャパン株式会社) | 小澤 信一、藤原 正人 |
2024.05.24 Volvo Car Japanプレスリリースより
このブランドについて
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VOLVO
ボルボ
スウェーデンのボルボは、1980年代後半から日本でも走行性能や安全性能に秀でたスタイリッシュな北欧系メーカーとして高い評価を受けるようになり、レースでの活躍やステーションワゴンブームの火付け役、衝突安全性能といった面で日本の自動車メーカーにも大きな影響を与えました。21世紀に入ると環境問題に敏感な国情も反映してHEVやPHEVなど電動化技術でも他の欧米系メーカーとは一線を画すほど熱心に取り組み、2020年代はじめに全車種の電動化を終えると、続けて2030年代には全車種のBEV化を宣言しました。派手なパフォーマンスよりも「シンプルにより良く安全に」という姿勢に好感を持つユーザーも増えています。