日産フォーミュラEチーム、モナコで6位と8位に入賞
公開日:2024/05/08更新日:2024/05/08
モナコ戦振り返り:チームの努力とポイント獲得、次戦への展望
決勝は、31周中に2度セーフティーカーが入るレースとなった。このようなレース展開の中、ローランドは15位、フェネストラズは14位のスタートから追い上げを果たし、それぞれ6位、8位でゴールし、3戦連続で入賞およびポイント獲得を達成した。チームは今シーズンの過去6戦でポイントを獲得しており、チームの順位は4位をキープしている。そしてローランドは引き続きシリーズチャンピオンを狙えるポジションに位置している。
次戦よりシーズン10は後半戦に突入し、ドイツ、ベルリンでのダブルヘッダーに挑む。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは次の通り話した。
「モナコ戦はセッション間のターンアラウンドの時間が短く全てのチームが苦戦しました。私たちのチームはタイヤにいくつかの問題があり、残念ながら予選ではパフォーマンスを発揮できませんでしたが、両ドライバーは2台ともトップ10に入るという今回の戦略を完璧に実行し、しっかりポイントを獲得してくれましたので、目標は達成したと言えるでしょう。次戦の改善計画は既に出来ています。」
オリバー ローランド
「興味深いレースでしたが、自分たちのパフォーマンスに満足しています。予選は厳しく、スピードもこれまでのレースほどではありませんでしたが、その理由を考えて次の大会にまでに修正していきたいです。しかし、チームとしては良い結果を残せたことは満足しています。レース中、フェネストラズは私の傍を離れず、共に順位をあげることができました。非常にポジティブなことです。私たちはまだチームとして成長し、結果もついてきているので、自信を持ってベルリンに挑みます」
サッシャ フェネストラズ
「過去3大会で3ポイントを獲得できたことは、私にとってはうれしいことです。厳しい予選でしたが、決勝でローランドと共にポイントを獲得できたことにも満足しています。お互いに助け合いチームとして良いレースができたと思います。今シーズンは苦しい立ち上がりでしたが、シーズンを通して改善してきたので、この流れを継続して表彰台を目指します。チームも車も好調ですが、引き続き努力し、成長していきます。」
2024/05/08 日産自動車ニュースルームより
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かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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