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アルファ ロメオ:「ミラノ」のモデル名はNG?「アルファ ロメオ ジュニア」に変更
公開日:2024/04/16更新日:2024/04/16
多くの候補の中から「アルファ ロメオ ジュニア」に決定
● アルファ ロメオの将来にとって最も重要な週において、最近発表された新型コンパクトスポーツカーとしてブランドに選ばれた「MILANO(ミラノ)」という名前の使用について、イタリア政府より法律で禁止されているとの発表があった。
● 「ミラノ」という名前は好評で、1910年に私たちの歴史が始まった都市に敬意を表するために選んだ。アルファ ロメオがクルマの名前を選ぶ際に一般の意見を求めるのは、これが初めてではなかった。1966年、スパイダー1600の際に一般の方が選んだ名前が、デュエットだった。
● アルファ ロメオは、名前がすべての法的要件を満たしていると確信し、新しいクルマの名前よりも重要な課題が(政府には)あると考えていましたが、「ミラノ」を「アルファ ロメオ ジュニア」に変更することを決定した。
● アルファ ロメオは、一般からのポジティブなフィードバックや、イタリアのディーラーネットワークからの支援、新型車に対するメディアの注目を集めてくれたジャーナリスト、またこの議論によってもたらされた無料の宣伝に対し、政府に感謝する。
● ユニークなストーリーと多くの候補があるなかで、名前の変更は大きな問題ではなかった。実際に、一般から集まったいくつもの名前を再度見直すことは、我々にとって喜びでもあり、その中に「アルファ ロメオ ジュニア」が含まれていた。
ジャン=フィリップ・インパラート - アルファロメオ CEO
「私たちは、この瞬間がブランドの歴史に刻まれることを理解しています。それは大きな責任ですが、同時にエキサイティングな瞬間でもあります。アルファ ロメオ ジュニアの名前は、ブランドの歴史に強く結びついており、始めから私たちが評価していた名前の1つで、一般の方にも支持されていたため、その選択はととても自然なものでした。チームとして、私たちはブランドへの情熱を共有し、製品とお客様を優先させるために再度名前を選びました。名前の変更が必要ではないと分かっているにもかかわらず、私たちがそうすることを決定したのは、私たちの製品がいつもポジティブな感情を引き起こし、あらゆる種類の論争を避けるためです。過去数日間に受けた、新しいスポーツコンパクトカーへの注目には興奮しています。オンラインサイトへの訪問が前例のない件数に達し、ウェブサイトが数時間にわたってクラッシュするほどでした」
ステファノ・オドリーチ - イタリア アルファ ロメオ ディーラー協会会長
「アルファ ロメオは幅広く知られているブランドであり、情熱とポジティブな感情を受け入れています。これは、私たちの顧客がディーラーでアルファ ロメオのクルマを見て試乗したり、購入をして納車されるときに、目に見えて感じることができます。この新しいクルマが受ける顧客からのパッションや、大きな影響を与える様々なニュースに鑑みて、このクルマの名前をミラノからアルファ ロメオ ジュニアに変更するという決定を歓迎したいと思います。アルファ ロメオ ジュニアもミラノも、ともにブランドの歴史に根ざしている美しい名前です。双方の名前が一般の人々から人気を博したことは、偶然ではありません」
「アルファ ロメオ ジュニア」、その名前の由来
ジウジアーロ氏によってデザインされた、ジュリアやジュリアスプリントGTクーペバージョンの成功を受けて、アルファ ロメオの目標は、高額な購入費用やランニングコストを抑え、優れたクルマを追い求める新しい顧客を引きつけることだった。1966年9月26日、GT1300ジュニアがバロッコで発表されましたが、ジュリアという名前が付いていなかったにもかかわらず、それは新しいアルファ ロメオのリーダーとなった。実際、スパイダーに類似したバージョンもジュニアとして認識されている。メカニカルな変更点は、1290ccツインカムエンジンの採用であり、単一のパワーサプライと新しい燃焼タイミングにより、最高出力89hpを発揮、最高速度が170km/hを超えるまでになった。これらはGT1600よりわずかに劣るものの、高水準のパフォーマンスとドライビングの楽しさを味わえるのが特徴だ。車体も専用で若々しいトリムに変更された。GT1300ジュニアは、9万2千台以上の販売を記録し、すぐにラインアップにおけるベストセラーとなり、その時代の真のステータスシンボルとなった。
2024年4月16日| プレスリリース | ALFA ROMEOより
このブランドについて
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CITROEN
シトロエン
現在は多国籍メーカー「ステランティス」傘下にあるフランスのシトロエンですが、オシャレな服や靴のようにファッショナブル、実に個性豊かで人目につくのを恐れないほどアバンギャルドなデザインが魅力。同じフランスの盟友プジョーが落ち着いた雰囲気なのとは対象的、イタリアのフィアットグループと並ぶエモーショナルな内外装は、まさにラテン系イタフラ車の真骨頂であり、デザインでクルマを選びたい、毎日乗るたびにワクワクしたいというユーザーにはうってつけです。そんなシトロエンも現在の日本ではSUVまたはクロスオーバー系のラインナップで固められ、BEVのE-C4エレクトリックやC5のPHEVなど、電動車も増えています。