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BMWグループ、BEV成長への道を歩み続ける:電気自動車の販売台数が100万台に到達

+++BMWグループ、第1四半期の総販売台数は594,671台+++成長の牽引役は、電気自動車とハイエンド・プレミアム・セグメントのモデル+++BMWブランドの世界販売台数は2.5%増加、電気自動車の納車台数は40.6%成長+++世界の主要市場すべてにおいて、BEV販売台数の伸びを記録+++ヨッヘン・ゴラー:「電気自動車の販売台数が100万台に達し、当社の製品ポートフォリオへの評価の高さが実証された」+++

BMWグループはエレクトロモビリティを着実に拡大

ミュンヘン発:BMWグループは市場変動が激しい状況下、高評価を得る製品の提供を通じて、2024年もエレクトロモビリティを着実に拡大し続けている。今年1~3月期、同社は世界中の顧客にBMW、MINI、ロールス・ロイスの電気自動車を合計82,700台納車し、BMWグループ全体のBEV販売は前年同期比で27.9%の成長となった。電気自動車の販売増加は、主にグローバル地域・国のすべてにおいて、バランスの取れた業績を収めたことに支えられた。



BMW AGカスタマー・ブランド・セールス部門取締役であるヨッヘン・ゴラーは、次のように述べている。「BMWグループは、BEVの成長軌道を歩み続けています。初めての電気自動車として、BMW i3の販売開始以降、100万台目となる電気自動車を納車し、当社の製品ポートフォリオが非常に高い評価を獲得していることを示す重要な節目に到達しました」。電気自動車に加え、効率性の高い内燃エンジンとプラグイン・ハイブリット技術は、依然としてBMWグループのドライブ・トレイン製品群を構成する重要な要素である。ヨッヘン・ゴラーは、こう付け加えた。「BMWグループは、多様なドライブ・トレインと極めて高い柔軟性を提供できるため、変遷するお客様のご要望を満たす製品やサービスを十分に取り揃えています。これは、激しさが増す市場環境において、非常に有効な戦略であるといえます」。



今年第1四半期、BMWグループは合計594,671台(1.1%増)の自動車を顧客に納車した。とりわけ欧州市場では、同期に227,784台のBMWおよびMINIを納車し、2023年同期比で5.5%増となる安定した成長を遂げた。BMWグループは目覚ましいBEV販売の伸びに加え、ハイエンド・プレミアム・セグメント車の販売においても前年同期比21.6%増を記録した。中でもBMW 7シリーズは、グローバル市場で顕著な伸びを示し、前年の第1四半期と比べて2桁成長を達成した。



BMWグループは、2024年は自動車部門における納車台数が微増し、電気自動車とハイエンド・プレミアム・セグメント・モデルが成長の柱になると予測する。今年度、この2つのセグメントは大幅な2桁成長を達成すると同社は期待する。

BMWブランドのBEV販売は好調に推移

2024年第1四半期、BMWブランドはグローバル市場で前年同期比2.5%増となる531,039台の自動車を顧客に販売し、とりわけBEVの販売が好調であったと報告した。世界における同期のBMW電気自動車の販売台数は78,691台となり、前年と比べて40.6%成長した。


BMWは多様な電気自動車を提供するが、なかでもBMW i4、BMW iX3、BMW iX1、BMW iX、BMW i7は、とりわけ需要が高かったモデルである。また、3月にデビューした新型BMW iX2も顧客から好意的な反応を得ている。新発売されたBMW 5シリーズでは、電気駆動のBMW i5を含む4種類のドライブ・トレインを提供し、特に高い人気を誇っている。

BMW Mの感動的な走りは高い顧客需要を維持

BMW Mモデルは、昨年度第1四半期に達成した史上最高の販売台数を再び更新し、2024年初頭から3月まで持続的な成長を示している。合計48,110台を販売し、前年同期比3.6%の伸びがみられた。この好調な四半期実績の主たる牽引役を担ったのは、根強い需要を獲得するBMW M2、M3セダン、M3ツーリング、BMW XMなどのハイパフォーマンス・モデル、および新発売のハイパフォーマンス派生モデルのBMW X1 M321、M760e、i7 M70、i5 M60である。



したがってBMW M GmbHは、2024年末まで前向きな見通しを立て、さらにハイパフォーマンス・セグメントとハイパフォーマンス・エレクトロモビリティでおける主導的な立場を引き続き強化しながら、電気自動車の製品レンジを拡大する計画である。

フルスピードで準備が進む新型MINIファミリー

2024年第1四半期には、62,107台のMINIが顧客に納車された。販売台数が増加した国・地域には、英国、スペイン、ポルトガル、中国、南アフリカ、韓国、中南米が含まれる。新型MINIファミリーの発売準備は、全速力で進んでいる。2月後半にはライプツィヒ工場で製造された新型MINI Countryman(カントリーマン)を発表し、内燃エンジン型と電気駆動型の2種類で提供する。数か月後には、MINI Cooper(クーパー)が電動モデルおよび内燃エンジン搭載車として市場デビューする予定である。同じくクロスオーバー・モデルの新型MINI Aceman(エースマン)も2024年4月に世界市場で初披露される。

ロールス・ロイス・モデル。世界中で堅調な需要が続く

ロールス・ロイスは、同社の計画に沿って第1四半期に1,525台(7.0%減)の自動車を世界中の顧客に納車した。同期には、魅力的で精巧なビスポーク作品が数多く制作され、さらにロールス・ロイスが提供する3作目のコーチビルド・コミッション、アルカディア・ドロップテイルが発表された。

BMW Motorrad、史上最高の月間販売台数を3月に達成

BMW Motorradは好調な需要に支えられ、2024年第1四半期に合計46,434台のモーターサイクルとスクーターを顧客に販売した。これは前年同期に達成した過去最高の販売台数に比べ3.1%減となるものの、3月には24,000台を超える販売を記録し、BMW Motorradブランド史上最大の月間販売台数を獲得した。同社はこの勢いを力に、今後数カ月に予定される複数の魅力的な新製品の発表と共に、確かな展望を描いている。世界市場の顧客から高い評価を獲得する磁となるのは、セグメントを構成する優れたモデルなどの豊富な製品ラインアップおよび、印象的なF 900 GSモデルなど、人気の高い新製品である。

地域/市場におけるBMWとMINIの販売台数

米国では、2024年1月~3月に合計90,844台のBMWおよびMINI自動車を顧客に納車し、1.2%の増加となった。


欧州における第1四半期のBMWおよびMINI自動車の販売は、合計227,784台(5.5%増)を記録した。


ドイツでは、同期に61,976台のBMWおよびMINI自動車を販売し、7.6%成長した。


中国の市場で第1四半期に販売されたBMWおよびMINI自動車は、187,452台であった(3.8%減)。

2024年3月時点での第1四半期におけるBMWグループ販売台数の概要

2024年


第1四半期

対前年比


%

当年度初めから2024年3月まで

対前年比


%

BMWグループ自動車594,671+1.1%594,671+1.1%
BMW531,039+2.5%531,039+2.5%
- BMW M GmbH48,110+3.6%48,110+3.6%
MINI62,107-9.4%62,107-9.4%
BMWグループ電気駆動車1122,616+11.0%122,616+11.0%
BMWグループのBEV82,700+27.9%82,700+27.9%
ロールス・ロイス1,525-7.0%1,525-7.0%
BMW Motorrad46,434-3.1%46,434-3.1%

1BEVおよびPHEV


2024年


第1四半期

対前年比


%

当年度初めから2024年3月まで

対前年比


%

欧州227,784+5.5%227,784+5.5%
ドイツ261,976+7.6%61,976+7.6%
アジア244,026-2.8%244,026-2.8%
中国187,452-3.8%187,452-3.8%
南北アメリカ大陸108,484+1.0%108,484+1.0%
米国90,844+1.2%90,844+1.2%

2暫定登録数


10.04.2024 プレスリリース BMW GROUPより

このブランドについて

  • BMW

    BMW

    日本ではメルセデス・ベンツに次ぐ高級輸入車メーカーとして定着しているドイツのBMWは、ライバルに対し若々しくスポーティなイメージを持ち味としており、昔ながらのセダンやクーペ、ワゴンのみならず、X5など各種SUV、スポーツカーのZ4や「M」ブランドの高性能モデルがイメージの主流と言えます。高級感あふれるフィーリングと雑味のない吹け上がりでファンの多い直列6気筒エンジンを継続してきた、珍しいメーカーなこともスポーティなイメージに一役買っていますが、近年はBEVなど電動化モデルも拡充しています。2000年代以降は傘下ブランドとしたMINIの影響で、実用的なFF車もラインナップするようになりました。

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