日産フォーミュラEチーム第6戦でローランドが優勝 フェネストラズが両レースともトップ10入り

日産自動車株式会社は、イタリアのミサノで開催されたフォーミュラE世界選手権シーズン10の第6戦と第7戦に参戦し、第6戦においてオリバーローランドがGen3マシンでチーム初となる優勝を飾り、サッシャ フェネストラズはダブルヘッダーの両レースでポイントを獲得した。

チームランキングは4位

ミサノ・ワールド・サーキットで行われた土曜日の第6戦において、ローランドは5番手でスタートした後、素晴らしいパフォーマンスを見せて終始強いペースで走り切った。レース自体は2位でのゴールでしたが、その後の車両検査で暫定1位のドライバーが失格となり、ローランドが繰り上がり優勝となった。日曜日の第7戦ではローランドは10番グリッドのスタートから追い上げ、先頭集団で勝負しましたが、データの技術的な問題が原因で、最終ラップでマシンがストップしてしまった。


サッシャ フェネストラズは、土曜日の第6戦では懸命な走りで9位に入り、ポイントを獲得して翌日の第7戦につなげた。日曜日は13番スタートから、素晴らしい走りで見事な追い上げを見せ、5位でレースを終え、両レースでポイントを獲得した。


また、金曜日には若手ドライバー向けのセッションFP0(フリープラクティス0)が開催された。日産フォーミュラEチームのリザーブ兼シミュレータードライバーであるカイオ コレットは、同セッションにおいて初めて日産「e-4ORCE 04」をドライブし、チームの週末のレース参戦に向けた準備に貢献した。


イタリア大会の結果を反映したドライバーズランキングで、ローランドは同率1位の2人から9ポイント差の3位を維持、チームランキングでは4位となった。チームは次回、4月27日(土)に開催される第8戦モナコ大会に向け既に準備を始めている。


日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは次の通り話した。
「全体的に見て非常に良い週末のレースとなりました。ローランドは土曜日に見事な走りを見せ、Gen3マシンになってチーム初となる、公式レースでの優勝を飾ってくれました。日曜日は非常に悔しい一日で、ほんの小さなミスで5回連続の表彰台を逃してしまいました。ローランドはとても調子が良かったので、非常に残念です。フェネストラズは好調を維持しています。土曜日のポイント獲得に続いて、日曜日は先頭集団に追いつき上位争いを繰り広げるという成長を見せました。戦略面で私たちは多くのことを改善してきましたので、この良い雰囲気のまま、2週間後のモナコ大会でまた結果を出せるように準備を進めていきます」

オリバーローランド

「日曜日のレースは悔しい結果でしたが、全体的にはミサノ大会のパフォーマンスに満足しています。私たちは素晴らしい状態にありますし、ミサノで26点を獲得できたことはとてもポジティブなことです。マシンの調子も良く、両レースともにチームの戦略がしっかりしていたので、次のレースでもこの点を意識したいと思います。残念なことに、第7戦ではスタート時のラップカウントに問題があり、残りの周回数を少なくカウントしていました。とはいえ、勝利まであと僅かでしたし、今回達成したことを誇りに思っています。次につなげたいです」

サッシャ フェネストラズ

「第6戦、第7戦ともにポイントを獲得できたことは、私にとって一歩前進です。この種のレースでは、タイミングを逃さず適切なポジションにいることがすべてです。私はローランドから多くを学び、成長してきました。予選では順位を落としてしまったので、決勝ではトップ10に入るために戦いました。困難なレースが続いた後なので、5位には満足していますし、しっかりとポイントを獲得できました。私たちはレース毎に成長しているので、モナコで強いポジションを維持するために引き続き努力していきます」

カイオ コレット(リザーブ兼シミュレータードライバー)

「FP0で初めて日産『e-4ORCE 04』を運転できて本当に嬉しかったです。私に与えられた役割は、データを収集し、計画通りにレースを運ぶことです。この点において上手くいったと思っています。とても良い経験でしたし、チームの力になれたことを嬉しく思います。また車に乗れることを楽しみにしています」



2024/04/15 日産自動車ニュースルームより

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    かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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