日産自動車、フォーミュラEの2024年東京大会におけるオフィシャル レースパートナーシップを締結
公開日:2024/03/21更新日:2024/03/21
Formula E Operations Ltd.とオフィシャル レースパートナーシップを締結
本パートナーシップは、電動化のイノベーションや持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを推進する日産と、電気自動車(EV)の普及促進をミッションとするフォーミュラEの思いが合致し、実現した。
本大会の公式レースパートナーとして日産は、大会当日に行われたファンエキシビジョン「エレクトリフィケーション・ラップ」において、SUPER GT GT500クラスのドライバーがNISMOモデルのEVでデモンストレーション走行を行い、初開催となる東京大会を更に盛り上げる。
東京大会のコースは、東京ビッグサイトを囲むように設置。18のコーナーを含む全長2.58kmのストリートサーキットは、3本の長いストレートやタイトでテクニカルな連続コーナーなどで構成されるのが特徴だ。さらに、レース会場に設置されるファンビレッジでは、ゲーミングアリーナやキッズゾーン、表彰式が行われるステージエリアなどが用意され、フォーミュラ Eの世界感を味わえるコンテンツを楽しむことができる。
日産フォーミュラEチーム マネージングディレクター兼チーム監督 Tommaso Volpe(トマソ ヴォルペ)コメント
「日産は歴史的な開催となる東京大会で、フォーミュラ Eとパートナーシップを組めることを嬉しく思います。このコラボレーションはレースを超えて、日産のよりクリーンでワクワクする未来を目指すビジョンとともに、東京大会をイノベーションとサステナビリティの祭典へと導くでしょう。日産が「他のやらぬことを、やる」精神で、東京大会と電気自動車のモータースポーツに貢献できることを誇りに思います」
Formula E 共同創設者/チーフ・チャンピオンシップ・オフィサー Alberto Longo(アルベルト・ロンゴ)コメント
「卓越した技術力とエンジニアリングで尊敬を集める日本に、フォーミュラEレースを紹介できることを嬉しく思っています。ともに持続可能な未来を目指す日産自動車とのパートナーシップは、この画期的なイベントを盛り上げるだけでなく、ファンの体験も大きく向上させることでしょう。ファンの皆さまにフォーミュラEの感動をお届けするのが待ちきれません」
日産フォーミュラEチームについて
日産は、日本の自動車メーカーとして初めてABB FIAフォーミュラE世界選手権にシーズン5(2018/19シーズン)から参戦しており、現在でも日本で唯一の参戦メーカーだ。日産は、フォーミュラE世界選手権への参戦を通じて、ゼロ・エミッションEVが提供するワクワクする楽しさを世界中のお客さまにお届けしている。
2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現するため、2030年代早期より、主要市場に投入する新型車をすべて電動車両としていく。日産はレースカーと市販車より得る知識や技術を相互に活かし、お客さまにより良いEVを提供することを目指している。詳しくはこちら
Formula EとABB FIA Formula E世界選手権について
世界初のオールエレクトリックFIA世界選手権であり、創設以来ネット・ゼロ・カーボンに認定された唯一のスポーツであるABB FIA Formula E世界選手権は、世界で最も象徴的な都市の中心で劇的なレースを展開し、世界の主要自動車メーカーに電気自動車のイノベーションを促進するためのエリートモータースポーツのプラットフォームを提供している。
チーム、メーカー、パートナー、放送局、開催都市からなるフォーミュラEのネットワークは、スポーツへの情熱と、人類の持続可能な進歩を加速させ、人々と地球にとってより良い未来を創造する可能性への信念によって結ばれている。
www.FIAFormulaE.com
ABBについて
ABBは、電化と自動化のテクノロジーリーダーとして、より持続可能で資源効率の高い未来を実現している。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結びつけることで、モノの製造、移動、電力供給、操作の方法を最適化している。130年以上にわたる卓越した技術を基盤に、ABBの約10万5千人の従業員は、産業の変革を加速させるイノベーションの推進に取り組んでいる。
www.abb.com
2024/03/21 日産自動車ニュースルームより
このブランドについて
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NISSAN
日産
かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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