日産フォーミュラEチーム、初のホームレース 東京大会へ
公開日:2024/03/21更新日:2024/03/21
フォーミュラE世界選手権シーズン10
オリバー ローランドは前戦のサンパウロ大会で、最終ラップの最終コーナーで前を行く2台を追い抜き、ディルイーヤ大会から2戦連続で表彰台を獲得し、勢いに乗っている。また、2019年から2022年まで日本でのレース経験があるサッシャ フェネストラズは、慣れ親しんだ日本で好成績を狙い、レースに挑む。
日産フォーミュラEチームは、この記念すべき東京大会に向けて、2台の「日産e-4ORCE 04」マシンに、これまで以上に日本らしさを表現した東京大会限定のカラーリングを施した。
また、レース前には、日産フォーミュラEの Gen2マシン、「NISSAN LEAF NISMO RC」、「日産アリア NISMO」など、複数の日産のEVをNISMOレーシングドライバーが運転し、30分間のデモンストレーション走行を行い、EVならではの爽快な走りを披露した。当日は日産専用の観戦スタンドに、日産関係者やゲストなど約3,000人が応援に駆け付ける予定だ。
フォーミュラE初となる東京大会は、東京ビッグサイト(東京国際展示場)を囲む全長2.582kmの公道サーキットで開催された。18のコーナーと3本のストレートで構成される本コースは、前半にタイトで難易度の高い低速コーナーが集中し、第10、15、17コーナーがオーバーテイクの勝負所となる。
予選は3月30日(土)の10:20、決勝は15:00に開始予定。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「直近の二大会で連続して表彰台を獲得できたことは、チームの自信に繋がりました。高い競争力を証明し、良い状態でホームデビュー戦に挑めるので、チームの士気も上がっています。フォーミュラE世界選手権は日産の電動化戦略において重要な役割を担っており、日本のファンの前でレースができることを誇りに思います。日産の従業員全員がチームを応援してくれていますし、長年の夢が叶う瞬間です。特別な一日となるよう東京大会限定のマシンのカラーリングも披露しますし、デモ走行など特別なイベントをたくさん用意していますので、みんなで盛り上げていきましょう」と語った。
ドライバーコメント
サッシャ フェネストラズ
「本当にワクワクしています。キャリアの多くを日本で積んだので、日本のファンが素晴らしいこともよく知っています。日産チームにとって初めてのホームレースなので、ファンの皆さんの応援が楽しみです。私にとっても東京大会はホームレースのような感覚です。コースも面白そうなので、レースが待ち遠しいです」
オリバー ローランド
「ディルイーヤに続いて、サンパウロでも表彰台を獲得できました。この調子を維持して次のレースに挑みます。日本でのレースは、カート時代に何度か経験がありますし、ニスモフェスティバルで受けた日本のファンからの声援は他のどこにも負けない程素晴らしいものでした。ファンからの応援は、チャレンジするためのエネルギーに変わりますし、いい意味でのプレッシャーだと思っています。チームにとっては重要なレースです。早くコースに出て熱気を味わいたいですね」
このブランドについて
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NISSAN
日産
かつては日本第2位の自動車メーカーであり、自他ともに求める「技術の日産」として、真剣なクルマ選びに値する玄人好みのクルマがユーザーに支持される日産自動車。フェアレディZやスカイライン、GT-Rといった歴史と伝統を誇るV6DOHCターボエンジンのハイパワースポーツをイメージリーダーとして大事にする一方、2010年に発売したリーフ以降、SUVのアリア、軽自動車のサクラなど先進的なBEVをラインナップ。さらにエンジンを発電機として充電いらず、従来どおり燃料の給油で乗れる「e-POWER」搭載車を増やしており、モーターのみで走行するクルマの販売実績では、日本No.1の実績を誇るメーカーでもあります。
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