トヨタ自動車、車載用電池の量産体制を強化
公開日:2024/03/05更新日:2024/03/05
PEVEを完全子会社化し、多様な電動車用電池を量産へ
トヨタ関連企業の電池量産体制については、現在、PEVEがハイブリッド車(以下、HEV)用電池を、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社(出資比率:トヨタ 51%、パナソニックHD 49%)が電気自動車(以下、BEV)・プラグインハイブリッド車(以下、PHEV)・HEV用電池を、さらに株式会社豊田自動織機がHEV用電池を量産している。今後も電池の量産や開発において、これらの企業と引き続き連携していく。
PEVEは今後、HEV用電池に加え、BEV・PHEV用電池も含めて生産する予定。PEVEが多様な電動車用電池を量産することで、電池の需要拡大に対して柔軟に応えることができるほか、量産の競争力をさらに高めることが可能となる。
電池の競争力を高めることで、電動車の商品力を高め、マルチパスウェイを軸にしたカーボンニュートラルの実現に貢献していく。
PEVE概要
会社名 | プライムアースEVエナジー株式会社(今後の社名変更を検討中) |
従業員数 | 約4,700名 |
沿革 | 1996年12月 パナソニックEVエナジー(株)設立(出資比率はトヨタ 40%、パナソニックHD* 60%) 2005年10月 HEV市場の拡大に伴い増資 トヨタ単独で増資を引き受け、出資比率変化(トヨタ 60%、パナソニックHD* 40%) 2010年6月 プライムアースEVエナジー(株)へ社名変更 トヨタ単独で増資を引き受け、出資比率変化(トヨタ 80.5%、パナソニックHD 19.5%) |
*当時は松下グループ(松下電器産業株式会社、及び松下電池工業株式会社)
2024年03月05日 トヨタより
このブランドについて
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TOYOTA
トヨタ
常に世界の最多生産台数を争い、日本のみならず世界を代表する自動車メーカー、トヨタ。多くの日本車メーカーと深い関わりを持ち、グループ全体で超小型車からバス・トラック、産業車両まで網羅したフルラインナップ・メーカーであり、近年は実用性やコストパフォーマンスのみならず、スポーツ性など走る楽しみにも力を入れています。世界初の量販ハイブリッドカー「プリウス」から電動化技術では最高の蓄積を持ち、自動運転技術の実用化、新世代モビリティと都市生活の在り方を模索する「ウーブン・シティ」へ多大な投資を行う一方、電動化だけがエコカー唯一の選択肢ではないというスタンスも崩さず、死角のない全方位戦略が現在の特徴です。